昨日のツイートにも関連していることなんですが、 パリ・オペラ座と英国ロイヤル・バレエの側わん症のダンサーのことについて書きます。ダンサー本人からではないのですが信頼できる近い人からのお話を聞かせていただきました。
2014-04-05 06:00:17新体操が一般の人と比べて発生頻度が10倍という報告もあるのでバレエをやってる人の方が(カラダの柔らかい人が多いので)側わん症が多いというのたぶんその通りなんだろうなと思います。
2014-04-05 06:02:201/4が側わん症というツイートを昨日しましたが、30年前とはいえちょっと信じられない数字ですね。どういうカンパニーだったんでしょう? ともかく現在ではそんなにいません。
2014-04-05 06:05:18側わん症のため海外のバレエ学校に入れなかった… そんな経験をした人もいるのではないでしょうか? 側わん症の人にプロへの道は広く開かれてはいないのが現実で 生徒を受け入れる学校はたぶん少ないと思います。
2014-04-05 06:07:20ロイヤル・バレエ団の理学療法士モイラ・マコーマックさんに話を聞いてみたのですが「ロイヤル・バレエ学校は側わん症の生徒は採らない。私の知る限り採った例はない。」と話してくれました。
2014-04-05 06:08:54講義中でも(その当時)「今、ロイヤル・バレエ団には側わん症のダンサーが3人いて、今年そのうちの1人が退団するのだけれど移籍先でちゃんとケアがうけられるのか心配しているの。」という話がでてました。
2014-04-05 06:09:44オペラ座が好きの人はもうご存知のことと思います。 エトワールのマリ=アニエス・ジローは側わん症です。 http://t.co/skLwjrk8yH
2014-04-05 06:11:39突発性(とくはつせい)側わん症はどんな治療するのか?戻るのか?という質問に対しての答えです。 即答でした。 それに続く後の質問をいろいろ考えていたのですが頭が真っ白になりました。
2014-04-05 06:24:24答えて頂いたのは 蘆田ひろみ先生。 詳しく話を聞いてみると あばれだすと抑えこむのが精一杯で 少しは改善しても真っ直ぐには戻るというのはなかなか難しいとのこと。 そして治療継続させる難しさを語ってくれました。
2014-04-05 06:26:19改善した結果を患者さんに見せることで治療を継続してもらおうとするのだけれど 患者さん側は(おそらく「改善したという事実で安心して」しまって) だんだんコルセットを常時つけなくなってしまい 大きく変形してしまってから来院してくる患者さんを診て絶望するという経験を何度もしたそうです。
2014-04-05 06:28:07コルセットの着用でいじめにあうという可能性も考えられます。 学校や周りの理解も必要となるでしょう。 ちょっと想像しただけでも大変さが想像できてしまうので実際にはもっとでしょう。
2014-04-05 06:32:39「ではマリ=アニエス・ジローにはどのようなことをしたのでしょうか?」 ジローが側わん症である告白をしている動画を見せて私は先生に尋ねると、 先生はその事実は知らないようで大変ビックリされてました。
2014-04-05 06:33:42『今度ベッシーに聞いてみるわ(京都弁)』 ベッシーというのはもちろんオペラ座バレエ学校(当時)の校長先生です。 有馬バレエはパリオペラ座バレエ団と懇意です。 http://t.co/oChwUfUfOP
2014-04-05 06:44:55ベッシーさん自身もずいぶん心配して気が気ではなかったそうです。 そしてそれはバーレッスンまでコルセットをつけさせる徹底ぶりだったんだそうです。 コルセットって書いてますが、「型をとった」っていってるので(取り外し可能な)ギプスに近いもののだと思います。
2014-04-05 06:53:40オペラ座のエトワールに側わん症の人がいる事実があります。 このこと知ることで勇気づけられる人がいれば嬉しいです。 側わん症になってプロを目指そうと思ったら確固とした決意が必要です。
2014-04-05 06:55:39