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仮名遣の「整理」、歴史的仮名遣と現代仮名遣でどこが異なるか

歴史的仮名遣と現代仮名遣、「同じ人為的な仮名遣の整理なのだから、どちらも認められて然るべき」と主張する人が居ます。一方、「両者は性質が異なる」と主張する人も居ます。
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押井德馬(おしーとクマ) @osito_kuma

【定期投稿】歴史的仮名遣の長年の変遷と、人為的な改革である現代かなづかいは、性質の異なる問題です。前者は細かい部分で変化はあつても「昔の書き方を手本にする」点では一貫してゐましたが、後者は「昭和の標準語の発音通り書く」と、原則を丸ごと変更したからです。

2014-03-24 05:43:32
九畳庵 @otacky_taka

@osito_kuma うーむ、それは些と違ふのではないでせうか。どちらも人為的な「整理」で、かつ、どちらにも多少は無理がある。少くとも、現代假名遣ひ「だけ」が人為的な変更の押し付けだから認められない、といふのは客観性を欠く見方だらうと思ひます。

2014-03-24 17:37:15
押井德馬(おしーとクマ) @osito_kuma

@otacky_taka 私は「歴史的仮名遣には人の手が入つてゐない」とも「表記の人為的な整理は何であれ認められない」とも言ひませんが、現代かなづかいをあたかも「成るべくして成つた変化」や「言葉の自然な変化の追認」であるかの様に誤解させる主張には、はつきりノーと言ひます。

2014-03-25 12:41:36
九畳庵 @otacky_taka

@osito_kuma 話言葉の変遷は「自然な変化」だと思ひますし、書き言葉をそれに近付ける事に然程の違和感は感じません。そもそも、假名は日本語の音を表わすために生まれてきたのでせうし、万葉仮名(上代特殊假名遣ひ)から平假名へ移る際も例へば母音の減少が反映してゐます。

2014-03-25 15:51:53
押井德馬(おしーとクマ) @osito_kuma

@otacky_taka 私は「書き言葉は話し言葉に合せるのが理想」とまでは思ひません。書き言葉には書き言葉に合つた法則を決めた方が自然ではありませんか。漢字廃止や表音仮名遣(そしてそれに影響を受けた漢字制限や現代かなづかい)は書き言葉の長所を台無しにしてゐるやうに見えます。

2014-03-26 12:55:12
九畳庵 @otacky_taka

@osito_kuma もはや、「漢字廃止」の心配は無ささうです。それはさておき、話言葉は自律的に変って行くもので、それを止められないとすると、假名遣ひを含む書き言葉がそれからあまり離れると、むしろ「長所」(というか、効用)が減って困難が増してゆくのではないか、と思ひます。

2014-03-28 06:37:16
押井德馬(おしーとクマ) @osito_kuma

「江戸時代はかなづかいが守られない事も多くて乱れてました」「それならかなづかいなんて勝手に決めてもいいよね!」 「高速道路では制限速度を守らない車だらけです」「それなら制限速度なんて勝手に決めてもいいよね!」

2014-03-28 22:09:05
九畳庵 @otacky_taka

@osito_kuma 話言葉が変はれば、それに応じて書き言葉(たとへば假名遣ひ)が変はる、もしくは乱れるのは自然の勢ひで意識的な「変革」ではないでせう。それを何とか統一しようといふのはこれまた自然な欲求です。で、9世紀の発音によりどころを求めるのが歴史的假名遣で、(続く)

2014-03-29 17:26:35
九畳庵 @otacky_taka

@osito_kuma 現代の発音に少し引き寄せよう、といふのが現代假名遣ではないでせうか。

2014-03-29 17:27:28
名賀月晃嗣 (あっきー) @acy

統一なら文言一致でまあまあそこそこのラインには至つてゐると思ふ。

2014-03-29 17:43:01
名賀月晃嗣 (あっきー) @acy

歴史的假名遣で書いてあるものを現代の發音で讀むことについても左程の支障は認められない。英語の綴りよりは規則的だと思ふ。精々ドイツ語程度。

2014-03-29 17:44:06
名賀月晃嗣 (あっきー) @acy

あの時點で性急に變更しなければならないやうな逼迫した状況だつたとは認めがたい。

2014-03-29 17:45:24
押井德馬(おしーとクマ) @osito_kuma

.@otacky_taka 国語改革を推進してきた人々は「旧仮名遣は昔の発音、新仮名遣は現代の発音に合わせる」と説明し、確かにその側面もあると思ひます。しかし、日本の仮名遣も欧米のスペリングも、話し言葉に寄せるといふよりも、それとは独立した書き言葉向けの規則のやうに思へます。

2014-03-29 17:45:44
名賀月晃嗣 (あっきー) @acy

@osito_kuma @otacky_taka 現代の發音に合はせるんなら、いの一番に「は」「へ」「を」をどうにかしないとまづいでせう。

2014-03-29 17:48:36
名賀月晃嗣 (あっきー) @acy

何で助詞だけ發音通りぢやないんだよ。發音通りとか出鱈目拔かすなw

2014-03-29 17:49:23
名賀月晃嗣 (あっきー) @acy

大體、「もとづく」の扱ひからして行き當りばつたりな粗雜であることは明々白々。

2014-03-29 17:51:07
押井德馬(おしーとクマ) @osito_kuma

@otacky_taka 英語にしても、たとへば現在nameと綴るのは昔ナーメと発音してゐたから、といふ意識はすでに薄れてゐると思ひます。「昔の発音通り」といふよりも「書き言葉の決まりとして自然な綴りだから」「そしてこれが伝統的な綴りだから」nameと書くものではないでせうか。

2014-03-29 17:51:14
名賀月晃嗣 (あっきー) @acy

發音通りに書いてゐるなんて信じません。書いてあるとほりに喋るなんて、教科書を朗讀させられるとき位です。

2014-03-29 17:51:57
名賀月晃嗣 (あっきー) @acy

あづまえびすの言葉で書いてゐる時點で、書き言葉なんて喋くるための言語ではないことは決まり切つてゐます。

2014-03-29 17:52:45
名賀月晃嗣 (あっきー) @acy

東北人とか關東人だつたらまた別の考へに至つたかも知れないけれども、關西人なので、平安京の頃の書き方で別に構はないとしか思ひません。

2014-03-29 17:54:31
九畳庵 @otacky_taka

@osito_kuma いや、その「自然な」が問題で、假名遣ひの場合、「ゆらぎ」が先に意識されて、それを統一する根拠を求めてきたのではないでせうか。定家の「アクセント説」等を経て、最終的に「假名ができた頃の文献にはゆらぎが無い(発音通りだったから?)のでそれに統一しよう」と。

2014-03-29 19:01:55
九畳庵 @otacky_taka

@osito_kuma 英語の場合も、name といふ綴りが定着する際は、それはかなり正確に発音と対応してゐたのでせう。で、その後発音が変化しても、name といふ綴は変はらなかった。ただ、それも程度の問題で、米語が分れる時、haemo- ⇒ hemo- などの変化が有りました。

2014-03-29 19:05:58
九畳庵 @otacky_taka

@acy @osito_kuma そんなにまづくもないと思ひますよ。もともと発音に完全に合はせる事など不可能で、「引き寄せる」くらいが精一杯。一方で、助詞の「は」に変体仮名が広く使はれてゐた事と同様、助詞を際立たせる事は、句読点等と並んで書き言葉にとって有効な発明ですから。

2014-03-29 19:20:39
名賀月晃嗣 (あっきー) @acy

@otacky_taka @osito_kuma 正味なところ、助詞を發音通りにしないんなら、引き寄せても大して變らないんだから(目立つのはハ行四段と「五段活用」の未然形程度)餘計なことでしかなかつたと思ひますね。

2014-03-29 19:23:30
名賀月晃嗣 (あっきー) @acy

大體、助詞を際だたせるつて言うても、「に」とか「が」とか、其の儘である。後附けだよそんなもの。

2014-03-29 19:24:51
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コメント

Tsuyoshi CHO @tsuyoshi_cho 2014年3月30日
ひらがなが今よりは沢山あったらしいが、その辺はどんなもんだろう(50より多い/多義/同音異字はなかなか大変そうですけど...)
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ゆーち @detteyouchi 2014年3月31日
歴史的仮名遣だと、辞書を引くのが難儀だなと感じる
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ゴイスー @goisup 2014年3月31日
蝶々 を てふてふ と書かれても やはりtefutefuとしか読めないのよね。tefu=chou には飛躍がありすぎるでしょ。そのへんを整理した、とみるのが妥当だと思いますよ。
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ゴイスー @goisup 2014年3月31日
平仮名は表意表音どちらの機能も持っているが、旧仮名遣いだと表音から逸脱しすぎるのよ。それだけのことで、日本語の本質は些かも損なわれていないと思うよ。
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セバスチャン小林(裏) @Dongpo_Jushi_x 2014年3月31日
一応大学は書道でやって出て、それなりに古文漢文学んできた人間として言わせてもらうが、現代文を旧仮名遣いで書いてるバカはイタいな。何厨ニ病こじらせてんの?
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s.j. @uo_kawa 2014年3月31日
私もこれまで、旧仮名遣いの人を単なる懐古主義者だと思っていましたが、仮名遣いの経緯を調べてみるとその認識は誤りだと理解しました。一般的な認識として、現代仮名遣いは旧仮名遣いを改良したものだと思われていますが、どうやらその前提に誤解があるようです。だから、そのことを無視していくら皮肉を言っても的から外れてしまう訳です。
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セバスチャン小林(裏) @Dongpo_Jushi_x 2014年3月31日
tsuyoshi_cho 変体がなは発音の違いを書き表すのに使われていた時代もあったのですが、平安時代くらいには形骸化して「書く人がノリで使いわける」感じになってます。
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ひろ@猫もふ欠乏症 @hiro_h 2014年4月1日
いっそローマ字、の提案は過去にあった。その提案には、ローマ字で分かち書きした状態で解りやすいように、漢語を減らしてやまと言葉で記述しよう、という提案が付随していた。そののち、提案者はカナのタイプライターを特注したが、更に時代を下るとワープロが出現したため、この提案はあまり有意義なものでは無くなった。…梅棹センセだっけ… // それなりに整理出来てるとは思うのよね>現代かな遣い
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影夢櫻 @keinozi 2014年4月5日
現代假名遣ひは修得し難き物なのに、偉き者共には夫れが分かり非ず。
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ぉざせぃ @hijirhy 2014年4月8日
原理主義者はなんでも徹底すればうまくいくと思ってて、落としどころって発送がないのね。
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ウィルヘルミナ (Vilhelmine) @HelmiLokadottir 2017年9月29日
「てふ→ちょう」は認めないのに「(にては→)では→ぢや」は認める、という論理が正直よく解りません。どちらも類似の音便(音声変化)でしょうに。
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押井德馬(おしーとクマ) @osito_kuma 2017年9月30日
HelmiLokadottir 「てふ→ちょう」は普通は音便とは呼ばないはずでは?
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ウィルヘルミナ (Vilhelmine) @HelmiLokadottir 2017年9月30日
osito_kuma ですから「(音声変化)」と添えたのですよ。どの道、音声も含めた両者の変化のメカニズムはほぼ同一なので、現代仮名遣いの立場からすれば「どっちも音声的表記という意味では同じじゃん」と思うのですが、前者の字音の表記が歴史的仮名遣方面から『現代仮名遣いを否定的に語る文脈で』批判的に見做される理由が解らないのです。
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ウィルヘルミナ (Vilhelmine) @HelmiLokadottir 2017年10月1日
osito_kuma 少し調べましたら歴史的仮名遣としては『前者は時代的な音韻変化に伴う「転呼」で、語そのものは変容していないので表記はそのまま。後者は語そのものの異化に伴う「音便」で、表記もそれに倣って云々』、なるほど。 まぁその理屈に則れば現代仮名遣いの方は「転呼も音便も音韻を根拠として同様に扱う(※若干の例外あり)」という話になりますね。 HelmiLokadottir
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