放射線疫学でよく使われるソフト(罪深い)Epicureについて

今の時代、自分で尤度関数書いてRでoptimしよう。
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h■m■■k■(秘密保護中・反戦争法案) @ytkhamaoka

被爆者データ分析に使われてきたEpicureについてDr. Prestonに問い合わせ。出張中で返事は遅かったが、大層丁寧な返答。彼らの出力とは若干ずれがあるが、再分析は問題なさそうなので、近日中に公開予定。閾値自体確率変数とした分析をしたが、閾値=0という仮説を棄却できず。

2012-02-22 18:02:27
h■m■■k■(秘密保護中・反戦争法案) @ytkhamaoka

集計レベルではポアソン分布ではなくzero inflated model。個人レベルではdouble hurdle modelなどが適用可能。後者については、説明変数に被曝量、年齢、性別などを入れることによって、影響の有無を検定可能。彼ら愛用のEpicureでは推定不能?

2012-11-19 17:01:58
h■m■■k■(秘密保護中・反戦争法案) @ytkhamaoka

推定に使ったEpicureについては http://t.co/KIgaEPAv 参照。Preston(ら)が開発、販売しているもの。 これも参照 http://t.co/KIgaEPAv 

2013-01-10 20:50:29
h■m■■k■(秘密保護中・反戦争法案) @ytkhamaoka

さらばポアソン回帰 に関してTWしたように、LSSやMayakなどで用いられているポアソン回帰モデルには集計による情報損失という問題有り。個人レベルデータは個人レベルで分析すべき。この分野の「専門家」は、Prestonの開発したEpicureのAMFITルーチンに依存しすぎ。

2014-02-25 06:04:36
h■m■■k■(秘密保護中・反戦争法案) @ytkhamaoka

LSS14のFig5(右側) 本来ならばFig4の直線モデルと適合度(AICとかdeviance)を比較。適合度が高いことを示すべきだが、それはされていない。→このあたりのツメが甘い(いい加減?)なのが放影研などの問題点 pic.twitter.com/nXwILRTqxk

2014-05-20 19:08:34
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h■m■■k■(秘密保護中・反戦争法案) @ytkhamaoka

私がLSS13で類似のことをしたところ、線形モデルの方が閾値モデルよりもあてはまりは良好→  nonuke2011.blogspot.jp/2012/05/lsslif…  の(手動)閾値モデル。LSS14でもしてみようとしたところ、そもそも他の所で(かなり重大そうな点で)ひっかかってそのまま放置。

2014-05-20 19:11:11
h■m■■k■(秘密保護中・反戦争法案) @ytkhamaoka

無料)被爆者の皮膚癌発症  rrjournal.org/doi/abs/10.166… 線形スプライン、閾値、線形、2乗、LQモデルで推定。AICを比較→閾値モデル(0.63Gy)が最良。式に間違いがあるような気がするが  nonuke2011.blogspot.jp/2012/05/lsslif… の(手動)閾値モデル

2014-05-22 17:01:28
h■m■■k■(秘密保護中・反戦争法案) @ytkhamaoka

「黒い雨」がん死亡率に影響せず  読売新聞  yomiuri.co.jp/science/201406… 放影研の分析と相反する結果→削除されたがアーカイブ  web.archive.org/web/2014060210… 長崎固形ガンのERRは正で有意だが放影研は他が有意でないので、有意な上昇はないと解釈

2014-06-02 19:16:51
h■m■■k■(秘密保護中・反戦争法案) @ytkhamaoka

p.532右下の式 線形スプラインというので何かと思ったが、よく考えると β1d, if (d<d0); β2(d-d0), if (d>=d0) 念のために筆者に問い合わせたらTypoとのこと。グラフはそのようになっているので、推定は間違いないのだろう。

2014-06-02 20:43:35
h■m■■k■(秘密保護中・反戦争法案) @ytkhamaoka

影研 寿命調査 第11報 第1部  1989の英語論文タイトルには9とあるが、11報らしい。 rerf.jp/library/scidat… ポアソン回帰はまだ使われずRRのみ。

2014-06-28 19:32:10
h■m■■k■(秘密保護中・反戦争法案) @ytkhamaoka

同 12報 はじめてポアソン回帰の枠組みを利用(通常のポアソン回帰ではなく、独自の定式化で最尤推定)。 rerf.jp/library/scidat… 同論文 p.4には説明変数=線量等の不確実性はリスクを過小評価することが正しく認識されている。

2014-06-28 19:32:51
h■m■■k■(秘密保護中・反戦争法案) @ytkhamaoka

Guadani&Littleの多項ロジット 1982年MTIのDP版。  dspace.mit.edu/bitstream/hand… その後MS誌に掲載 pubsonline.informs.org/doi/abs/10.128… その後のマーケティングにおける個人レベルの選択モデルブームのきっかけとなる。

2014-06-28 19:40:55
h■m■■k■(秘密保護中・反戦争法案) @ytkhamaoka

それらの基礎となった離散的選択モデル→牽引したMcFaddenは2000年のノーベル経済学賞 受賞者の一人 nobelprize.org/nobel_prizes/e…

2014-06-28 19:42:51
h■m■■k■(秘密保護中・反戦争法案) @ytkhamaoka

一方、寿命調査 rerf.jp/library/archiv… では最新版のLSS14ですら、個人レベルのデータを層別に集計→ポアソン回帰。 多様なdose-response関数を推定しているが、それらのモデル選択も適切に行われず。

2014-06-28 19:46:08
h■m■■k■(秘密保護中・反戦争法案) @ytkhamaoka

Prestonの sites.google.com/a/hirosoft.net… が開発、販売。 その後→ risksciences.com/app/wa/mediaEn… 自作ルーチンと比較のため、1200CAD~約10万円で購入。Win版とあるが単なるインターフェースで、中身は1998年ごろのDOS版。

2014-06-28 20:01:10