21世紀バークリー問答

6/14(土)Live Wire Cafeのイベント関連を中心とする、バークリーにまつわるツイートです。 7/5(土)開催、翻訳ミステリー大賞シンジケート後援、第8回千葉読書会(課題書『毒入りチョコレート事件』)参加者のご参考にもなれば、と思いまとめました。
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高山真由美 MayumiTakayama @mayu_tak

初心者のためのバークリー入門、の題でもおかしくない…勉強になりました RT @Honyaku_Mystery: [【毎月更新】クラシック・ミステリ玉手箱] 盤面の不敵~アントニイ・バークリー『服用禁止』(執筆者:ストラングル・成田) http://t.co/PhP6CF9rFg

2014-04-16 19:17:44
Problem Paradise @propara

6月14日(土)に新宿のLive Wire Cafeで、アントニー・バークリーをめぐるトークに出演します。http://t.co/AsvnsqeD06

2014-04-21 23:59:51
藤原編集室 @fujiwara_ed

今年はバークリー『第二の銃声』(国書刊行会/世界探偵小説全集)刊行から20周年。最後期作『服用禁止』邦訳も出たばかり。この機会にバークリー/アイルズ/コックスのミステリと、受容の歴史を振り返ってみたいと思います。

2014-04-22 01:12:10
livewire @golivewirecom

よろしくお願いします!@propara 6月14日(土)に新宿のLive Wire Cafeで、アントニー・バークリーをめぐるトークに出演します。http://t.co/66KtgZC5Hk

2014-04-22 01:16:36
livewire @golivewirecom

是非是非!楽しみです。@fujiwara_ed 今年はバークリー『第二の銃声』(国書刊行会/世界探偵小説全集)刊行から20周年。最後期作『服用禁止』邦訳も出たばかり。この機会にバークリー/アイルズ/コックスのミステリと、受容の歴史を振り返ってみたいと思います。

2014-04-22 01:24:23
藤原編集室 @fujiwara_ed

@golivewirecom ふと気がついたけど、あえての「バークリイ」なのかな。(ちょっと戦前みたい)

2014-04-22 09:30:33
Problem Paradise @propara

@fujiwara_ed @golivewirecom 本文のあちこちでは「バークリー」になってますね。

2014-04-22 10:11:38
藤原編集室 @fujiwara_ed

@propara @golivewirecom 一夜明けたらタイトルも「ー」になってました。当日よろしくお願いいたします。

2014-04-23 09:32:04
藤原編集室 @fujiwara_ed

イベントの前に、稲木勝彦『毒殺六人賦』(新青年1934-8)を読んでおこうかな。「創作」として発表された『毒入りチョコレート事件』の翻案作品。

2014-04-23 09:42:50
藤原編集室 @fujiwara_ed

その前年に原型的短篇「偶然の審判」が同じ『新青年』に掲載されているので、気がつかなかった編集部も迂闊としか言いようがないが。

2014-04-23 09:44:45
藤原編集室 @fujiwara_ed

ここでケチがついたためかはわからないが、『毒入りチョコレート事件』の正式な紹介は戦後の60年代になってから。しかし、戦前、バークリーが紹介に恵まれなかったかというと、そうとも言えない。

2014-04-23 09:49:44
藤原編集室 @fujiwara_ed

1936年(昭和11)に『第二の銃声』『絹靴下殺人事件』の翻訳があり、実現はしなかったが、中絶した柳香書院〈世界探偵名作集〉で『ウイッチフォド毒殺事件』も予定されていた。

2014-04-23 09:51:55
藤原編集室 @fujiwara_ed

当時は同時代の長篇探偵小説紹介が緒についたばかりであり、そのなかでバークリーが注目作家のひとりとして認知されていたことは間違いない。

2014-04-23 09:56:05
藤原編集室 @fujiwara_ed

しかし、当時英米の探偵小説事情に最も詳しかった井上良夫も、昭和10年頃から熱心に同時代の海外長篇を読み始めた乱歩も、バークリーに大きな興味を示した様子はない。

2014-04-23 09:59:07
藤原編集室 @fujiwara_ed

乱歩が『殺意』を読んだのは、戦後、植草甚一に教えられてだという。その植草も、ポケミスの編集者だった都筑道夫も、バークリーへの言及はあまり多くない。

2014-04-23 10:03:48
藤原編集室 @fujiwara_ed

なお、短篇「偶然の審判」が早くから注目されたのは、セイヤーズの編集した巨大アンソロジー『探偵・ミステリ・恐怖小説傑作集』第2集(1931)に収録されたことが大きかったはず。全3巻のこのアンソロジーは、戦前戦後の翻訳ミステリ界に大きな影響を与え、種本として利用された。

2014-04-23 10:12:05
藤原編集室 @fujiwara_ed

ドロシイ・L・セイヤーズ編 『探偵・ミステリ・恐怖小説傑作集』(米版『犯罪オムニバス』)は、ミステリ出版の老舗ゴランツ書店の礎をつくったヒット企画で、探偵小説の歴史や技巧を論じたセイヤーズの長序でも有名。収録作はこちらhttp://t.co/fITBvES7JQで。

2014-04-23 10:16:38
藤原編集室 @fujiwara_ed

@fujiwara_ed 【訂正】前年ではなく、同じ年の春季増刊でした(ほんの5か月前)。延原謙訳「偶然は裁く」。

2014-04-23 11:15:16
藤原編集室 @fujiwara_ed

『毒殺六人賦』を読むには国会図書館か近代文学館へ行くしかないかと思っていたら、なんと市立図書館に本の友社《新青年》復刻版が入っていた。まったく当てにしていなかっただけに嬉しい驚き。

2014-04-23 11:19:46
livewire @golivewirecom

@fujiwara_ed @propara  バークリイ呼ばわり事件、お騒がせしました。企画書を書いた時に、なんかの拍子で昭和レトロ脳が起動してしまったようで(笑)。評判も良いようなので、楽しいイベントになりそうです。ぜひよろしくお願い致します。

2014-04-23 13:33:17
藤原編集室 @fujiwara_ed

@golivewirecom @propara ポケミス版『試行錯誤』は「バークリイ」表記でしたし。どうぞお気になさらずに。(ちなみにこのポケミス版の訳者は詩人の中桐雅夫。ほぼ同時に出た東京創元社版の訳者が詩人仲間の鮎川信夫で、二人の絶交事件に発展した因縁の本だったりします)

2014-04-23 13:49:48
livewire @golivewirecom

@fujiwara_ed @propara 中桐雅夫さんといえば、NW-SF脳の私にはディッシュ「虚像のエコー」オールディス「暗い光年」「銀河は砂粒のごとく」あたりのシブいセレクトの浮かぶ訳者でありますが。絶交とはまた凄まじい。そんなトリビアも色々お聞かせください。

2014-04-24 00:34:24
大矢博子 @ohyeah1101

@mayu_tak @otemoto 毒チョコ、名古屋でもスピンオフでやったみたいですよ。名古屋読書会乙女支部の皆さんが、バレンタインデーに合わせてチョコレートの展示会だか博物館だか経由で。クリスチアナ・ブランドの第七の解答とか「偶然の審判」とかも配ったとか配らなかったとか。

2014-04-24 03:20:34
キヨ @keropankumapan

@mayu_tak @ohyeah1101 @otemoto ご存じかもしれませんが、芦辺拓さん「探偵宣言 森江春策の事件簿」収録短編「殺人喜劇のC6H5NO2」が毒チョコオマージュ作品でした。ベルギービール読書会の後に知って読み、作中で示される新しい解答になるほどと思いました。

2014-04-24 20:16:37
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