くるみ割りの魔女の手下達は「その姿をデキソコナイと呼び恥ずかしく思っている(by魔女図鑑)」そうなので、やはり「親知らず=邪魔者」ぐらいの認識なのかも知れませんね・・・・(´・ω・`)
2014-04-09 23:08:17最後に「くるみ割り人形」について。一言で「くるみ割り人形」と言っても「バレエ」「童話」「工芸品」の3つがあります(´・ω・`)
2014-04-09 23:13:17まずは「バレエ作品」の「くるみ割り人形」ですが、こちらはチャイコフスキーの作曲したバレエ音楽で、クリスマスイブに起こった少女クララの夢物語です。「叛逆の物語」の元ネタとなっており、劇中の背景に「雪の結晶」や「クリスマスツリー」が出てくるのはこのためです(´・ω・`)
2014-04-09 23:17:32次に「童話」の「くるみ割り人形」。正式名称は「くるみ割り人形とねずみの王様」で、1816年に発表されたE.T.A.ホフマン作の童話。チャイコフスキーの「くるみ割り人形」の原作となっているのですが、原作をかなり省略したフランス語訳がもとになっているそうです。
2014-04-09 23:22:27例えば、主人公である少女の名前が童話では「マリー」という名前ですが、バレエでは「クララ」という名前になっています。「偽街の子供達」が「クララ・ドールズ」という名前なのも、バレエ作品の方が元ネタになっているからなのでしょう(´・ω・`)
2014-04-09 23:26:55最後に「工芸品」のくるみ割り人形について。こちらはドイツの伝統工芸品の一つで、木製の直立した人形です。顎を開閉させて胡桃を噛ませ、背中のレバーを押し下げる事で胡桃を割ることができるそうです。 http://t.co/wH2pTSfQ78
2014-04-09 23:31:02ですから、「歯がこぼれて種を噛み砕く」事が出来なくなったくるみ割りの魔女は、正に「デキソコナイ」であり、手下達も「恥ずかしく思っている」のだと思います(´・ω・`)
2014-04-09 23:37:47くるみ割り人形についてもう少し突っ込んでみると、王様や兵士、憲兵などをモデルとして作られたものが多く、「庶民が頭の上がらない相手にくるみ割りの労働を代行させるという鬱憤晴らし」のような意図があったそうです。
2014-04-09 23:42:32また、19世紀には政治家をくるみ割り人形に模した風刺漫画がしばしば描かれており、子供向けの童話や絵本においても現代にいたるまで「悪役主人公」として定番の存在となっているそうです(´・ω・`)
2014-04-09 23:45:34「神にも等しく聖なるものを貶めて蝕んでしまった」ほむらは正に「悪役主人公」に相応しい「くるみ割り人形」そのものと言えるでしょう。そして、自らのソウルジェムを「噛み砕き」、「悪魔」へと変貌します・・・(´・ω・`) http://t.co/kmSR3mms2B
2014-04-09 23:56:36・・・ただ、ほむらの面白いところは「悪魔」という存在になって「世界を書き換え」てしまっても、律儀に学校に通うところでしょうか。まどかをもっと自分の身近な存在にしてしまう事も出来そうな気がするのですが・・・(´・ω・`)
2014-04-10 00:04:40元々の性格を考えると、結局は「まどかとの学園生活を楽しみたい」だけなのかなーと思ったり。ただ、せっかく書き換えた世界も一ヶ月で元に戻りそうな気がします。元々ほむらは一ヶ月しか時間を戻せませんし、叛逆でもまどかの「転校してきて一ヶ月」の発言が引き金になってる感じですし(´・ω・`)
2014-04-10 00:10:38なんていうか、ほむらには「儚い」という言葉が凄くよく似合うと思います。某FFのキャラクターのセリフじゃありませんが、「人の夢と書いて儚い」を地で行ってるような感じがして。ラストの「あなたの方が似合うわね」のセリフは果たしてどんな心境だったのやら・・・(´・ω・`)
2014-04-10 00:19:31