虚構と「俺の嫁」

アイドルやフィクションのキャラクターに対して「俺の嫁」と云える意識について。アイマス絡み。
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@poge

アイドルファンはアイドルとセックスしたいと思うのだろうか。アニメオタクはキャラクターとセックスしたいと思うのだろうか。アイドルは他人だし、アニメはただの絵だ。

2010-02-20 18:30:56
@sid_a

.@poge 実際のアイドルは他人だし、アニメは絵ですけど、そんなこととは無関係にそこに立ち現れるキャラクターはある種の実存であるはずです(少なくともファンにとっては。でなければどうしてファンであれるでしょう?)。まあ、セックスしたいと思うかはまた多少ずれる話でしょうが。

2010-02-20 18:46:57
@poge

現実と虚構を厳密に切り分けようと努力しているのだが、複雑に絡み合った事象の糸を解きほぐすのは容易ではないな。「現実と虚構」という二項対立がそもそもナンセンスにも思えてくるし。

2010-02-20 18:54:16
@poge

@sid_a 虚構のキャラクターにexistenceを見るのは古来よりホモ・サピエンスの得意とすることですが、セックスという生活レベルの行為を求めるのが良く理解できないのです。ポルノ商品ならわかるんですが。

2010-02-20 19:03:10
@sid_a

@poge 先ほどのpogeさんのポストと関連しますが、僕は、虚構と現実というのは本来区別できないものだと考えています。実存を認めてしまったなら、その先に『現実の』人間と同じものを望む人がいても不思議ではないように思っています。生活と地続きの認識をしてしまう人はいるだろう、と。

2010-02-20 19:08:58
@sid_a

@poge あと個人的に気になるのが「ポルノ商品ならわかる」というところで、ポルノと非ポルノを区別する感覚が、僕にはよくわからないです。どんな商品でも「望む」人は望むだろうし、何とも思わない人はいるだろうし、と思うので。ポルノ/非ポルノの区別はどこで付けられるとお考えですか?

2010-02-20 19:14:19
@sid_a

「どんな作品でも妄想するやつはいるだろ(受け手の解釈次第だろ)」というのは、メッセージというものに対する僕の基本的な考え方なんだけど、それは僕が『腐』であることと関係あるんだろうか、などと考えてみる。そういうわけではないつもりなんだけど。

2010-02-20 19:17:32
@poge

@sid_a AVやIV(の大部分)、エロゲやエロ漫画はわかりやすい意味でのポルノだと考えます。それらを性的妄想のために消費するのは理にかなっていると思います。

2010-02-20 19:38:46
@sid_a

@poge なるほど。ただ、「静的妄想のために」≒オカズとして消費する、というのと、「キャラクターとセックスしたいと望む」のは、全く違う心の動きだと僕には思えます。後者はむしろ「俺の嫁」という意識に近いのではないかと。なので、ポルノ/非ポルノの区別とは別軸の話に思えるのです。

2010-02-20 19:44:09
@poge

@sid_a そこが僕にとっての疑問であり鬼門の核心なんですが、「俺の嫁」という感覚がさっぱりわからないのです。自分は相当ねじれたアイドルマスターファンで、キャラクターと(もともと虚構であるはずなのに)相当な距離を持って接してしまいがちです。天使や精霊を見ているような気持ちです。

2010-02-20 19:55:18
@sid_a

@poge あのシステムとストーリーにおいて(Pとして)プレイしながらアイドルたちと距離を保てるというのは、信じ難くも羨ましいです。そここそ僕がアイマスを「プレイしない」最大の理由なので。僕は距離を保つ自信が無い。ここでお互いどう感覚を伝えるかの壁に当たった気がします。

2010-02-20 20:03:22
@sid_a

@poge 僕は彼女たちを「俺の嫁」と呼びたくはない。それはつまり、「俺の嫁」と呼んでしまう感覚を自分が持っているということです。つまり……キャラクターとの「やりとり」の中で、そこに偶像以上の、現実の人間と変わらぬ実存を見出してしまうということ。現実に物語が食い込んでくる感覚?

2010-02-20 20:07:28
@poge

@sid_a 無印かSPを是非プレイしていただきたい。キャラクターとのコミュニケーションは偶像により深い彩りと襞を与えてくれるはずです。それでなお僕は「プロデューサー」ではなく「Pとアイドルたちが綴る物語」を眺める「プレイヤー」というポジションから動けないでいるのですが。

2010-02-20 20:17:09
@sid_a

@poge やはりプレイするしか……まずはハード買うところからですが。でも確かに、そこを通過しない限り、僕から投げられる言葉はもう無いような気がしてきました。正直ものすごく怖いんですけれど(いろんな意味で)現実的に検討してみます。

2010-02-20 20:24:23