『輪るピングドラム』 「きっと何者にもなれないお前たちに告げる。」の解釈
- AmberFeb201
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自分が『輪るピングドラム』をみた感想。
はてなブログに投稿しました 『輪るピングドラム』感想 きっと何者にもなれない人のための「生存戦略」 - 宇宙、日本、練馬 http://t.co/7whfPF1utx
2014-04-25 20:00:18この記事での自分の 「きっと何者にもなれないお前たちに告げる。」は結構偏った解釈をしてたよなーとふと思ったので呟いてみたところ、意外と反響が。
ピングドラムの「きっと何者にもなれないお前たちに告げる」という台詞、さっき書いた文章では確固たるアイデンティティの確立の困難さ、みたいな文脈で理解していたけど、高倉兄弟に当てはめて解釈するならまた違う含意があるような。
2014-04-26 00:07:01「何者にもなれない」=未来がない、「何者かになれる」=未来があるとの対比で考えるとしっくりくる気もする。そうすると必然的に、こどもは何者でもない、ということになるのだろうか。
2014-04-26 00:12:07「何者にもなれない」=未来がないとする見方。この発想は思い至りませんでした。
アイデンティティの確立の困難さ、という意味では僕の解釈と通じるものがある気がします。
高倉兄弟は生まれた時からすでに呪われた状態に置かれている。そこで「何者にもなれない」というのはどういうことか。アイデンティティの問題というよりは生き方というか、もっと広く捉えないと、と思ったりした。
2014-04-26 00:09:19『輪るピングドラム』物語の全体構造と、関連著作など考察まとめ。 http://t.co/iMVIavnSz0 ここで書いたけれど、ピンドラは見田と大澤の諸著作が、ぼんやりとした形でつながっているような気がする。
2014-04-26 00:35:30「ジョバンニは町の明りの中をゆくひとりの闇だ。それはジョバンニがなにかをしたからというよりも、(ぼくがなんにもしないのに)ジョバンニの存在そのものが、ジョバンニの知らないところで背負ってしまっている罪のようなもののためである。」 ー見田宗介『宮沢賢治』
2014-04-26 00:59:12奥村隆「「思いやり」と「かげぐち」の体系としての社会 存在証明の形式社会学 」 https://t.co/aIYvuWk4DB ピンドラを見たときに真っ先に思い出したのが、この論文が収録された『他者といる技法』だった。今読んでもやっぱりおもしろい。
2014-04-26 01:24:39社会学者である見田宗介、大澤真幸、奥村隆の著作から。ブログの記事の方も大変面白かったです。
あらためて自分なりに解釈を整理しました。
はてなブログに投稿しました 『輪るピングドラム』メモ 「きっと何者にもなれないお前たちに告げる」への解釈 - 宇宙、日本、練馬 http://t.co/foJcHgmiUT
2014-04-28 23:16:30はてなブログに投稿しました 『輪るピングドラム』における「運命」ー『まなざしの地獄』から考える - 宇宙、日本、練馬 http://t.co/zGYLXbeRrl
2014-05-07 00:20:57