チェルノブイリ子ども基金講演会『原発事故の被災者として、母として生きる』

永添泰子さんのツイートをまとめました。 チェルノブイリ28周年救援キャンペーン ◆講 演 会「チェルノブイリと福島」◆2014年4月24日 シネオカヤ・インナ『原発事故の被災者として、母として生きる』 1981年生まれ。ウクライナ・キエフ市。4歳の時に原発事故で被曝。13歳の時に甲状腺がんの手術を受けた。 続きを読む
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永添泰子(性暴力から子ども達を守る社会に変えよう) @packraty

チェルノブイリ子ども基金28周年記念講演会に来てくださった皆様情報拡散にご協力くださった皆様にも感謝いたします。お陰様で会場いっぱい埋まり、会場カンパも12万円余り集まりました。本当にありがとうございました。

2014-04-24 23:30:30
永添泰子(性暴力から子ども達を守る社会に変えよう) @packraty

シネオカヤ・インナさんは、13才の時に甲状腺がんの手術を受けて、チェルノブイリ子ども基金が設立時から支援しているベラルーシの保養所希望21で、保養をしたのが縁で、日本人が基金を通じて、ウクライナの甲状腺がんの子ども達の支援をしていることを知ったそうです。

2014-04-25 00:17:48

シオネカヤ・インナさんからのメッセージ
(講演会のパンフレットより)

「チェルノブイリ事故から多くの歳月が過ぎたいまも、その被害は続いています。
多くの子どもたちが様々な病気になり、環境が破壊されました。住民全体、特に子どもたちの病気への抵抗力がとても弱くなり、
事故処理に参加した人々は健康を害しています(ある人は亡くなり、ある人は障害を負っています)。
原子力災害は、たとえすぐにその被害が感じられなくとも、
あとからその正体を現すのです。
私は、日本の政府には自分の国民を守るよう気を配ることを
切にお願いしたいと思います。
最も安全な方法でエネルギーを得る方法を考えだし、
どうか、その美しさに溢れた土地を、
そして皆さんの子どもたちを守ってください」

永添泰子(性暴力から子ども達を守る社会に変えよう) @packraty

昨日のチェルノブイリ基金28周年救援キャンペーン講演会「チェルノブイリと福島」(文京シビック小ホール)のシネオカヤ・インナさん(ウクライナキエフ在住)の講演についてつぶやきます。

2014-04-25 23:52:25
永添泰子(性暴力から子ども達を守る社会に変えよう) @packraty

インナさん講演1 インナさんは、ウクライナの首都キエフに1981年に生まれました。チェルノブイリ事故が起こったのは5歳の時。妹のヴィーカさんはもうすぐ3歳。お母さんと3人家族でした。

2014-04-25 23:55:00
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インナさん講演2 講演資料としてお母さんのリディヤさんの手記が配布されていましたので、それもあわせてつぶやきます。1986年4月26日の前の23日インナさんは扁桃腺の手術を受けたばかり。事故の情報は一切なく、5月のメーデーの日には、リディヤさんは3人で公園に行ってイラクサを摘んだ

2014-04-25 23:59:25
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インナさん講演3 イラクサには葉っぱに灰色の埃のようなものがついていたけど洗ってスープに入れた。妹のヴィーカは小さいので食べなかったかもしれない。町には強い風が吹いて埃や砂が舞い上がって私たちは何も知らずに吸い込んだ。情報を知って避難できたのは1か月後の5月末(リディアさん)

2014-04-26 00:02:32
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インナさん講演4 「キエフでは避難する人で列車もバスもいっぱいで避難が遅れた。けれど、もしも本当のことを知っていたら歩いてでも逃げたと思う」(インナさん)

2014-04-26 00:04:15
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インナさん講演5 私たちが避難していたのはたった1か月だけ。インターネットもなく、事故の恐ろしい影響についての情報は長いこと隠ぺいされ病の兆候も健康を守る方法も何も知らなかった(リディヤさん)

2014-04-26 00:06:56
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インナさん講演6 「甲状腺の手術を受ける前から、インナは体が弱く、よく風邪をひき、頻繁に鼻血を出していました。歯がもろく病院に行くことが多かった(リディヤさん)

2014-04-26 00:08:54
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インナさん講演7 「私は良く頭痛がして、のどに違和感があったけれど、ある人が「のどがはれているから内分泌科のお医者さんのいる病院に行って診てもらったら」と言われるまで、誰も甲状腺の病気のことを指摘してくれる人はいなかった(インナさん)

2014-04-26 00:11:12
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インナさん講演8 「内分泌の専門医にしてもらったところ、すぐに手術をと言われ、甲状腺と副甲状腺の全摘出手術を受けることに。喉に大きな傷がついただけでなく声帯に傷がついて長い間声が出なかった」(インナさん)

2014-04-26 00:13:38
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インナさん講演9 「13歳で甲状腺がんの手術を受けるのはとても怖かった。母は私が甲状腺がんと聞いて、1週間で髪が白髪になってしまった。母一人で娘二人を育てていたので、母は治療費を工面するために家財道具を売ったりしなければならなかった。」(インナさん)

2014-04-26 00:23:54
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インナさん講演10 「手術後の放射線治療の副作用で、毎日のようにめまい、けいれん、頭痛に襲われ心臓が痛み、チロキシン(甲状腺ホルモン剤)とカルシウム(副甲状腺を摘出したため)を飲まないと生きていけないもう二度と普通の人と同じにはなれない。障害者になってしまったと思ってつらかった」

2014-04-26 00:28:42
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インナさん講演11 1か月間の放射線治療の2週間目で、インナの顔色は画用紙のように白く、唇まで色を失い、頻繁に失神しました。印パ医になった私はインナを退院させ、必要な検査を受けさせました。白血球が異常に減少していました(リディヤさん)

2014-04-26 00:34:17
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インナさん講演12 「治療は途中で、がん転移がまだあるかもしれないと言われました。インナのがんは髄様がんでまれなタイプでした。このがんの放射線治療費は1回1500ドル。私には放射線でさらに命を縮めているようにしか見えなかった。」

2014-04-26 00:39:40
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インナさん講演13 「毎年のように入院して学校を休みがちでした.。1994年ウクライナの救援団体の会員になったことから、その団体が広河さんの子ども基金の支援を受けていたので「希望21」で保養することができ,1か月の間。同じ病気を持つ子供ときれいな所で過ごせ、友達もできました。

2014-04-26 00:45:18
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インナさん講演14 ベラルーシの保養所「きぼう21」で、知り合った友達とは今でも親しい付き合いがる人もいます。一時でも健康な普通の人のように暮らせて嬉しかった。保養は心にも体にも良い影響があります。日本のボランティアの方とも交流できました。遠い国の人達が支援しくれるのは驚きでした

2014-04-26 00:50:47
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インナさん講演15 「こんなに遠いウクライナの子どもを助けてくれる日本の人達は、善良で思いやりがあり心が温かい人達なのだろうと感謝しています。」

2014-04-26 00:53:30
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インナさん講演16 「年に1回は入院しながら、なんとか大学を卒業して教師になり、結婚しました。妊娠した時、腫瘍マーカーのカルシトニンが異常に上昇し、正常値の0~9に対して1500になりました」

2014-04-26 00:55:23
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インナさん講演17 「甲状腺がんの治療を受けた私は、子どもを持てないと言われていました。「カルシトニン値が高いということは、どこかにがんがあるのだから、中絶して放射性物質を体内に入れる検査を受け、治療しないと死ぬかもしれない」と医師に言われ、母はキエフ中の病院へ連れて行きました。

2014-04-26 00:58:51
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インナさん講演18 インナが妊娠して私は喜びましたが、医師たちはみな「中絶して放射線治療を」と妊婦としての登録すら拒まれ、それでもインナは産みたいと言い、心配で私は何も食べられなくなりましたが、気を取り直し、民間療法の本を読み、民間療法をインナに受けさせ、腫瘍マーカーの値は半分に

2014-04-26 01:01:57
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インナさん講演19 医師たちの反対を押し切り、「何が起きても自分の責任」という誓約書を提出して9か月後帝王切開でマリアンナを出産。産後8か月は母乳を与え、その後検査を受けましたが再発の恐れはあるものの、がんは見つかりませんでした。

2014-04-26 01:04:05
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インナさん講演20 妊娠中は「流産する、カルシウムが不足して骨が溶けだす」というような恐ろしい話ばかり聞いたので、私が死んでも子どもが私がどんなにあなたを愛し、待ち望んでいるかを手紙に書いていたが、書き終わる前に出産。

2014-04-26 01:06:43
永添泰子(性暴力から子ども達を守る社会に変えよう) @packraty

インナさん講演21 「甘いものが大好きで、夏になったら海に連れてってとせがむ5歳jの娘は私の生きる支え。この子の世話ができるように私は体に気を付けているのです。でも私は免疫力が低化しているので、昨年は副鼻腔炎に7回もかかりました。友達の中にはたくさんの手術後亡くなった人も」

2014-04-26 01:09:20