総司　麻疹ちょい語り　＃総司の四方山話

沖田総司 @Okita_Soji1842

先日俺が麻疹にかかった話をちょっとしましたが、その続きを少々。

沖田総司 @Okita_Soji1842

文久二年の俺が１９歳の時でした。　試衛館を出て小島先生の道場へ出稽古に出かけ滞在中に麻疹の症状が出て布田宿まで馬で運ばれました。　小島先生の日記で７月１５日の事でしたが、この年二月に長崎で流行した麻疹が、京、大阪にそして５月に江戸へと拡散していったんですよ。

沖田総司 @Okita_Soji1842

およそ二十年の間隔をおいて麻疹の流行が起こって、幼子はもちろん、大人も亡くなる流行病として恐れられてました。　文久二年の「麻疹養生訓」には「禁物　房事( 現代で言うと性交）、入浴、灸治、酒　いずれも七十五日の間悪し」と書かれてます。 大人の麻疹が多かったのでしょうね。

沖田総司 @Okita_Soji1842

現代の間隔ではきっと大人が麻疹？！と思うかもしれませんけど。あの頃は年代関係なく恐れられた死病の一つですよね。 幸い俺は一応命は助かり、治りましたけど。麻疹が原因で労咳になったのではという推測もされています。