「7~8年後は数千万人の子供が甲状腺がんに苦しむ」はデマです。

誰がツイートしたか分からないようにまとめを作っても非公開措置になります。

これは都合の悪いことを隠そうとする「工作員」がいるのでしょうか。

サブ垢を幾つも作り悪質なデマを流すアカウントがあるようです。お気をつけ下さい。

「7~8年後は数千万人の子供が甲状腺がんに苦しむということか」はデマです。

デマだという根拠は以下のとおり

１）甲状腺がんの原因は放射性ヨウ素

２）放射性ヨウ素の物理的半減期は8日⇒数カ月後には実質ゼロ

※放射性ヨウ素-131

３）事故後に生まれてきた子供が事故由来の甲状腺がんになるわけがない。

全国の子供合わせても数百万人？　

４）チェルノブイリと違い、甲状腺への被曝は二桁も三桁も低い

・福島は最大で30mSv
・チェルノブイリでは数Sv（=数千mSv)の子供もゴロゴロいた。
（甲状腺等価線量）

甲状腺の発症率は、線量に比例する

つまり、チェルノブイリと同じように増えるわけがない。
ベラルーシ・ロシア・ウクライナ合わせて4837人
http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/09/09030112/04.gif

５）チェルノブイリの放射性ヨウ素大量被曝は牛乳や乳製品から

・チェルノブイリ：放射性ヨウ素が大量に含まれた牛乳等を（知らずに）子ども達に飲ませた。

・福島：牛乳の流通停止して対策⇒牛乳等からの甲状腺被曝はない。

この差が被ばく線量の大きな違いになった。

６）その他、チェルノブイリで小児甲状腺がんが増えたとされる原因

チェルノブイリは内陸部のため海藻などを食べる習慣がなく甲状腺内に放射性でないヨウ素が少なかったので放射性ヨウ素を取り入れやすかった

日本人は過剰なほどヨウ素（海藻類）を摂取しているので放射性ヨウ素を取り込みにくいとされている。

７）福島県以外と調査で比較。福島は他県と変わりなし。

http://www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/267.html

甲状腺異常（癌）が増えたという誤解

徹底的に探したことによって見かけ上の数字が増えた。

同様な例が韓国でも。なのでチェルノブイリやその他の甲状腺の数値と安易に比較するのは間違い。検査の精度や基準が違う。

よって基準を揃えた国内他県のものと比較するべき。現状心配になる要素は見つからないので今後も経過を見守ればよい。

国連科学委員会も福島では「癌が増えない」と結論

原子放射線の影響に関する国連科学委員会（UNSCEAR）報告書：福島での被ばくによるがんの増加は予想されない
http://www.unic.or.jp/news_press/info/7775/

くわしくはこちら

放射能による甲状腺がん・甲状腺調査について [index]　

http://www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/44.html

甲状腺（キーワード検索）

http://www47.atwiki.jp/info_fukushima/?cmd=tagsearch&keyword=甲状腺&opt1=2