家康など、歴史小説等の「出典・元ネタ」話～山岡荘八、司馬遼太郎、田中芳樹、そして徳富蘇峰

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最後に。 『幸田露伴の「運命」史実、実際の史書や史料と内容を比べて、どこが創作で何を引用したんだろう？』というテーマは高島俊男氏も書いてる（「しくじった皇帝たち」収録）。田中芳樹氏の修士論文は熱心なファンが学習院大学行かないとふつうは読めないだろから（笑）、参考まで。

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http://t.co/rpPhSyFiHz 「燕王軍が南京に攻め入ったとき、健文帝は僧侶に変装して地下道から逃亡し、忠臣たちとともに39年の間、各地を放浪したという伝説がある。これを「健文出亡伝説」と言い、幸田露伴の小説『運命』は、これを題材にしたものである。」（続く）

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（続き）『しかし、その文章は、タネ本『明史紀事本末』を、ほとんどそのまま引き写しているだけである、と著者は指摘する。独自に付け加えた文辞もあるが、これがまた「漢文張扇」式…そもそもあり得ない与太話を、露伴は頭から信じて『運命』を書いている、と著者の批判は留まるところを知らない」…

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資料“隋の煬帝…明の建文帝。国家経営をしくじった二人の皇帝―その興亡の顛末をホントとつくり話の襞にわけいり、史実の闇に光をあてた歴史評伝。。” / “http://t.co/uVlTklt4Cd： しくじった皇帝たち (ちくま文庫…” http://t.co/DbeYw5xoxY

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もう、togetter作る気まんまんで、過去の資料を紹介しつつある。 kousyoublogさんの過去記事。 「銀河英雄伝説再アニメ化ということで元ネタっぽい歴史上の戦争いくつか」 http://t.co/qvqNz2rnuq

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記憶によるこぼれ話 ファンとのトークショーで「ルドルフのモデルってヒトラーなんですか？」とか「ナポレオンがラインハルトのモデルですか？」と聞かれた田中芳樹氏は「基本混ぜ合わせてるし、わざとマイナーな人から採ってるしねー。たとえばルドルフは…」（続く）

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（続き）「ルドルフ・ゴールデンバウム（の、自分のように皆が強くあるべきだ、という性格）は、路上で寝てる男を見たら、自ら馬車を降り『何してるんだ、働かんか！』と鞭打ったというフリードリッヒ軍人王もモデルですよ」と。テーマ「元ネタ探しは楽し」の例として。@gryphonjapan