「秘密の湖」展
- archive661
- 1507
- 0
- 1
- 0
あっ、もう公式に出ていました、《秘密の湖》展@ヤマサコレクション http://t.co/spWJjQgy2f プレスリリースpdf.→ http://t.co/Yf3m2FhPH8 …
2013-03-15 08:10:41「本の梯子」展、無事終了いたしました。皆さまありがとうございました。時折、思いのほかざわざわとしてしまい、ご挨拶も至らず、非在不在申し訳ありませんでした。ひとりひとりの方との静かな再会が、いつかかないますように。あるいは作品にて。
2013-04-02 19:20:05帰ってきたら郵便物がたくさん。北九州市行政による情報誌『雲のうえ』がいつもながらすごい。特集「北九州市未登録文化財 第一章」。ついに合本化もされたようです。prefab.jp/post/356 この冊子のおかげで北九州がいつか訪れたい街になった。
2013-04-03 10:53:42京都でのトークのお相手、福永信さんでほんとうによかった、随分助けられた。ご自身のトークでもあるのに自らは語らず、私から引き出してくれた言葉が、福永さんの作品世界へ還ってゆくという…柔らかくも高度な方で脱帽しました。
2013-04-03 16:28:54トークと朗読の合い間にお出ししたお茶のしつらえはかなもりゆうこさん。赤いダイヤ柄の銀紙のメニュー(一枚ずつ福永さんの直筆)、新鮮な林檎を炊いた温かい飲み物、フロマージュを練り込んだ焼き菓子を桜色の薄紙で巻いて。赤と黄色が半分ずつのキャンディーは、何とルバーブ&カスタード味。
2013-04-03 16:49:36なんて言っていたら、もう福永さんがトークについて文章を書いてくださっていてびっくりしました。realkyoto.jp/blog/%e6%9c%ac… @ozakitetsuya 福永信さんがREALKYOTOのブログを更新しました。素晴らしい文章!
2013-04-03 19:26:41かえるちゃんのジャムの瓶とモーネで見つけた山桜の木製スプーンをセットにして、誰にだかわからないお土産として持ち帰った。先日、自宅を訪ねてきた女性と話していて、あ、この方へのお土産だった、と。
2013-04-06 16:12:52自分用へは、鴨川でひろった小石が五つ。あのあわただしい中、いつの間に?と言われそうだけれど、一瞬だけ、じつはひとりで河原にいました。
2013-04-06 16:50:25私の眼ではどうかと思ったので、目をとじて、川の底で手に触れた石だけを泥からそっととりだして。鴨川の水はまだとてもつめたかった。
2013-04-06 16:51:26「もしかしたら、彼は、図書館にいた時、彼が相手をしていたひとりひとりのことを忘れることができなかったのではないだろうか。たくさんの、たくさんの、無名の、孤独な、魂たち。彼らの呟きや叫びを聞く者は彼だけだったのだ。」(「ブローティガンと作家の死」高橋源一郎「愛のゆくえ」解説)
2013-04-06 23:56:21「彼が図書館を出た時、確かに、世界はひとりの優れた作家を獲得した。しかし、同時に、「ひきこもり」の中で暮らし、どこにも言葉を届けることの出来ない孤独な人々は、その言葉を届ける唯一の相手を失ったのである。」(「ブローティガンと作家の死」高橋源一郎「愛のゆくえ」解説)
2013-04-06 23:57:15人が「書かなくなること」、「作らなくなること」への回答を集めつづける私にとって、この回答の眼差しは哀しくも優しい。彼は(死に至るほど)、孤独な魂を持つ彼らのことを「忘れることができなかった」。
2013-04-07 10:31:38結局彼は、一銭も稼ぐことがなかった。だが彼の死後、彼の研究をすることで、多くの人々の生活が成り立ち、家族が養われているという。
2013-04-08 13:45:02彼の作品の価格を制作時間で割ると驚くような数字になり、じつは作品をただで呉れているようなものだとわかる。はじめから私たちには〈作品〉ではなく〈無償〉が突きつけられている。
2013-04-08 13:47:24あの時、実家の様子を見に(ある意味別れの覚悟に)行き、誰も居ない住宅街を母とふたりで歩いた。夢の中のような非現実的な感じだった。なぜか子供の頃のようにふたりは手を繋いでいた。小鳥の鳴き声がきこえた。母が立ちどまった。普段は明晰な彼女が、つと上を向くと、鳥の声で鳥と会話をはじめた。
2013-04-08 20:12:49あの頃の悲しみや恐さやいろいろのことをいまだに消化もできずにいるのですが、やっと、ささいなできごとのわからなさそのままでいいから、すこしでも書き留めておこうと思いました。
2013-04-08 20:52:53親密な死者へ宛てて書かれた手紙も、もし封書ではなく葉書であったら、なんとなし誰かの目に触れながら運ばれてゆく。作品になるかならないかのふとしたずれはそんなところにもある。
2013-04-10 01:26:32展示空間の確認のため都心へ。その足で町田市立国際版画美術館〈空想の建築―ピラネージから野又穫へ―〉内覧会へ。コイズミアヤさんの作品と再会。帰り道、今まで気付かなかった階段がたくさん見えるようになっていた。hanga-museum.jp/exhibition/ind…
2013-04-13 01:14:35一日かけてなんとか展示の案内をメールで送ることができた。途中から訳がわからなくなってしまって、一通ずつ手動で送ったけれど、届いていない方がいらしたらごめんなさい。すみませんがお知らせいただければ送ります。でもまだメールだけ。明日の朝ここに書いて、それから郵送の支度を終わらせよう。
2013-04-13 23:45:52