オウ、今日は水曜日だからな、特別におじさんがMassiveを使ったワブルベースの作り方を、Massiveの使い方と一緒に教えていくぜ
2014-04-02 23:54:03先に行っておくが、これは俺の独断と偏見で見出した作り方だから、必ずしも俺の言うことが正しい訳ではない。答えは無限大にある。だから真に受けるなんてことはするんじゃないぜ
2014-04-02 23:55:27オウ、まずはこちらをご覧になるんだ。こいつがNativeInstrumentsのソフトウェアシンセサイザー、Massiveだ。目に焼き付けておけ http://t.co/izmRzwxZHJ
2014-04-02 23:57:02まずこのMassiveちゃんがどういう特性を持ったシンセサイザーなのかを把握していくぞ。こいつには音を出すオシレーターという部分が3つある。あとノイズも出せる。フィルターは2つ。インサートとして使えるエフェクターが2つ。最後に挿すエフェクターが2つだ。よく覚えておけ。
2014-04-02 23:58:54要するに、3つの音とノイズを合成できる。その上からフィルター2つを掛けることができる。さらにインサートエフェクターを2つ使うことができる。更に別途エフェクターが2つ使える。
2014-04-03 00:00:54さらに、このMassiveちゃんには、エンベロープとLFOが豪勢にも4つずつ付いてやがる。そしてそれらはMassiveに付いているパラメーターのほぼ全てに割り当てることが出来る。しかも視覚的に分かりやすい。これはとても強い。EQだろうがパンだろうが、何にでもLFOが掛けれるのだ
2014-04-03 00:03:05Massiveがどんなシンセか大体わかって頂けただろうか、次はMassiveが出せる音と、他のシンセとは違う音の強みについて説明していこう。これも独断だから、間違いとかあるかもしれないけど気にするな、真に受けるな。
2014-04-03 00:05:42まずMassiveのオシレーターについてだ。Massiveにはオシレーターが3つあり、それぞれが80〜90種類程ある音色を任意に選べるようになっている。ノイズも10数種類ほど選べる。これらの音色を合成して、世にも奇妙な音を作っていくわけだ
2014-04-03 00:08:06そこまではよくあるソフトシンセだが、Massiveに関しては、とにかく音が太く、低音に強い。ベース音色専用機といっても過言ではないほど強い。エレクトロやダブステップなど、近年のベース・ミュージック製作には欠かすことの出来ない音源となっているであろう
2014-04-03 00:09:542,FilterのCutoffにLFOを掛けてワブらせる。これも基本その2だぜ。Wt-PositionとFilterを同時にワブらせるといい感じになるぜ。基本はLowPass、EDMっぽくするならScream、エグみを出すならBandRejectかDoubleNotchがいいぜ
2014-04-03 00:18:083、IntensityとModulationOSCで音を作る。ただ。Wt-Positionをワブらせるだけじゃ芸が無い、IntensityをBendに、ModulationOSCをPhaseにしていじれば、手っ取り早くエグい音が作れるぜ。ここをLFOで揺らすのもアリかもな
2014-04-03 00:21:394、Insertで歪みを掛けて音を更にエグくする。こいつはフィルターに作用するエフェクターだと考えていい。主に歪み系の物が多い。Routingでフィルターの前に歪みを置くか、後に歪みを置くかでもかなり音が変わってくる。色々試してみるといい。俺のおすすめはShaper系の歪みだぜ
2014-04-03 00:24:545、エフェクターで音を整える。最後のエフェクターにはTubeアンプやリバーブ、フェーザーやフランジャーなどが揃っているが、特筆すべきはDimension Expanderだ。こいつはステレオ感を出すエフェクターだが、それに加えて残響のような音がつく。非常に使えるので試してみようぜ
2014-04-03 00:28:465−2、余談だが俺は皆Dimension Expanderを使いまくってるのが気に入らないので、Chorusでワブルベースを広げることが多い。これも試してみるといいぞ
2014-04-03 00:30:026,EQにLFOを掛けてワブらせる。おれはMassiveのEQは常にLow、High、Boostを最大値に、Frequencyを最低値にして音作りしているが、さらにEQのFrequencyにLFOをかけてワブらせている。これはWtpとCutoffでワブッてる部分を強調出来ていいぞ
2014-04-03 00:34:437,InsertのHPLPFilterでワブらせる。ここにもLFOを掛けると面白い音が出来る。Filterの上に上掛け出来るので、例えば扱いづらいCombFilterで作ったワブルベースをさらにInsertでワブらせて、安定感を出すことが出来る。これはおすすめだぜ
2014-04-03 00:36:558、InsertのFrequency Shifterでワブらせる。こいつも非常に扱いづらいエフェクターだが、非常にエグい音が出せる。DryWetとPitchのツマミを完全に真上に向くように設定する、そしてPitchのつまみをほんの少しずらすと、デチューンのように音がワブり始めるぞ
2014-04-03 00:39:368-2,注意だがFrequency Shifterでワブらせると、LFOのように周期をきっちり決めることが出来ない。代わりに鳴らす音の音程によってワブルの周期が変わるようになる。ということは、オクターブでピッチベンドなんかやると物凄いエグい音が出るぞ。試してみるんだ
2014-04-03 00:42:32一先ず以上だ。ただLFOでワブらせるだけでは芸が無いので、LFOの代わりにMacroControlのツマミを設定して適当にmidiを割り当て、オートメーションを使って自在にワブらせるという手もあるぞ。というか俺はそっちのが主流だ
2014-04-03 00:46:05技術屋は自分の此処ぞという時の技術、武器は大事にして他人に流してはいけない。とは言うが、俺は常に成長してて、その都度新しい武器を身につけていくので、今みたいに古い武器を中古として垂れ流したところで痛くも痒くもないですわん
2014-04-03 00:49:31