SFマガジン編集長によるSFマガジン699号通読荒行まとめ【700号は5月24日発売】

2014年7月号(5月25日発売)で創刊700号を迎えるSFマガジン。 記念すべき号の企画を練るべく、SFマガジン編集長・塩澤がこれまでに発売されたSFマガジン699号すべてに目を通すという荒行に挑戦。その記録をまとめました。
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塩澤快浩 @shiozaway

【SFマガジン700号/5月24日発売】残業時間に延々ツイートをしていたわけですが、その傍ら、700号記念企画に向けて、創刊号から700冊すべてに目を通す荒行を開始しました(さすがに読んではいません)。現在は1962年12月号・通巻37号まで。応援よろしくお願いします。【終】

2014-02-25 21:14:21

という訳で2月25日から荒行スタート

塩澤快浩 @shiozaway

終わった……いや、終わってない……あと660冊。

2014-02-25 21:17:39
塩澤快浩 @shiozaway

とりあえず、伝説の雑誌〈ホリデイ〉が、もともとは〈エド・マクベインズ・マガジン〉というタイトルだったことを知った。

2014-02-25 21:32:56
塩澤快浩 @shiozaway

あと、安部公房、手塚治虫、星新一の各氏も出席した座談会「SFは消滅するか」とか、石森章太郎氏のワールドコン・レポートとか。

2014-02-25 21:41:21
塩澤快浩 @shiozaway

創刊から数年のSFマガジンを眺めていると、安部公房氏の存在の大きさが実感できます。実作の掲載は少ないものの、節目となるような座談会や企画などには、必ず登場されています。

2014-02-26 11:46:32

増えていく福島編集長の日記コーナー

塩澤快浩 @shiozaway

福島編集長の日記コーナーが、ページ3分の1から半分、3分の2と、どんどん大きくなっていくのが面白い。1963年6月号で、ついに1ページに!

2014-02-26 16:00:52
塩澤快浩 @shiozaway

読者提供の創刊号3冊、第2号2冊に対して、274名の応募が!?(1963年8月号)

2014-02-26 16:10:38
塩澤快浩 @shiozaway

そうか、1964年はSFイヤーだったのか。

2014-02-26 17:30:48
塩澤快浩 @shiozaway

しかし、「果しなき流れの果に」の連載第1回と、「ソラリスの陽のもとに」の最終回と、「地球の長い午後」の中篇版が、同時に載っている号というのはすごい。(1965年2月・5周年記念特大号)

2014-02-27 15:51:27
塩澤快浩 @shiozaway

「果しなき流れの果に」最終回の誌面には「次号より連載開始! 光瀬龍『千億の昼,千億の夜(仮題)』」の告知が。なんという豪華リレー。

2014-02-27 17:15:13
塩澤快浩 @shiozaway

明日は日本SF大賞選考会ですが、その前にメロディオン演奏会があります。

2014-02-28 14:24:12

どんどん増えていく福島編集長の日記コーナー

塩澤快浩 @shiozaway

ついに福島編集長の日記が見開き2ページに!(1966年5月号)

2014-02-28 17:32:43
塩澤快浩 @shiozaway

で、「百億の昼と千億の夜」連載終了の翌号(1966年9月号)からは、筒井康隆「馬の首風雲録」連載開始、しかも安部公房「人間そっくり」前篇掲載とは!?

2014-02-28 17:54:45
塩澤快浩 @shiozaway

ついに100号到達……と言いたいところが、会社の書庫に100号と101号と102号が見当たりません。

2014-02-28 22:27:15
塩澤快浩 @shiozaway

そうか、初登場時はラリイ・ナイヴンだったのか。

2014-03-03 20:10:37
塩澤快浩 @shiozaway

1968年度の久野四郎氏の登場頻度がすごい。

2014-03-03 20:49:34
塩澤快浩 @shiozaway

私の誕生月号である1968年2月号は、『10月1日では遅すぎる』連載第1回、それに日本SF作家クラブ会員20名(!)が参加の恐るべき座談会が掲載。

2014-03-03 20:22:20
塩澤快浩 @shiozaway

巻頭に野田宏一郎「レモン月夜の宇宙船」、巻末にクラーク『2001年宇宙の旅』第2部を配した、1968年9月臨時増刊号「大宇宙を馳せる!」の編集の美しさ。

2014-03-03 21:06:28
塩澤快浩 @shiozaway

というわけで、日本SF大賞が決定しても、荒行は継続中です。

2014-03-03 20:23:04
塩澤快浩 @shiozaway

1969年5月号からの福島編集長の「東南アジア非感傷旅行」を、読者はどのように読んでいたのだろう。

2014-03-04 17:54:55
塩澤快浩 @shiozaway

1969年7月号をもって福島編集長退任。通巻は122号。

2014-03-04 18:19:44
塩澤快浩 @shiozaway

そうか、「SFでてくたあ」が「SF BOOK GUIDE」へと発展していく流れか。

2014-03-04 18:39:14
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