「前医から言われた衝撃的な一言」はなぜ放たれているのか?
- inakashoge
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上のコメントの補足ですが、今回の診療報酬改正では在院日数計算の例外が減らされ 長期入院が多くなった場合、入院料が大きく減額されるようになりました。今まで看取りを多く行っていた病院の経営が苦しくなる可能性があります。
現在年間約120万人の死亡者数は、2025-2030年には、年間160万人まで増加すると言われています。「看取りの場所は今後どうなっていく?-医療と介護の役割分担についてー」http://togetter.com/li/606461
@inakashoge 医療システム、病院機能分化、役割分担についての啓発が不十分なのだと思います。「この病院があれば大丈夫、何かあった時にはそこに行けばすべてOK、それで安心できる」という理想的な「総合病院」の幻影に引きずられ、病院での医療の現実との乖離が大きいように思います。
2014-04-06 09:53:33厚労省の診療報酬改訂による政策誘導と、台所事情の苦しい病院。診察室で実際に患者を診ている医者は板挟み。不利益を被るのは国民である患者。患者が厚労省を動かすしかないです。@t31415926535: 前医から言われた衝撃的な一言 http://t.co/SaxebOc5lW
2014-04-06 08:19:57@taiwata 本当に国民として国に文句を言ってもらいたい改訂です。ただ消費税のように一律に不満な気持ちを感じるものではないので、難しそうです。緩和ケアについて言えば、かかった病院、医師にもかなり左右されるでしょうし。
2014-04-06 10:00:28どこでも誰でもPCUや緩和医療専門医と同レベルの緩和ケアが出来るなら、緩和ケア科は要らない。 緩和ケア科が最も貢献してほしい仕事は、がん医療における緩和ケアの普及でありそのために積極的に地域のがん医療に介入してほしい。 前医に疑問を感じたら、そこに緩和科の仕事があるのですよ。
2014-04-06 09:04:36外科内科と緩和ケア科の距離が遠いのも問題の一因かも。中規模病院で治療科から緩和ケア科まで繋がってるところに比べ、拠点病院の場合は自前の緩和ケア科では到底カバーしきれない上に何十kmもの遠方からの通院患者も多く、顔も知らない緩和ケア医にその後を託さざるを得ないケースが少なくない。
2014-04-06 09:34:55某基幹病院Aと近隣緩和病院Bは協力して、Bの医師がA入院中から顔見せ介入(回診)をし、Aの専門内科が週2-3回交代でBに往診に行っていた。当然AからBの転院は多く、それなりに上手く行っていた。経営母体が同一という特殊例だけど、そういう外勤システムは一つのヒントになるかもしれない。
2014-04-06 09:43:38近隣緩和ケア医が急性期病院で週2回くらい出張外来(バイトのような形で)をしている例(当然院内他科からの紹介が多い)ってのは数件聞いたことがあるのだけど、早期介入も可能になるし顔が見える関係作りにも役立つように思う。あんまり普及しないのは、何か問題があるのかな。
2014-04-06 09:54:23他院に週2回外勤に出せるとなると緩和ケア専従医が3-4人いる施設でないと厳しいかも。そういう意味では、かなりのスケールでやってる緩和ケア病院でないと難しい。
2014-04-06 09:56:05そこで、医局システムの出番です。何処かの大学で「緩和医療学講座」ができて、教授が人事権を握った医局員を20-30人くらい抱えて外科や内科と協働して関連病院に配置すれば(常勤がいない病院は院生非常勤でカバー)、医療機関ネットワーク問題は一発で解決しそう。無理だけど。
2014-04-06 10:01:19時々ここで言ってることですみません。遠く離れたがん専門病院に通ってる人もいると思うんだけど、それはそれでいいのだけど、最期までそこで行けると思うのですか、と振り返らなければならないかと思うのです。がん専門病院の医師も、いずれかの段階で近くの中核病院なりに繋げる必要があるのでは。
2014-04-06 10:04:21オピオイドにせよステロイドにせよ導入は緩和ケア医でも微妙にやり方が違うので通院中から自分のスタイルで導入してもらい、(患者の希望が合えば)入院が必要になった段階で自施設に連れて帰れるメリットがあると思ったのですが。 @nasushalom
2014-04-06 10:04:52自分も含めて、初めは自分の市内の在宅医も知りませんでした。非がん疾患なら見てくれる先生、がんも見てくれる人、様々です。麻薬の問題も意外に面倒です。そんなのを遠いがんセンターの先生が知ってるわけもなく、と思うのです。ただ「自分で探せ」と片付けるのはどうかと思います。
2014-04-06 10:07:29いくら良い最先端病院でも、自宅からあまりに遠い所はオススメできませんね。その点では日本の何処からでも通院可能な距離にがん治療病院を整備することが大事ですねえ。離島はともかく地方都市ではガイドラインにある治療くらいは受けられるようにしなきゃならない。
2014-04-06 10:09:23どこでもそうだと思うのですが、MSWや在宅とをつなげるセッションがあるはずですから、そちらと相談してもらうことになるのですが、そこへ回ってもらうまでの関係、やりとりの問題も多いように感じます。遠いがんセンターより近くの中核病院のほうがより身近な話のはずです。
2014-04-06 10:11:58あとMSWの実力も大切かも。"提案力"のあるソーシャルワーカが付いてくれると患者の終末期のQOLを格段に改善する。それは、目先の手術成績なんかより遥かに大切かもしれない。
2014-04-06 10:12:11がん専門病院(大学病院、がんセンター)←→中核病院←→(もう少し病床数の少ない病院←→)在宅医っていう、ある程度のシステムは明確になりつつあるのですから、上位(がん専門病院)の先生はこのシステムを初めから患者・家族に説明する(してる方もいると思いますが)、患者も納得しないと。
2014-04-06 10:17:04がん専門病院の先生方のが何倍も忙しいのも事実だけど、だからこそ必要なところには時間はとるのも大事なんだなぁ、と先日思うこともありました。togetterの連投した先生の言葉のとおりであってもなくても、そのくらいに感じさせる言葉を患者さんがを受けたのも事実なんだろうなぁと思います。
2014-04-06 10:21:41患者・家族の方も、病気を治そう、良くしようと思うのは当然です。ただ、現実から目をそらすこととは意味が異なります。(話をややこしくなりますが、死生観にも繋がると思っていますが)先程のような、治療・療養する場所の違いを認識する必要があるのではないでしょうか。
2014-04-06 10:25:30がん専門病院が唯一神、的な思いもあるでしょうが、私達中核病院でも、必要とあればそのような病院へご紹介するわけです。そして必ず、何かあればまた私たちは診ます、と紹介先の先生、もちろん患者さん、家族にも伝えます。自分の手を超えると思えば紹介する、のは普通です。
2014-04-06 10:28:04言いたかったのは、がん専門病院の先生も(住んでいる地域によっては)初めから最期までうちでみないよ、みれないよ、ちゃんと近くの先生に繋げるよ、と患者さん達が次に気持ちが繋がるように伝えてほしいかなぁ、と思います。
2014-04-06 10:32:22そして、 患者・家族の人たちも、それは見放されたわけではなく、自分たちにとっても今後をプラスに過ごすための選択肢だと理解をしてほしくて、そういうところに行くということは時期によって担当医が替わることも覚悟で、離れた病院に行ってほしい。
2014-04-06 10:34:56ついでに、非がんのことも付け加えて言うと、例えば脳梗塞などで改善せずに寝たきりになってしまって、という場合も近くの中核病院に入院しても「追い出される」とどうしても口から出てしまうのも無理はないですが、がん専門病院と一緒で、誰でも入ったとこにずっといたいけど、現実はそれを許さない。
2014-04-06 10:38:46