家康など、歴史小説等の「出典・元ネタ」話~山岡荘八、司馬遼太郎、田中芳樹、そして徳富蘇峰

有名歴史ブログ「戦国ちょっといい話・悪い話まとめ」の記事「 家康の例の話についての雛型? http://iiwarui.blog90.fc2.com/blog-entry-8378.html 」 から話が進み「歴史小説(あるいは実際の歴史を基にした架空歴史小説)の書き手はどうやって種本、種史料を探して、それを取捨選択して自分なりのスト-リーにするのか」についていろいろと雑談させていただきました。 「司馬史観とかよくいうが、その元はけっきょく徳富蘇峰なんじゃないか?」なんて話も含めて…。
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Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) @gryphonjapan

上記本の目次 @1059kanri @bn2islander 司馬文学を解剖する ●今や絶滅寸前の日本の史伝文学 ●「関ヶ原」をテキストに読み解く ●歴史小説家・司馬遼太郎の本領発揮 ●史実と創作のはざまで ●徳富蘇峰「近世日本国民史」の影響 ●平成の史伝文学の可能性 

2014-04-10 22:38:41
Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) @gryphonjapan

資料 / “http://t.co/uVlTklt4Cd: 歴史の読み解き方 江戸期日本の危機管理に学ぶ (朝日新書): 磯田道史: 本” http://t.co/9YQdxUp0C6

2014-04-11 00:30:52
リンク t.co Amazon.co.jp: 歴史の読み解き方 江戸期日本の危機管理に学ぶ (朝日新書): 磯田道史: 本 Amazon.co.jp: 歴史の読み解き方 江戸期日本の危機管理に学ぶ (朝日新書): 磯田道史: 本
bn2 @bn2islander

@gryphonjapan @1059kanri 徳富氏の影響は言われていることなんですね

2014-04-10 22:39:22
公務員試験人文科学の呟き @jbotcom

●徳富蘇峰  「平民主義」を掲げて雑誌「国民之友」を作ったけど、三国干渉がきっかけで国粋主義を主張して、第二次世界大戦の改正の詔勅を書いた人。  何気に戦後まで生きてる。  #日本史 #近代 #政治 #思想

2014-04-10 21:38:57
ひびちゃん @hby16

「吉継は三成のために口説き落とされた。憐れ好男児、彼は三成と情死すべく決心した。而して吉継は、実に三成の右手として、関ヶ原の役の大立て者となった。」(徳富蘇峰『近世日本国民史』) つまり友誼に殉ず智将・大谷吉継、なんだけどもいやに艶っぽい言い回しに唸ってしまった~悲壮な一途さ

2014-04-10 21:56:18
Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) @gryphonjapan

「本稿では、今日の司馬評価を決定したと思われる『坂の上の雲』,後半部と同時期に書かれた『覇王の家』における依拠資料の分析と、その本文批判の水準を問題にしてみたい。さらに主人公・家康に対する司馬評価の… / “AN103087570…” http://t.co/BexUolEsxb

2014-04-10 22:46:44
Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) @gryphonjapan

そうですそうです。徳富蘇峰ってたしか昨年生誕150年でいろんな論考ありましたが、毀誉褒貶、の毀も貶も大いに根拠あるとはいえ、「近代日本向けに、面白く歴史を語りなおした」という点は正当に評価せんとあかんようですね。 @bn2islander @1059kanri

2014-04-10 23:10:44
Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) @gryphonjapan

まあ、いま徳富蘇峰をちゃんと読みなおす、なんてのは素人的にはちょっと難しいので、それを読み砕いて語り直す啓蒙者に期待。そういえば「蘇峰は重要人物だよ」と俺が最初に知ったのは、基本、大嫌いな渡部昇一だった(笑)。悔しいが記しとこう。@bn2islander @1059kanri

2014-04-10 23:14:24
etoh @sh_etoh

@gryphonjapan @bn2islander @1059kanri 彼は学生時代古本屋で蘇峰の近世日本国民史100巻を手に入れ、部屋がそれでいっぱいになったのでその上から布団引いて寝た人ですからねw徳富蘇峰に関する言及については彼は結構速かったと思います。

2014-04-10 23:16:23
Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) @gryphonjapan

「司馬遼太郎 徳富蘇峰」と並べてグーグル検索したら、一番はじめに出てきたブログ http://t.co/AyADyrklVG 「司馬遼太郎の明治維新を題材にした歴史小説には種本があるということを書きましたが、その種本は、海音寺潮五郎が西郷隆盛について書くときにも種本になって…」

2014-04-10 23:17:05
リンク t.co 司馬遼太郎『翔ぶが如く』 (その二) 「司馬と徳富蘇峰」 西郷隆盛/ウェブリブログ 西郷隆盛の司馬遼太郎『翔ぶが如く』 (その二) 「司馬と徳富蘇峰」に関する詳細記事。(Powered by BIGLOBEウェブリブログ) 前回司馬遼太郎の明治維新を題材にした歴史小説には種本があるということを書きましたが、その種本は、海音寺潮五郎が西郷隆盛について書くときにも種本になっていたふしがあります。海音寺だけでなく、戦後の歴史小説家の多くがその本を種本にしている、という説もあります。 それが徳富蘇峰の『近世日本国民史』です。 この本は日本の近代史に興味を抱く戦前の人に非常に読まれた本です。徳富蘇
bn2 @bn2islander

@gryphonjapan 先の論文の限りでは徳富をきちんと読み直さない限りは司馬遼太郎の本質・資質が浮かび上がらないのが悩ましいですね

2014-04-10 23:24:30
Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) @gryphonjapan

ひょっとしたら近代以降の歴史小説に関して「徳富蘇峰は手塚治虫的存在」だったりしたのかもしれない!!しかし、もし仮にそれが事実だとしても、表立って顕彰しにくいよな…。 @bn2islander

2014-04-10 23:35:26
king-biscuit @kingbiscuitSIU

@sy_etoh @gryphonjapan @bn2islander @1059kanri 某保守系大御所を「平成の徳富蘇峰になりましょう!( ゚∀゚)」と煽ってあんなもん書かせ……うわ、なにをするや……くぁwせdrftgyふじこlp

2014-04-10 23:20:21
etoh @sh_etoh

@kingbiscuitSIU @gryphonjapan @bn2islander @1059kanri もしかしてあれか、あれのことなんですか先生!?

2014-04-10 23:22:34

幸田露伴「運命」の元ネタは?どこまでが創作で、どこまでが史料に基づく?

Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) @gryphonjapan

田中芳樹氏は学習院で中国史をやりたかったがそのゼミが無いので、文学部で幸田露伴の「運命」(靖難の変が舞台)を研究した。博士論文(卒論だったか?)は史実、史料と小説を読み比べ、何を露伴は元ネタとして取捨選択したかの考察だったとか。 @1059kanri @bn2islander

2014-04-10 22:41:43
Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) @gryphonjapan

togetter用資料 中国の明王朝初期に発生したクーデターによる皇帝交代「靖難の変」を描いた小説だが、元の資料と比較した研究も近年進んだと。 / “幸田露伴 運命” http://t.co/nvJglEgpau

2014-04-11 00:18:53
リンク t.co 幸田露伴 運命
bn2 @bn2islander

@gryphonjapan 本論も面白いですが、それだけ聞くとヤン・ウェンリーに田中さん自身が投影されているかのようですね @1059kanri

2014-04-10 22:43:06
Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) @gryphonjapan

「ああ、働きたくない仕事したくない。はやく年金暮らしをしたい」と思いつつ、偉くなればなるほど仕事に追われるという点、「年金」を「印税」や「アニメ・パチスロ化原作料」に変えれば(笑) @keisatsuken1971 @bn2islander @1059kanri

2014-04-10 22:57:00
Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) @gryphonjapan

今見つけた「田中芳樹年表」。 さっき書いた「歴史の代わりに歴史を書いた文学を専攻」つう話は残念ながら引用されてないが。あと修論でした。 http://t.co/2iMtaUUeGe 『後輩から「どうして論文を書かないのか?」と問われ…修士論文で、幸田露伴著「運命」を題材にする』

2014-04-10 23:23:36
リンク t.co 作家・田中芳樹プロフィール | 田中芳樹を撃つ! このページは、過去に公刊された田中芳樹関連著書、および新聞・雑誌等で掲載されていたインタビュー記事・対談内容などを元に、ベストセラー作家・田中芳樹の人物像・経歴・著書刊行履歴等についてまとめています。