ニトログリセリンの製造工場で働いていた方たちは、血管拡張作用による脳内圧の上昇により頭が痛くなるけど、週の中ごろになるとそうでもなくなる。週末過ぎて、月曜日に出社するとまた頭が痛くなる。
2010-11-03 23:00:28ニトログリセリンの耐性と、脱耐性についてはこのときすでにわかっていました。が、その機序はまだよくわかっていない、というか仮設が一杯あってまだ確定的でないのが本当のところです。
2010-11-03 23:01:38ま、この耐性化自体が臨床のアウトプットにどれくらい影響あるのかもよくわかっていないのが正直なところだと思います。ニトログリセリンからNOが放出されて、血管平滑筋が弛緩するんですよね。血管平滑筋のグアニル酸シクラーゼを活性化させてcGMPシグナルが動くためです。
2010-11-03 23:03:20ニトログリセリンの構造は。。。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%83%B3 ウィキwww
2010-11-03 23:08:06これからどうやってNOがとれてくるのかを知ることは、ニトログリセリンの耐性化の機序を考える上で大事ですし、臨床に十分応用可能な知識になりますよね。実はこれ、酵素的にNOが放出されます。
2010-11-03 23:10:53うひゃひゃ。要は、三つのNO2がついている構造であるということですねww 私自身これは体内で適当にNOがちぎれているのかなぁと思っていたんですが、酵素的に行く経路があるっていうのが最近5年くらいの発見です。@GED115 加水分解の段階で挫折する人が多そうだw
2010-11-03 23:12:19はい、ネタばれ禁止www そのとおり、アルコール代謝に関与する体内の代謝酵素ALDH2が関与していますwwwアルコールからアルデヒドに変換する酵素です。RT @GED115 お酒の代謝に関係する奴が関与しているとか聞いたなw ちゃちゃいれすぎかw
2010-11-03 23:13:52正確に言うとその経路が非酵素的にいくと思っていたんですが、実はALDH2という体内の解毒酵素によってNOが放出されるという話です。RT @GED115 ん?加水分解→硝酸→還元 なんじゃないの?
2010-11-03 23:15:03このALDH2。べつにこれによってNOが放出されるんだって話だけなら、ふーん、なんですが、この酵素はSNPが存在しています。このSNPがあると、だいたい大雑把に10%以下の酵素活性になっちゃいます。このSNPを持つ人はお酒をのむと顔真っ赤。いわゆるred flashです。
2010-11-03 23:16:38このALDH2。べつにこれによってNOが放出されるんだって話だけなら、ふーん、なんですが、この酵素はSNPが存在しています。このSNPがあると、だいたい大雑把に10%以下の酵素活性になっちゃいます。このSNPを持つ人はお酒をのむと顔真っ赤。いわゆるred flashです。
2010-11-03 23:16:38@taketakegoro 硝酸→NOが酵素ですね アルデヒドを酢酸に変える奴 ちなみにアルデヒド→酢酸は酸化ですが硝酸→NOは還元反応 さて,これちゃんと分かってる人いるのかなw
2010-11-03 23:17:28