お礼は3回伝えるもの

何かしてもらったとき、その場でお礼を言うのは当たり前。昔の日本人はあと2回、お礼を伝えていた。その効用を次世代にも伝えておきたい。
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shinshinohara @ShinShinohara

私たちの世代以降、「お礼は3度伝える」ということを知っている人は少ない。その場で伝える、家に帰ってから電話かメールで伝える、次に直接会った時に伝える、の3度である。最近はその場でしかお礼を言わない人が増えた。しかしそれだと、次から親切にしてもらえなくなる。

2014-04-23 01:11:25
shinshinohara @ShinShinohara

お礼を言うのはタダである。タダのものを出し惜しみすると言うことは、自分とつきあうのがイヤなのか大して感謝していないかのどちらかだと判断するしかない。別に恩に着せるつもりはないが、こちらの存在を軽く見ているのは間違いなさそうだから、対等にならないなら付き合いをやめよう、となる。

2014-04-23 01:14:37
shinshinohara @ShinShinohara

お礼を3度伝えるのは、「あなたの気持ちが嬉しかった」と伝えるため。喜んでくれたということがわかったら、礼を言われた方も嬉しくなる。嬉しさをお返しするのが、「お礼は3度伝える」ことの意味なのだ。嬉しくなるからまたやってあげたくなる。その好循環が生まれるのだ。

2014-04-23 01:19:56
shinshinohara @ShinShinohara

「お礼は3度伝える」は、昔なら、よほどの変人でない限りみんながやっていたこと。しかし今の日本では変人の方が数で勝ろうとしているので、最近は日本の常識だとは自信を持って言えなくなった。しかし、これは本人のためにも社会のためにも知っておいた方がよい。これだけで社会は結構よくなる。

2014-04-23 01:26:43