ニュースを読む「東洋経済◆子ども被災者支援法"骨抜きバイアス"の実態　英文の勧告を誤訳、健康調査拡大を先延ばし」(アナンド・グローバー氏)

木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

国連人権理事会特別報告者の勧告に対する国の反論文書に、意図的な誤訳の疑い。複数の省庁が内容を確認する文書に「誤訳」などあるのか。→子ども被災者支援法「骨抜きバイアス」の実態　東洋経済オンライン http://t.co/VntdlcAs69

木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

１）原文The health management survey should be provided to persons residing in all affected areas with radiation exposure higher than 1 mSV/year

木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

２）勧告を直訳すれば、「「1ミリシーベルト以上の放射線量のすべての地域に住む人々に対して、健康管理調査が提供されるべきであること」。ところが日本政府は「すべての地域」の部分を、原文にはない「避難区域」と翻訳し「実施済み」と回答した。この部分をＳＡＦＬＡＮの河崎弁護士が指摘。

木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

３）すると外務省の山中修総合外交政策局人権人道課長は「内容は所管省庁の了解を得ている」と説明した。問題になったパラグラフ７７は、福島瑞穂議員の質問趣意書への回答によれば、内閣府、文科省、厚労相、環境省の関係部署が作成している。誤訳とすれば、彼らすべてが間違ったことになる。

木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

４）院内集会で環境省放射線健康管理担当参事官室・桐生康生参事官は、原文にある「「affected areas」をどう考えるか」とも述べた。日本政府は勧告への回答文書中で、これをすべて「避難区域」と訳している。このためＳＰＥＥＤＩ情報の提供についても−−−（続）

木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

５）ＳＰＥＥＤＩ情報の提供についての勧告も、「避難区域における情報の収集・普及において、SPEEDIといった技術の利用を即時かつ効果的に提供すること」と翻訳。でも原文は「affected areas」なので地域を限定していない。

木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

６）改めて勧告に対する政府の回答を見てみると、できるかぎり内容の範囲を限定することで、求められている施策の幅を狭くしている印象を受ける。官僚得意の「間違ってないけど、正しくもない」書き方で、批判をかわすことはできても、誰のためにもならない内容なのが気持ち悪い。

木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

７）こうしたどっちつかずの対応が、東日本大震災、原発事故への施策を遅らせているのではないだろうか。とくに原発事故に関しては、政策決定を先延ばしにしてきたのは明らかだった。口先ばかりの復興加速は、政権維持には役だっても、被害者にとってはゴミでしかない。事故から３年、いまだ動かず。

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

子ども被災者支援法"骨抜きバイアス"の実態　英文の勧告を誤訳、健康調査拡大を先延ばし | http://t.co/d6UXYhbYha via @Toyokeizai ”政府は「科学的根拠に乏しい」と一蹴” 科学的根拠が提示できる頃にはもう遅い。分かってるんだろうか？

パグさん♪ （🌴公式アプリ至極不便🏖） @fvjmac

東洋経済◆子ども被災者支援法"骨抜きバイアス"の実態　英文の勧告を誤訳、健康調査拡大を先延ばし　http://t.co/fmtPg2AyTW　「院内勉強会」で、市民グループの一員として出席した河崎健一郎弁護士から「原文を意図的に誤訳している」と指摘が持ち上がった。」25日

パグさん♪ （🌴公式アプリ至極不便🏖） @fvjmac

①「日本語訳には、原文にはない「避難区域の」を付け加えてあるのだ。「意図的な誤訳だ」と河崎氏は追及した。 　「勉強会に出席した外務省の山中修・総合外交政策局人権人道課長は「通常、文書は主管官庁と一緒に翻訳している。内容にかかわるものは主管官庁の了承を得て直している」と説明。

パグさん♪ （🌴公式アプリ至極不便🏖） @fvjmac

②「これを受けて、同じく市民グループのメンバーとして参加した満田夏花・FoEJAPAN理事が、外務省と主管官庁の環境省に対して「きちんと文章を直して下さい」と要請する一幕があった。 　「意図的な誤訳」の疑惑が持ち上がったことで、政府の信任にまたもや傷が付く事態になっている。

もうれつ先生 @discusao

外務省の「グローバー健康の権利特別訪日報告書・補遺・仮訳」PDFはこっちhttp://t.co/ZUyg6WEbiV / “子ども被災者支援法"骨抜きバイアス"の実態 | 産業・業界 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのた…” http://t.co/39eNtaKuBX

もうれつ先生 @discusao

2013年6月11日・外務省「グローバー健康の権利特別報告者訪日報告書・補遺・仮訳」 / “kenkou_comment_121126_1.pdf” http://t.co/YeC4YqxWOL

もうれつ先生 @discusao

http://t.co/p3SGYvgNBD ↑で指摘されている英文勧告の誤訳～原文に無い「避難区域の」を付け加え、続けて「日本人の年間被曝線量は2.1mSvで、＋1mSv、合計3.1mSv/yだから欧米並みの基準ですよ」という話に http://t.co/HYIFJNYJ5h

拡大

もうれつ先生 @discusao

「リスク便益分析ではなく人権に基づき安全基準の国家計画を策定せよ」には、「便益を踏まえ」「経済的及び社会的な要因を考慮して」ということで、便益優先で人権は考慮せずみたいな… http://t.co/j8SekzNA7Y

拡大

もうれつ先生 @discusao

「1mSvより低くなるよう放射線レベルを提言する明確かつ期限設定のある計画を緊急に策定すること」←「長期的な目標として目指します。除染の結果を踏まえ見直しを行う予定だよ」ということで緊急対応に消極的 http://t.co/P1z0mAaUKM

拡大

水無月 @minadukiG

【子ども被災者支援法"骨抜きバイアス"の実態 英文の勧告を誤訳、健康調査拡大を先延ばし】 http://t.co/lFNGqepSqy 「英文の勧告を、外務省が誤った日本語に翻訳。しかも…求められていた対策について『実施済み』と公文書に記述しているのだが、対策は行われていない」

水無月 @minadukiG

「グローバー氏の勧告の原文が、『1ミリシーベルト以上の放射線量のすべての地域に住む人々に対して、健康管理調査が提供されるべきであること』…となっていたのに対して…日本語訳には、原文にはない『避難区域の』を付け加えてあるのだ。『意図的な誤訳だ』と河崎氏」 @minadukiG

水無月 @minadukiG

「『汚染状況重点調査地域』…千葉県柏市などの9市町村からも『健康管理および医療支援策の推進』の要請がされているが、環境省は『有識者会議での議論に委ねる』として、実施の判断を先延ばし…。こうした中で「意図的な誤訳」の疑惑…政府の信任にまたもや傷が付く事態」 @minadukiG

@tigercatver2

子ども被災者支援法"骨抜きバイアス"の実態　英文の勧告を誤訳、健康調査拡大を先延ばし | 産業・業界 - 東洋経済オンライン http://t.co/kXN3cqysss @Toyokeizaiさんから

@tigercatver2

グローバー原文訳 「1ミリシーベルト以上の放射線量の(すべての地域に住む)人々に対して、健康管理調査が提供されるべきであること」 関係省庁検閲後訳 「1ミリシーベルト以上の放射線量の(避難区域の住民)に対して、健康管理調査が提供されるべきであること」

@tigercatver2

「求められていた対策について「実施済み」と公文書に記述しているのだが、対策は行われていないことも明らかになった」

@tigercatver2

↓官僚の恣意的解釈もさることながら、子供被災者支援法14条「当該施策の具体的な内容に被災者の意見を反映し、当該内容を定める過程を被災者にとって透明性の高いものとするために必要な措置を講ずるものとする」が未履行なのは、法治国家捨ててる。パブコメも全て無視した。