笹井博士会見が提起した論文のオーサーシップの問題
笹井博士会見感想 - 科学政策ニュースクリップ @enodon http://t.co/9QlRM5vzDJ この貢献で責任著者はやりすぎな感はありますね。ただ論文の大幅な再構成や執筆をかなりされてらっしゃるようなので一著者になるのは妥当なところかと。
2014-04-16 20:18:29笹井博士会見感想 「誰も全体像を把握していない論文がnatureに掲載されたことに驚き」 @enodon http://t.co/9QlRM5vzDJ ネイチャーに掲載されるような論文は複数のグループがデータを持ち寄ってできることが多く、全体像を完全に把握するのは通常困難かと。
2014-04-16 20:23:53@enodon そうなんです。正直、別ラボの共著者が防ぐのは事実上かなり困難ですね。共同研究の論文で、別のラボから出された結果について生データや実験ノートまで要求して精査する、というケースは、僕の知る限りでは皆無です。
2014-04-16 20:37:57笹井博士会見感想 - 科学政策ニュースクリップ (id:scicom / @enodon) http://t.co/RIUFpofapx ギフトオーサシップの問題は深刻。著者名をみて査読するかどうかを決めるNature誌など一部雑誌に固有の問題とも言えます。
2014-04-16 20:38:20@tsuyomiyakawa ねつ造をする人がいったん入り込んでしまうと、取り返しつかないですね。だから教育、採用プロセスと、発覚後の制裁で防ぐしかないと…
2014-04-16 20:41:35@enodon ですので、科研費の新ルールでの「共著者まで責任を負ってペナルティが与えられる」というのは、研究者コミュニティで大幅な慣習の変更をしない限り、おかしな話であると思っています。
2014-04-16 20:41:41@tsuyomiyakawa 論文の貢献度を数値化して、その分だけの有限責任、かつ有限業績とするとかしないといけないということですかね
2014-04-16 20:46:30不正を行う人は人口の何%か一定の割合で必ず含まれており研究者コミュニティでも同様かと思います。教育は効果はありますが限界もありそう(人格障害の場合など)。採用過程などで不正の動機付けを下げるのと不正が起こりにくい仕組みに改善する等の組み合わせになるでしょうね。@enodon
2014-04-16 20:48:31@enodon ですね。論文の貢献の範囲・割合を明示してその分を業績とする、責任もその範囲というのがリーズナブルなのではないでしょうか。
2014-04-16 20:50:47不正認定後の罰則は必要なのですが「不正認定」まで行くのにおそろしく労力・時間がかかるのは今回の事例が証明してます。これだけ大量の不審な点がある場合ですら正式認定までの道のりは長そう。不正をする人の中で罰を受ける人は氷山の一角となり厳罰化の効果は限定的でしょう。@enodon
2014-04-16 20:57:02@tsuyomiyakawa 研究者の採用プロセスがフェアであれば、なんらかの公的な制裁がなくても、ねつ造をする研究者は排除されていくと思うのですが…
2014-04-16 20:59:37しかし実際には研究者コミュニティは狭くそういうことをすると後がこわいので、他の人の研究についてネガティブな指摘をするようなことはほとんどなされないです。少なくとも顕名では困難。自由に意見を言って大丈夫なような仕組みに変えることが不正を減らすのに効果的だと思います。@enodon
2014-04-16 21:10:45@tsuyomiyakawa 今回は匿名ブロガーの方々などが問題を指摘したことが大きかったですが、研究者の評判が可視化できそうな感じがしています。そこに希望を感じます
2014-04-16 21:21:53@enodon @tsuyomiyakawa 共著者間の貢献度の数値化及びその合意なんて簡単に成立するのでしょうか?まだ貢献した部分や事実を羅列する方が現実的のような。
2014-04-16 21:22:38@Historyoflife @tsuyomiyakawa ありがとうございます!宮川さんとの対話で考えが深まっているように感じています。
2014-04-16 21:22:51@fujikko0041 @tsuyomiyakawa 簡単ではないですよね…数値化しても、その数値をギフトする人が出てくるかもしれませんし。
2014-04-16 21:33:04@enodon @tsuyomiyakawa オーサーシップ問題は今回のように責任の押し付け合いになることもありますが、権利争いで問題になることもよくあります。科学においては事実が重要と言うのであれば、研究における事実もきちんと反映するような制度・慣習を樹立すべきです。
2014-04-16 21:48:21プレサブミッションという論文形態もありますね。RT @tsuyomiyakawa: @enodon (cont) http://t.co/K93rCra245
2014-04-16 21:52:46@enodon @tsuyomiyakawa 権利は目に見えないものではありますが、ギフトオーサーシップとか、ないものをあるかのように言う、つまり捏造ですよね。ある意味。
2014-04-16 21:57:46@enodon @fujikko0041 これ、具体的にどのあたりまでオーサーシップを認めるか、というのことで分野間でもかなり違いがあるので、そのあたりは分野横断的な感じでコンセンサスを得る議論をしたほうがよいように思います。
2014-04-16 22:20:16