【ラブライブ!1期】10話感想まとめ。―希は誰かにわしわしされたい?

アニメ2期放送直前、改めて1期を観直した私感をまとめてみました。μ'sの次の物語に備えて、1期を振り返る糧になれば幸いです。 ・必然のにこまき ・親近感アイドル・にこ ・無自覚な絵里 続きを読む
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momorin @momorin_cloverZ

2期放送前に行けるところまで…! 1期観直し、第10話に進みます!#lovelive

2014-04-06 00:26:59
momorin @momorin_cloverZ

10話は合宿回。テーマはタイトル通り「先輩禁止」。しかし、その試みが招いたのは、先輩後輩の垣根を取り払うことそれ自体ではなかったように思います。と同時に、この回では真姫と希を中心として、ある大事なテーマが描かれます。#lovelive http://t.co/V5dOHFX1Ed

2014-04-06 00:38:51
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必然のにこまき

momorin @momorin_cloverZ

「先輩禁止」というテーマによってまず浮かび上がるのが、にこ先輩という異質な存在。「後輩」「子ども」「マスコット」と、そもそも先輩として扱われているかが謎な彼女は、合宿回でその魅力を存分に発揮していくことになります。#lovelive http://t.co/WDrEx5jXiv

2014-04-06 00:49:47
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真姫の別荘に到着したとき、にこは「ぐぬぬ…」と嫉妬心を露わにします。それは、真姫がお金持ちでにこが貧乏だから、という単純な話ではなく、にこが憧れ理想としているアイドル像が真姫と重なっているからではないかと思います。#lovelive http://t.co/uej6PV5VAX

2014-04-06 00:57:12
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にこが理想として憧れるのは高貴で「高嶺の花」的なアイドル像ですが、現実とは随分異なります。対して真姫は、裕福な育ちや容姿もあって、現実に「高嶺の花」的な高尚な雰囲気を備えています。そのことににこは嫉妬し張り合います。#lovelive http://t.co/V4UuXJ0BGp

2014-04-06 01:06:19
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親近感アイドル・にこ

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では現実のにこはどうかというと、今回の合宿で極めて家庭的な姿を披露します。本来にこが持っている魅力は、家庭的で気さくで親近感が湧くような、理想とは対照的なアイドル性です。「親近感アイドル」と呼べるものかもしれません。#lovelive http://t.co/1lHYekqcnv

2014-04-06 01:16:46
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けれど、にこが理想としているのはやっぱり「高嶺の花」的で現実離れした雰囲気のアイドル。これに近いのは、医師を目指してて別荘を持ってて音楽室で一人でピアノを弾いてて海辺で本を読んじゃうようなこの娘しかいないでしょう。#lovelive http://t.co/LI5sfLDnZN

2014-04-06 01:24:31
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momorin @momorin_cloverZ

にこのそういった理想と現実のアイドル像の乖離こそが、魅力にも繋がっていると思います。背伸びをしちゃうところや、建前で覆い隠そうとしても滲み出てしまう親近感など。合宿回はそんな彼女の「親近感アイドル」性が輝きました。#lovelive http://t.co/8xGiS0IAE6

2014-04-06 01:30:29
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ちなみに「広いと落ち着かなくって…」と語る花陽も、家庭的で親近感の湧くタイプ。にこと本質的には親和性が高いのかもしれません。ただ花陽には「助けを求めちゃう」アイドルというまた別の力があるというのは4話でのお話でした。#lovelive http://t.co/5hFyDWW99N

2014-04-06 01:54:28
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無自覚な絵里

momorin @momorin_cloverZ

10話のテーマは「先輩禁止」。先輩後輩の垣根を取るために絵里が提案したことです。その中心で描かれるのは「高嶺の花」的な真姫。素直に打ち解けられない真姫を見て絵里は「なかなか大変そうね」と語りますが、希に笑われます。#lovelive http://t.co/gW4EJZeJCr

2014-04-06 02:06:51
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「何かおかしなこと言った?」と言う絵里は、μ’sへの加入前、自分が一番素直になれない面倒な存在だったことに無自覚です。そのことに希は笑ったわけです。希はずっと、素直になれない人をそばで支える手助けをしてきた人物です。#lovelive http://t.co/SxkJt0LH98

2014-04-06 02:12:54
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素直じゃない真姫―フラット化済みのμ'sのなかで

momorin @momorin_cloverZ

真姫と買い出しに出掛けた希は、フツーにしているだけと語る真姫に「そうやって素直になれないんよね」と共感します。これは、真姫を絵里に重ねた言葉でもあり、もしかしたら希自身の経験としての共感の言葉でもあるかもしれません。#lovelive http://t.co/fmwUqRUwUD

2014-04-06 02:18:17
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momorin @momorin_cloverZ

「ほっとけないのよ。よく知ってるから。あなたに似たタイプ」と語る希の口調はトーンが変わってはっとさせられます。ずっと絵里をそばで見守ってきた彼女は、先輩として、後輩に早く素直になって青春を謳歌してほしいのでしょう。#lovelive http://t.co/Ip79AjU3M9

2014-04-06 02:26:50
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お風呂でも真姫は少し浮いてしまっています。このときの並びが各学年で分かれていることが、先輩後輩の垣根が残っている象徴とも言えるかもしれませんが、横一列に並んでる時点で、フラット化はすでにできている、とも捉えられます。#lovelive http://t.co/HcTlxcnt7V

2014-04-06 02:37:21
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そのことは布団のシーンでよくわかります。真姫以外のメンバーは場所選びを割と自由にできています。μ’sにおいて先輩後輩のフラット化はすでに結構できている。問題は、そのせいで真姫の素直じゃなさが浮いてしまう点なのです。#lovelive http://t.co/XRi5u0CKgz

2014-04-06 02:41:58
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momorin @momorin_cloverZ

そこで希は枕投げを仕掛けます。戦わなければ生き残れない!な状況を作って、真姫を無理やり枕投げ合戦に入れてしまう戦略です。まんまと楽しい輪の中に入っちゃった真姫は、自然と先輩をのことを名前を呼べるようになりました。#lovelive http://t.co/Ym0is4bRy4

2014-04-06 02:45:33
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momorin @momorin_cloverZ

「本当に面倒やな」と言う希に、「別にそんなこと頼んでなんかいないわよ!」と照れる真姫。まさしく真姫はそんなこと頼んでません。希は、にこのときも絵里のときも、別に頼まれていなくても、素直じゃない人をほっとけないのです。#lovelive http://t.co/QPI5SJfcwX

2014-04-06 02:49:50
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momorin @momorin_cloverZ

ちなみに翌朝、寝起きの真姫の寝ぼけ眼やあくびが見れました。「高嶺の花」感のない真姫のこんな素の表情は、合宿でないと見れなかったでしょう。合宿というものが、普段は見れない顔を見れる場であることを象徴するシーンです。#lovelive http://t.co/yo2MIfQZco

2014-04-06 02:57:49
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素直になれない希

momorin @momorin_cloverZ

真姫が海辺へ行くと、希が。昨夜のことを「どういうつもり?」と尋ねる真姫に、希は「別に真姫ちゃんのためやないよ?」と答えます。合宿での試みは、素直になれない真姫のためのものではなかった。ではその真意とは何だったのか。#lovelive http://t.co/rI09KSRRd6

2014-04-06 03:01:40
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momorin @momorin_cloverZ

希は意外な言葉を続けます。「海は良いよね。見ていると大きいと思ってた悩み事が小さく見えてきたりする」。悩み事とは、もちろん自分のこと。「μ’sのメンバーのことが大好き」「誰にも欠けてほしくない」という想いを語ります。#lovelive http://t.co/VKcIcj7fj5

2014-04-06 03:08:41
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