保養とレクリエーション:ベラルーシと福島と

「「歴史から学ぶ」こととは:ハンセン病、水俣病、そして福島原発事故」http://bit.ly/1jrUZun というまとめを作っていてたまたま「保養」という言葉がでてきたので、少し前に議論したことを思い出してまとめました。
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nao @parasite2006

(続き)1)「0日目から1000日目まで」→「0日目から100日目まで」2)「1日ごとに1 Bqずつ」→「1日ごとに0 Bqずつ」3)「1000日後まで表示」→「100日後まで表示」。あとは「対象を選択」のメニューでお好みの年齢を選び、「初期摂取」欄にお好みの数値を入力します。

2014-05-04 21:51:43
nao @parasite2006

「初期摂取」欄の数値を決めるには、たとえばこちらをご参考に(チェルノブイリ事故から26年後の話です):「内部被ばく検査で体重1キロあたり20ベクレルを超えている子どもが270人中23人。未検出は1人だけ」http://t.co/FdbUbIk5id

2014-05-04 21:57:12
nao @parasite2006

@habari2011dunia さんの動くグラフhttp://t.co/vVcyymjTrp では、口から食べた放射性セシウムの生物学的半減期としてこのスライドhttp://t.co/uMPpCSiREI の最後のページの表に出ている値(単位は日)を使用しています。

2014-05-04 22:05:32
nao @parasite2006

口から食べた放射性セシウムの生物学的半減期(茨城大学有志の会のスライドhttp://t.co/uMPpCSiREI p.24)に大小2通りの値があるのは、筋肉に寄り道してから排泄される(半減期が長い)成分と寄り道せずに直接排泄される(半減期が短い)成分があるためです。

2014-05-04 23:58:06
nao @parasite2006

【訂正】子供の場合2つの生物学的半減期のうち短い方の値が大人より大きいものの、長い方の値は小さく、しかも体重に占める筋肉量の割合が大人より小さいため寄り道せずに直接排泄される分が大人より多いのです(茨城大学有志の会のスライドhttp://t.co/uMPpCSiREI p.24)

2014-05-05 01:37:30
nao @parasite2006

実際にこどもの年齢を10歳(動くグラフhttp://t.co/vVcyymjTrp のモデルでは体重32 kgと想定)、保養開始時点のCs137の初期摂取量を500 Bqと想定してまず100日間のグラフを描かせると、開始30日後の体内残留量は初期量の半分の250 Bqを下回ります

2014-05-05 00:12:04
nao @parasite2006

保養開始28日後の値をきちんと見たければ、「0日目から1000日目まで」を「0日目から28日目まで」に、また「1000日後まで表示」を「28日後まで表示」に変更してグラフを描かせると、保養開始26日後に体内残留量がちょうど初期量の半分に減り、28日後にはさらにもう少し減っています

2014-05-05 00:18:53
nao @parasite2006

子供の年齢を15歳(動くグラフhttp://t.co/vVcyymjTrp のモデルでは体重55 kgと想定)に変更し、保養開始時点のCs137の初期摂取量を先ほどと同じ500 Bqと想定して28日間のグラフを描かせると、28日間の保養期間終了後にはまだ初期量の7割が残っています

2014-05-05 00:22:43