25年ぶりに開けられた手塚治虫の机の中身は...
今日は半日かけて新座スタジオで父の書斎机の片づけをしてきました。実は昨年FRRE DOMMUNEで展示した机は引き出しの鍵を紛失して、ずっと開かずの状態でした。どうにかメーカーを探して合鍵を作り、机とロッカーをなんと25年ぶりにご開帳!そりゃもうなかなかの宝物殿でした!
2014-03-27 19:27:58お宝の数々はこのような場で公表しちゃうと、まあいろいろアレなので、ほんの一部だけ独断で。それでもファンの方にしたら貴重で見逃せないものじゃないかと。
2014-03-27 19:31:43大友克洋さんについて書いたエッセイの手書き原稿。いつかコピーだけでも大友さんにお渡ししたいです。 http://t.co/3qPeg14aPw
2014-03-27 19:34:18お菓子の空き缶。左上は宝塚の炭酸煎餅。可愛い空き缶が捨てられないという乙女のような性格… http://t.co/FkGVG5Ylqu
2014-03-27 19:38:06そして空き缶の中にはお決まりのチョコレートが!かじりかけ!あぁ捨てられないぃぃー! http://t.co/TKGFXgnEKl
2014-03-27 19:41:56未完で終わった『グリンゴ』『ネオファウスト』などの原稿切れはし。こういう切れはしが幾つも無造作に入れてありました。 http://t.co/u3EmmGypnl
2014-03-27 19:49:09川崎市民ミュージアムの展示されてる「笑い」モニュメントのデザイン画(そのうちの一枚)。実物を観たい方はぜひ川崎市民ミュージアムへ足を運んでみて下さい! http://t.co/DU0JDFPA34
2014-03-27 19:56:21キッタナイ紙袋から『ふしぎなメルモ』の原画がどっさり。直筆と資料室の森さんが鑑定。これがまぁ可愛いのなんの! http://t.co/C0eDkTil6y
2014-03-27 20:03:39ある袋からはエロチックなカットがどっさり発掘。あまりの多さに立ち会った資料室森さんもスタッフも仰天!なかには田中圭一も真っ青な卑猥なイラストもあり、いったい何に使われたカットなのか不明。さすがに公開自主規制。ギリギリ可愛いのだけ。 http://t.co/AmZvJ4ZAMt
2014-03-27 20:12:41数々の貴重な逸品に混じって、なぜか私が父の日に描いたらしいヘタクソな絵が…!! ある意味今日一番のお宝か? http://t.co/YHgmzciYvr
2014-03-27 20:17:35引き出しの中には半蔵門病院で処方された薬の袋もどっさりありました。その袋の多さを見て胸が痛みました。捨てるべきものでしたが、どうしてもそう出来ず、そのままにしてまた鍵をかけました。生命を削りながら描いていた父・手塚治虫の時間は永遠にその引き出しの中で止まっています。
2014-03-27 20:23:10貴重なお宝はいつの日かファンの皆様にもお披露目できる機会があるかもしれませんね。とりあえず手塚プロの資料室が厳重保管です。あ、あまり手塚プロをせっつかない様にお願いしますネ。
2014-03-27 20:32:5825年間も放置状態だった開かずの書斎机を、開けてみようじゃないかと思うキッカケを作ってくれた、FREE DOMMUNE、そして宇川くんにあらためて感謝します。
2014-03-27 20:36:22ちなみに手塚が大友克洋さんについて書いた原稿は、おそらく『ユリイカ』の大友特集(88年)に寄稿したものじゃないかと。講談社手塚治虫全集・別巻の『手塚治虫エッセイ集第3巻』に収録されてますね。
2014-03-27 20:54:53田中圭一の絵が混在してないか?という冗談はその場でも出ていました。それほど公開しづらい絵があって・・・。おそらく天国の手塚治虫が、薄い本バカ売れの田中先生に対し、変な負けん気を出して「俺だって描ける!」と、発掘させたんじゃないかと。そんな気がしてなりません。
2014-03-27 21:09:00