さて、ようやく春の新番組に手を付けた。先鋒としてダイミダラーとシドニアの騎士の視聴感想から始めていこうと思う。ちょうど関西では放送時間が微妙に被っているライバル同士(あくまでも時間的な意味で)
2014-04-15 19:58:27とりあえずシドニアの騎士から述べていこうと思う。今季の中では唯一のフルCGロボアニメになるのだろうか。人物まで含めてCGの作品はあんまり見ていないのでちょっと珍しい印象もある作品だ。
2014-04-15 19:59:19こっちは正直なところ、やや世界観を掴みづらい所はあるかもしれない。そこに少しとっつきにくさを感じることもあるが妙に続きが気になる所があるのは正直な所。
2014-04-15 20:00:46個人的には、若干ライトな雰囲気はあるものの全体としてはハードSFものっぽくなりそうな印象であり、それはそれでちょい期待したい。シドニアの騎士で個人的にふと面白いと思えた事は小道具や設定の説明だが、何か”追い詰められている”雰囲気が良く出ているような気がした。
2014-04-15 20:02:55奇居士と呼ばれる敵が既に100年近く現れていないのだが、軍側の状況が”追い詰められた所から進化を遂げて、また追い詰められて”といった所。後があるようでないようでわからない危うさにちょっと惹かれているのかもしれない。
2014-04-15 20:04:15地上の世界の人々が、食事ではなく光合成で生きる設定も、宇宙をさまよう生活環境故に食糧が確保できなくなった故での人類の進化でもあり、男女別に中性の存在もある点では子孫繁栄問題がある故の進化でもあり、けれども追い詰められて新たな力を得てもそれがまた追い詰められるとどうなるのかと。
2014-04-15 20:05:39衛士についても、1世代前の機体が抜群の性能を誇る英雄として扱われていて、奇居士を倒す事が出来る唯一の槍(カビザシとやら)が28本しか存在していないとのこと辺りも、現状ではかつて以上の技術を軍は所有していないのだろうかとも勘ぐる事が出来そう。
2014-04-15 20:07:18いわばメカニックの技術力として既にじり貧になっている状況で、人類の進化もその穴を埋めるように進化したかのような……いわば”悪あがき”でどうにかなっているような体制が思い浮かぶ。そんな状況に加えて100年近く現れていなかった奇居子が現れて1話が終わりだが……これ、どうするの!?と
2014-04-15 20:09:02個人的には、公式HPで紹介されてた重質量砲が相手吹き飛ばすだけで殺傷能力がないとの説明文に、ジリ貧クオリティを感じさせてくれる。それでどうやって渡りあうのだろうかと考えると何か楽しくなりそうだ。掌位についても下手にやると事故るような説明文に笑える。
2014-04-15 20:11:13何かSFガジェットの表現の仕方から世紀末な世界観を想像する事が容易で楽しい。ここら辺はちょっと高く評価したいかもしれない。
2014-04-15 20:12:03個人的にSFガジェットは考察よりも”上手くそれっぽく表現できている”所に弱いのかもしれない。実際はデタラメでもそれっぽく言ってくれてこちらを騙すような描写が好きかもしれない。
2014-04-15 20:14:12その一方で、士官学校の描写がゆるい日常感覚として描かれているが、作風と乖離していると感じるよりも、100年近く敵が現れていない設定もあってか、組織の危うさを認識していない上で日常のユルさが成り立っていると思う。
2014-04-15 20:14:49ここら辺は、深刻な状況を当の本人が把握していて一発ネタに走ると歯がゆいが、こちらはその深刻な状況を把握していないから何気ない日常が成り立っている自然さがあるのかもしれない。
2014-04-15 20:15:37キャラクターとしても、中性という性別を持つイザナや、11人のそっくりさんな仄姉妹、何故か熊の家政婦・ララァとか日常的におかしそうな設定の面々が自然とその場に定着している雰囲気も作れているかと。
2014-04-15 20:16:56ちょい余談だが、岐神(海苔夫という名前には笑えてしまう)というライバルポジションの中の人が櫻井孝宏さんだが、ついこの間までビゾン役を担当されていたので最近、ロボアニメでエリートから狂気へ変貌するライバル役がハマリ役になっているのだろうか(笑)
2014-04-15 20:18:43ただ、地上世界と地下世界についてもう少し書いてほしいと思う所もあり、地上の存在を殆ど知らない上操縦テクが落ちこぼれな長道がどうしてあっさりと継衛に乗る事になったのかは少し気になる。これは少し唐突と感じたが今後ちゃんと説明されるのだろうか。
2014-04-15 20:20:15あと、OPがなかなか中毒現象に陥る。いわば軍歌調のメロディーがサビと微妙に合わさっていて不思議なテンポといった印象。ドン!ドン
2014-04-15 20:21:43といった所のシドニアの騎士。あとフルCGは最初違和感もあったが、1話和えを見るつれに馴れてしまった。今のCGはメカも人も自然と、そして激しく動かす事もお得意になったのかとちょっと凄い。
2014-04-15 20:22:43さて、夜勤前としてシドニアの騎士の視聴感想について書いていこう。とりあえず今回は2、3話について。しばらく平日は昼ごろに書きこむ事も多くなりそうだ。
2014-05-08 11:53:24シドニアについては、前回で感じた突然の奇居士襲来により危うさと隣合わせだった平穏が引っぺがされるラストを見事に引き継いでいるかのようであった。2、3話を通してどんどんどうしようもない自体へ陥っていく事に背筋の寒さを感じる所。
2014-05-08 11:54:342話で最初の犠牲者(山野)が出る描写についても、それまでの操縦士として任命されるまでの回想を挟んで、そこから一気に死の瞬間を書く流れはややベタながらも、一寸先は闇といった印象が強く醸しだされている。何気に山野の死骸が続いて出てくる流れもちょっと怖い。
2014-05-08 11:56:14そして2、3話で出てきた赤井隊についても。死亡フラグが立っている背景が既に存在していたが、シドニアの重力杯大会の優勝者チーム、いわば精鋭を持ってしても瞬く間に全滅してしまったラストが余計どうしようもなさを掻き立ててくれる。
2014-05-08 11:57:22正直精鋭が全滅したならば本当にどうなってしまうのかシドニアはと。まぁ長道に期待を寄せるしかないと言えばそこまでだが、この負け続けて追い詰められていく恐怖は奇居士を退ける事は出来るも撃墜出来ない点も含めてより実感せざるを得ない。
2014-05-08 11:58:56