ウォリアーブレードの話もしてほしい。ってリクエストが来たので、明日夜中あたりツイートしてみようかナと。
2014-03-28 01:25:27「ウォリアーブレード」は2画面筐体のアーケードゲームでファンタジー世界を題材にしたベルトスクロール格闘アクションゲームです。タイトーメモリーズIIの下巻に収録されているよ。
2014-03-29 00:05:50ラスタンサーガがけっこうすきで、続編をつくってみたくてうずうずしてた時に2画面筐体で展開してはどうだろう。とか思いついて企画をもっていきました。
2014-03-29 00:07:17ラスタンサーガは、「上半身裸モノ」ジャンルの走りで、とてもかっこいい。やっぱりパンツ一丁で戦うのが素晴らしいよね!
2014-03-29 00:09:14上半身裸モノ最高!そんなラスタン愛をぶつけてみたのがウォリアーブレード。ちなみに世界観の参考にしたのはコナン・ザ・グレートよりもドラゴンランス戦記。あとAD&Dのイラスト集も参考資料としていっぱい買ってきた。
2014-03-29 00:13:20ナヨナヨしたファンタジーなどいらん!マッスル&スウェットこそファンタジーの王道や!というわけで(?)基本的に濃いキャラクターというか濃厚なファンタジーを目指して作り始めた次第です。やっぱりラスタンはこうでなくっちゃね!
2014-03-29 00:16:192画面筐体は3画面筐体よりコンパクト。ロケーションからの要望で設置性とメンテナンス性をよくしようとウォーリアブレード専用筐体では前面サービスドアとかの設計を一新しました。ダラII筐体の今バージョンもあったけど、少数ながら専用筐体もあったんやでー
2014-03-29 00:19:21ウォリアーブレードでは主人公キャラが3人(+1人)いるんだけど、アトラクトデモ画面でのフルサイズのキャラ絵のドット絵を描いたのがヤリジュン師匠です
2014-03-29 00:22:56ウォリアーブレードを作っている途中では、ぼくの部署異動があってしばらく制作現場から離れちゃったんですよ。それでもヒマを見つけてはちょこちょこ面倒を見にアーケードの部署に顔を出して最終調整とかしてたんだけど、最後までは携われなかったのが残念でした。
2014-03-29 00:25:21ウォリアーブレードのゲームデザイン。特徴は2つで、ステージセレクト方式と、ベルトアクションとしては珍しいノンストップスクロール。ステージセレクト方式は、じつはオペレーションウルフの面セレクトを参考にしています。
2014-03-29 00:28:21任意の面を選べるのですが、選んだ面をクリアすることで、ちょっとしたフィーチャーボーナスがつきます。攻撃力アップとか難易度ダウンとかなど、面によって決まっているので、自分のプレイスタイルに合わせて選択する順番をコーディネイトできる。ってかんじ
2014-03-29 00:30:32あと、ウォリアーブレードでは面の途中にコンテニューすることで、エクストラステージに連れていかれ、より長く遊べるという工夫がありました。コンティニューするユーザーには寄り道ステージをあてがってより長く遊ばせてお金を落としてもらう。という鬼仕様です。
2014-03-29 00:32:25ウォリアーブレードのゲームデザインのもうひとつの特徴は、敵キャラとの戦闘でもスクロールが強制ストップしない、という点です。敵が出てきて全部倒したらスクロール再開、というのがベルトスクロールの基本デザインですが、このゲームではスクロールは止まらない。敵を無視してどんどん先に進めます
2014-03-29 00:35:56これはプレイ時間を短縮してインカムを稼ぐことを目的としていて、巧いプレイヤーはどんどん敵を無視して先に行ってくれればいい。という思想です。スクロール止めて時間かけたところで、巧いプレイヤーはしっかりクリアしちゃうもんね。だったら先に進んでもらったほうがいいや。って考え。
2014-03-29 00:37:56ウォリアーブレードの操作キャラは3人。ラスタンシリーズとしても重厚な展開が必要だろうってことも考えつつ、ファイナルファイトが3人だったので特に深くかんがえずにそれに倣いました。
2014-03-29 00:39:57ラスタンは剣の振り方がじつは他のシリーズとちょっと違うんですね。ザコ相手には両手剣を片手で振る。そしてボス面で対峙してやっと両手で剣を構えて本気出す。という演出になっているのです。
2014-03-29 00:42:02主人公2人目。デューイは東方で修行を積んだ金髪のアメリカン忍者です。リーチは短いが機動性と手数で勝負するというキャラです。ダッシュジャンプからの三角跳びが決まれば超気持ちいい。3人目のソフィアはムチを操る女キャラです。得意技はキン○マ潰し(本当)
2014-03-29 00:44:32この3人に魔法使いのマハディデカラディさんがいます。敵とも味方ともつかない伝説の魔法使いで、しかも本当に本人なのかどうかもあやしい、という設定です。アイテムで呼び出されてきますが、基本なにもしない人なのでケリを入れて魔法を催促する、という展開が私の考えるファンタジー世界です
2014-03-29 00:46:43話を戻すと、ぶんぶん重い剣を振りまわして重装備の騎士たちの盾やら槍やらをふっとばしながら戦う。というシチュエーションを表現したかったのがウォリアーブレードで、これはけっこううまくできたのではないかと自分では思ってます。
2014-03-29 00:49:29主人公チームは英語ボイス、敵キャラチームはドイツ語でしゃべっています。ドイツ語の響きが好きだったのでこういう設定にしたわけですが、ボイス収録時にドイツ語を喋れるボイスアクターさんを探すのがたいへんでした。
2014-03-29 00:51:29ウォリアーブレードのドイツ語ボイス。演じたアクターさんはなんとテレビCMでもおなじみ「アサヒスーパードラーイ!」の声を当てたおじさんでした(けっこう有名な人らしい)。英語とドイツ語がぺらぺらの外国人さんです。
2014-03-29 00:53:47ドイツ語では、「おまえの剣はそんなものか?」的なセリフを喋ってると記憶してますが、詳細はもう忘れてしまった・・・。いま聞くと「西のステーキハウス!」とか「まゆげにしまいました~ッ!」とかしか聞こえないよね
2014-03-29 00:56:04関係ないけど、金沢弁とドイツ語はなんか似てるんですよ。いつかシューティングの敵キャラの名前に使えそうな金沢弁をストックしてたりとか。「ダランネーカー」「ヤメマイヤー」「ジャマネーゲンテ」「ダチャカンゾイヤー」「ナンシトラン」などなど
2014-03-29 01:00:05