原発の再稼働を決めるのは誰か

早川由紀夫 @HayakawaYukio

ゼロリスク（絶対安全）はないのだから、「安全が確認され」ることはない。その考えなら、原発はひとつも再稼働できない。Reading:官房長官「再稼働は政治判断しない」　NHKニュース http://t.co/IdqnCb4mf0

早川由紀夫 @HayakawaYukio

ちょっとだけ危険だけど仕方ないと政治判断する場合のみ、再稼働が可能だ。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

再稼働の判断は政治家の仕事だ。政治家がその判断をしないというなら、再稼働はできない。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

川内原発は2万8000年前に入戸火砕流にやられた。このリスクを容認すると政治家が判断するなら、再稼働できる。このリスクがゼロであると、火山学者は誰ひとり口が裂けても言わないだろう。川内原発を再稼働するのは、火山学が明示するこのリスクを政治家が仕方がないと容認する場合だけだ。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

火山のリスク（損害）と、原発のベネフィット（利益）を金額で比べて、ベネフィットがリスクを上回れば原発をやってもよいのだろう。しかし、ベネフィットを受けるのはいまのひとだけだ。百年後、千年後、万年後のひとは（今の）原発からベネフィットを受けない。リスクだけをもらう。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

原発をやって良いか悪いかは、経済的損得の問題ではなく、世代間の倫理の問題に帰するようだ。私たちは子孫に何を残すか。その倫理観がいま問われている。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

子孫に毒を残すよりも、いまある石油を全部使ってしまうほうが、まだマシに思える。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

ただ、その毒性がどれほどなのか、わからない。3年前に出た毒は（結果的には）（いまのところは）たいしたことなかった。管理不行き届きで出てもたいした毒ではないのか。それとも取り返しがつかない毒なのか、それがわからない。