【ラブライブ!1期】12話感想まとめ。―「私、『スクール』『アイドル』辞めます」
- momorin_cloverZ
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12話は、ラブライブ!出場という目的性が潰えたところから始まります。「続けられるわよね?まだ諦めたりしないわよね?」とラブライブ!への執念を見せるにこですが、μ’sの原動力の不在によって、この夢は幕を下ろしました。#lovelive http://t.co/kKe55GPivH
2014-04-08 09:28:22ラブライブ!という夢の終わり
謝罪にきたメンバーを、穂乃果の母は笑顔で迎えます。「あの子がどうせできるできるって背負い込んだんでしょ?昔からずっとそうなんだから」。今の穂乃果も何も変わっていないし、家族はそんな彼女のことをよくわかっています。#lovelive http://t.co/wVySOxIMnW
2014-04-08 09:30:56風邪をひいた様子や挫いた足は、アイドル性を一点に過剰に志向した「心」を、スクール性に根差す「身体」が拒絶した痛々しい証拠です。しかし、メンバーに謝る穂乃果はまだ、ラブライブ!出場をめざし、アイドルを志向したままです。#lovelive http://t.co/BQzvXElI3L
2014-04-08 09:34:02「みんなで相談してエントリーをやめたの」とラブライブ!断念を告げる絵里。「みんな」に穂乃果は入っていません。μ’sがはじめて穂乃果の『天性の決断主義』からの脱却を試みた。それは事故が起きた以上避けられないことでした。#lovelive http://t.co/ixGdeKgSgR
2014-04-08 09:39:24責任を背負い込む穂乃果を絵里は「穂乃果も悪いし私たちも悪い」と諭します。しかしこれは誰のせいでもなく、ラブライブ!という大会がもたらしたアイドル性への憧れや競争心への煽りそのものが生んだ、運命づけられた悲劇でした。#lovelive http://t.co/4uIax8unUO
2014-04-08 09:54:32にこと1年生の本音のカット。凛の「ラブライブ!のことまだ黙ってるのかと思ってたけど…」や、にこの「あと少しだったのにな…」といった言葉には、メンバー8人の間の気持ちのズレとともに、にこと1年生の絆の深さを感じます。#lovelive http://t.co/VPV31p7d0b
2014-04-08 09:57:46「冷却」できない穂乃果のギア
真姫のリラックスできるCDとは、オーバーヒートした心を一度「冷却」して、スクールアイドルとしての目的性を取り戻してもらうためのものでした。スクール性へと完全に入ったギアを、いったんニュートラルにするためのものです。#lovelive http://t.co/GukVV6WD5d
2014-04-08 09:59:31しかし穂乃果はそのCDをベッドから落とし、ランキング表を見つめて、ぼろぼろと涙をこぼします。アイドル性への志向に完全にギアが入ったままの状態で、ラブライブ!断念を告げられたことは、あまりにも大きな挫折感を与えました。#lovelive http://t.co/h42ehH7MkN
2014-04-08 10:03:40ことりの決断できない決断
ことりの問題も切迫します。リミットを迎えたことりは、選択肢を客観的に「鳥瞰」し、より社会的に認められる選択として留学を決断した。しかしことりはそんな決断を是としたいわけではなく、一番頼れる人に決めてほしかったのです。#lovelive http://t.co/cBd5gqGP65
2014-04-08 10:12:39「ちゃんと話しなさいよ。大切な友だちでしょう?」と母は語ります。しかし、アイドル性にギアチェンジし、スクール性を忘却した穂乃果は、友だちとして向き合ってくれなくなった。そんな彼女に話すことに強い不安を覚えています。#lovelive http://t.co/5OfFAeboMs
2014-04-08 10:16:59穂乃果の瞳は、アイドル性を向いたまま
「LoveLive!」という文字にμ’sではない姿があることに、視聴者も大きな違和感やショックを覚えるはずです。巨大ビジョンで取材を受けるA-RISEは商業的なアイドルにさえ見えます。アイドル性を洗練化した存在です。#lovelive http://t.co/x0UoUOY8NQ
2014-04-08 10:20:00μ’sが目指すスクールアイドルの目的性は、A-RISEの姿ではなくなっていたはず。しかしラブライブ!に煽られた穂乃果の心のギアはまだ、スクール性を忘却し、アイドル性への憧れに入ったままです。ポスターを見つめ続けます。#lovelive http://t.co/BFoY8RZkVj
2014-04-08 10:25:02ことりは「穂乃果ちゃん、あのね」と呼びかけますが、穂乃果はポスターを見つめたまま。やはり穂乃果はまだアイドル性に夢中で、友だちとして向き合ってはくれないままです。自分の未来を決断してくれる穂乃果はまだ戻ってきません。#lovelive http://t.co/3vDgBJxI4J
2014-04-08 10:28:05スクール性への「代替的加熱」
そんな穂乃果を見かねて励ますのが3年生です。素直じゃない嘘つきを素直にさせる希のわしわし。一番諦めきれないのは自分なのに「諦め悪いわね」と、部長として、挫折を味わった人間として励ますにこ。やはり3年生は、先輩です。#lovelive http://t.co/awwVpXTCnC
2014-04-08 10:31:51絵里は「私たちの目的はこの学校を存続させることでしょ?」と、きっかけだった廃校阻止の目的性を再提示します。穂乃果のアイドル性志向を「冷却」するのではなく、次へ進むために、スクール性へと「代替的加熱」を図ったわけです。#lovelive http://t.co/gOSBnjoE4x
2014-04-08 10:35:04そうして穂乃果は、学校(スクール性)に、μ’sに復帰します。失敗を気にしてみんなに気を配る穂乃果に絵里は「少し周りが見えるようになったってことかしら?」と語ります。そしてこのとき、ことりの不在にやっと気がつくのです。#lovelive http://t.co/NGZ558cidv
2014-04-08 10:39:17あっという間の「廃校阻止」
後輩ができるという自身の問題として喜べる1年生が「廃校阻止」達成の朗報を届けます。しかしそれは、1話から一貫してμ’sの大義名分だった「廃校阻止」という目的性、絵里がさっき代替的加熱を図った目的性の喪失を意味します。#lovelive http://t.co/qPONS4pbvC
2014-04-08 10:47:36廃校阻止を達成しわかりやすい動機を失ったμ’sは、すぐに次のライブをやる理由がなくなりました。進むべき道をまた確かめていく段階に入ります。しかし、その歩みを許さない事態がすでに起きていることに、この後気付かされます。#lovelive http://t.co/orDfG51C03
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