「緊急シンポジウム ウクライナ危機はなぜ? 世界は変わるのか?」私的まとめ

2014年4月22日に立正大学で開催された「緊急シンポジウム ウクライナ危機はなぜ? 世界は変わるのか?」の私的まとめです。 主催者挨拶・論点整理には間に合わず、各発表者の講演のみをまとめています。 色々トラブルがあったのと、うまく聞き取れない、よく理解できない、見落とした等の点もありましたので、正確性は担保されませんのであしからず。
国際 ウクライナ ウクライナ情勢 ロシア シンポジウム
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dragoner@月曜西ち10b @dragoner_JP
今日はちょっと予定が色々狂って大変だったけど、なんとかウクライナシンポジウムは行けたので、飯喰ったらぼちぼち要約をツイートします
dragoner@月曜西ち10b @dragoner_JP
ご飯食べて生きる気力を取り戻したので、今日の立正大学で開かれたウクライナ問題シンポジウムの要約ツイートしますです。聞けたのは各登壇者の講演部分で、質疑応答等は省きます
dragoner@月曜西ち10b @dragoner_JP
【緊急シンポジウム】「ウクライナ危機はなぜ? 世界は変わるのか?」要約。 日時:2014年4月21日 場所:立正大学 石橋湛山記念講堂 主催:立正大学 後援:外務省、品川区教育委員会、ユーラシア研究所、EUSI、ジャン・モネEU研究センター(慶應義塾大学)
dragoner@月曜西ち10b @dragoner_JP
【注意】講演聞きながら、資料と照らし合わしてPCで要点入力してたので、登壇者の発言・意図を私が読み違えている可能性もあるので、その辺注意して下さい。
dragoner@月曜西ち10b @dragoner_JP
なお、登壇者の敬称は略させて頂きますのであらかじめご了承下さい。
dragoner@月曜西ち10b @dragoner_JP
第一部:ウクライナ危機はなぜ? 服部倫卓(ロシアNIS貿易会・ロシアNIS研究所次長) 「ウクライナ経済の再生・転換は可能か」

服部倫卓次長は、ウクライナ経済について下記書籍・論文も出しており、参考にと紹介されていました。

dragoner@月曜西ち10b @dragoner_JP
服部1)現在のウクライナ問題の背景となった財政問題について。2007年からのウクライナの四半期毎の経常収支は1つを除いて全て赤字。それも拡大傾向。格付会社はウクライナ国債の格付けを下げる
dragoner@月曜西ち10b @dragoner_JP
服部2)著名なエコノミストであるA・オスルンド「ウクライナの経常赤字・財政赤字はヤヌコヴィッチの経済政策の反映。その政策はファミリー・友人を富裕化すること。ヤヌコヴィッチファミリーの資産は120億ドルに上ると見積もられている」
dragoner@月曜西ち10b @dragoner_JP
服部3)オスルンドのような頭の良い人が本気でこんな事言っているとは思えない。あると言われたヤヌコヴィッチの”埋蔵金”は未だに出てこない(会場笑)。ヤヌコビッチの属人的問題でなく、ウクライナの社会経済の構造的要因に起因すると考えるべきではないか
dragoner@月曜西ち10b @dragoner_JP
オスルンドについては、発表者の服部氏のブログに載ってます http://t.co/JM8oGtTOQb
dragoner@月曜西ち10b @dragoner_JP
服部4)ウクライナがGDP1ドルを生産するのに消費する天然ガス量は世界有数(ベラルーシに次ぐ)。自国でガス生産しているわけでもないのに使いすぎ。今のように使い続けるなら、ベラルーシのようにロシア圏に入るしか無い(?)
dragoner@月曜西ち10b @dragoner_JP
服部5)ウクライナがガスを大量に使う原因。無駄遣いが多い。全エネルギー消費に占めるガスの割合は4割。 ウクライナの主要産業は製鐵だが、粗鋼1トン生産するのにEU平均の4倍のエネルギーを消費。 また、化学工業(GDPの13%)ではガスを原料に肥料を作るが、付加価値が低いドカン産業
dragoner@月曜西ち10b @dragoner_JP
服部6)ウクライナは、ロシアからのガス輸入を前提にした産業ばかり
dragoner@月曜西ち10b @dragoner_JP
服部7)結論。誰が政権を担当しようと、ウクライナ社会経済の構造転換の課題は変わらない。 IMFの救済措置は延命に過ぎない。 日本はIMFとかに言われてカネ出すのではなく、省エネ・環境技術をセットで提供すべき。ウクライナの再建と我が国成長戦略、世界平和に繋がるだろう
dragoner@月曜西ち10b @dragoner_JP
続いて、藤森信吉北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター共同研究員 「ウクライナの国民統合を考える 制度なき統合の限界」
dragoner@月曜西ち10b @dragoner_JP
藤森1)現在のウクライナ領が形成される過程を図示。単純な東西対立ではなく、ドネツクとクリミアは違う。色んなエスニックや歴史が各地で違う。 →バラバラで国民統合し難い地域
dragoner@月曜西ち10b @dragoner_JP
藤森2)ウクライナの特徴。民主主義は昨日、極右政治勢力は弱い、独裁・ポピュリズムは生じにくい、中央が弱い、国民統合が困難。 結果、対立軸(言語・宗教、歴史など)を作らない政治が行われていた

【訂正】☓「民主主義が昨日」 → ○「民主主義が機能」

dragoner@月曜西ち10b @dragoner_JP
藤森2)マイダン運動について。報じられているのは野党3党が入っている点。 野党3党も加わっているが、NPOやジャーナリストが加わったマイダン会議が意思決定。

※2がダブってます。

dragoner@月曜西ち10b @dragoner_JP
藤森3)マイダンが占拠したウクライナの建物等に実際に行く。占拠は秩序だっており、略奪等は見られなかった。
dragoner@月曜西ち10b @dragoner_JP
藤森4)右派セクターの自警団が歩く写真を見せる。服装も武器(棍棒のようなもの)もバラバラで、ロシアが主張するような強力な集団に見えない。
dragoner@月曜西ち10b @dragoner_JP
藤森5)各部を警備する自警団の写真。自警団は秩序だっているが、なんの法的権限も無い自警団が街を守っているという状況は、クリミアやドネツクでロシアにパクられてしまっている
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コメント

新世界秩序 @nWo_Gachio 2014年4月23日
ロシアとアメリカの間で戦争おきるのかな
dragoner@月曜西ち10b @dragoner_JP 2014年4月23日
まとめを更新しました。誤字の訂正です
カワウソクサ @Nek_ssd 2014年4月24日
3月からいろいろ調べてたからなるほどなるほどと思えるけどそうじゃなかったら全く理解できなかったろうなぁ…
おばた はじめ @yamamoto1208815 2014年4月25日
ウクライナ情勢についての報道は国内でもそれなりにあるものの、その分析、背景についての言及はあまりなかっただけに、このまとめは参考になりました。特にロシア軍の兵器運用にウクライナの軍需産業が深く関わっている部分は要注目、先日四者合意が結ばれたものの、このままロシアが引き下がることはないでしょうなぁ
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