「飯塚事件」死刑執行後に、もし再審開始の判断をしたら日本の司法を少しは見直すが、まず無理だろうと思う。刑の確定後に再審無罪になる例はあるが死刑執行後となると取り返しの付かない汚点になるのだから。福岡地裁にそんな勇気があるのか?再審請求の準備中に刑を執行した当時の森英介法相の立場は
2014-03-30 13:13:22仕事以外の呟き多め。個人的な見解であり、所属組織とは全く関係ありません。また、リツイート、いいねやリンクは、必ずしも賛同の意を示すものではありません。
「勇気」とかそういう問題ではない。再審開始の可否は、もしその新証拠が確定審の審理中に提出されていたら確定判決の事実認定に到達できたであろうかどうかという観点から、新証拠と旧証拠を総合的に評価して判断すべきもの。
2014-03-30 21:17:54確定判決の有罪認定が独立したA、B、C、D、Eの証拠によって支えられているときに、新証拠によってAの証明力が減殺されても、それだけで直ちに確定判決の有罪認定に合理的な疑いが生じることにはならない。
2014-03-30 21:26:20その場合は、新旧全証拠を総合的に評価して確定判決の有罪認定に合理的な疑いが生じれば再審開始となり、かかる疑いが生じないのであれば再審請求棄却となる。後者の例としては、名張事件第5次再審請求の最高裁決定(平成9年1月28日)が有名である。
2014-03-30 21:36:32「いいね」は備忘のマークとしても使います。 常に「支持」表明とは限りませんので、よろしくお願いします。
袴田事件では、DNA鑑定とは別に証拠開示などによって有罪判決の問題点が十分に出ていたが、この事件ではどうだったのろうか…。そこがいまいち伝わってこないのが気になる →「飯塚事件」再審可否 31日に判断 福岡地裁 :日本経済新聞 http://t.co/kjfzLTaWBD
2014-03-30 22:14:11限りなく無実の証明をしないと、再審開始にならないのが、日本の再審請求審だから。再審請求審でも「疑わしきは被告人の利益に」の原則が適用されるという白鳥・財田川決定は、実際は、絵に描いた餅
2014-03-30 22:20:30飯塚事件。発生当時と今では、DNA鑑定の技術は飛躍的に異なる。車のシートの血痕について、再鑑定というのはできないものだろうか…。この点、どなたか詳報ご存じでしたら教えてくらさい。
2014-03-30 22:24:28時々おかしなことを口走りますが、基本的に無害です。
何度も言ってるが、飯塚事件の現判決が否定されるようなことがあれば被疑者が否認している刑事事件はマトモに起訴できなくなる。そもそも弁護側や一部マスコミがまるで「有罪の根拠はこれだけしかない」かのように喧伝しているDNA鑑定は判決ではあくまでも補助的な扱いでしかない。
2014-03-30 21:57:52そりゃDNA鑑定以外ではろくに反論できてないからな。しかもDNA鑑定の不確かさは第一審から既に折り込み済み。
2014-03-30 22:19:51北海道旭川市在住の弁護士。1961年兵庫県西宮市生。京都大学法学部卒。41期。平成元年判事補任官。大阪・旭川・東京地裁勤務。平成9年旭川弁護士会登録。平成17・18年度会長。判事補から田舎弁護士に転じて20年超。日弁連弁護士任官等推進センター委員・刑事弁護センター監事
@thermalpaper00 詳細な目撃証言が出る前に、死刑囚車両の詳細を捜査側が把握していたことも証拠開示で明らかになりましたが(原判決は捜査側が把握してないので誘導不可能としていた)
2014-03-30 22:24:44@1961kumachin それも判決では既に言及されていますし、遺体発見のインパクトが記憶を補強した可能性もありますから。
2014-03-30 22:30:27@thermalpaper00 そんなお説は、初めて聞いた。人の記憶の危うさを認識されない言説です。無意識に目撃した内容が喚起されるとでも
2014-03-30 22:34:02@1961kumachin 弁護側と一部マスコミが問題視していた証言者については「詳細な日記をつける癖があった」ことや「警察に被疑者車両を見せられる前にほぼ同様の目撃証言をしていた」点が全く無視されてますね。
2014-03-30 22:38:57