英都物産⑫〈倍返し〉

∞まゆか∞【終了】 @8mayuka8

〈倍返し〉【1】 大倉さんはアイマスクを取り出すとそれを私に着けた。 『え？ 何？？』 不意に視界を奪われて、さっきまで隣に感じてた彼の温もりが感じられなくて、不安になる。 近くに気配はあるけど…。 指を絡めて手を握られる。 それだけなのに…なんかすごく安心した。

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【2】 手の温もりに意識を集中させてたら、不意に胸を舌が襲う。 一気に神経は胸に集中する…/// 『…ぁっ、ん、』 すぐに声をあげてしまう 指を絡めてた両手をまとめて頭の上に固定された。 『ちょっ、や、…』 顔が近づく気配がして耳元で声がした。 「倍返し、やからな♬」

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【3】 いつもなら伝うようにゆっくりと下りて行く舌は、耳、鎖骨、胸、…途切れ途切れに襲ってくるから、次が予測できない/// その感覚に、身体は素直に反応する… 『や/// もう… 』 指が、急に割れ目を撫でたと思うと一気に中に入ってきた。 『んあぁッ///』

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【4】 「早く入れてってヒクヒクしてたで♡」 『やぁ…、もぉ///』 溢れそうな中を掻き回すように指が動くから… 「あれ？ もうイクの？？ 指だけでええんや？」 『いや、…やけどっ もぅっ…ムリ///』 「もうイキたい？」 こくって頷く。 「どーしよっかなぁ」

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【5】 大倉さんが指の動きを止める。 『んんーっ』 「指で２回イクか、俺ので１回イクか、どっちがいい？」 『…大倉さんの///』 「大倉さんじゃなくて、忠義。」 「言わな、指も抜くで？」 『…た、忠義の』 「俺の？」 『忠義のでイカせて…』 見えてないから言えるのかも…

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【6】 大倉さんは指を抜くと一気に奥まで挿れてくれた/// 『…んぁぁっ』 「イクの、一回だけでええの？」 『一回でも、大倉さんのがいい』 「忠義、やろ？」 引き抜かれそうになって 『いやっ』 慌てて足を絡める。 本当は抱きつきたかったのに…。 手は頭の上だった。

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【7】 「ほら。ちゃんと言って」 『忠義、のでイキたい…///』 そう言うと、ゆっくりと打ち付け始める。 「次、大倉さんって呼んだらお仕置きな。」 『…』 「今、期待したやろ？」 『ふふっ』 「お前はほんまに…っ」 って腰の動きが激しくなる。 奥のいいところに、当たるっ///

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【8】 『んっ、あ、もう…っ』 不意に動きが止まる。 「まだ、イかせへんで♡ 一回だけやからな。もっと楽しまなもったいないやろ？」 『やーっ もうイキたい…』 「あかーん」 固定されてた手が自由になった。 嬉しくて、忠義にぎゅーって抱きつく。 「痛かった？」 『ううん♡』

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【9】 いつもは恥ずかしくて顔が見れないけど、アイマスクしてるから、声のする方をまっすぐに向く。 向かい合ってつながると、優しくキスしてくれる。 私から舌を入れると、こたえてくれた。 舌の動きで、中の蜜が溢れそうになる。 『ん、はぁ…/// もう…お願い…』

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【10】 今度は私が上になって、下から突き上げてくるのを受け止めた。 奥も、頭も、じんじんする… 指を絡めて支えるように手をつないでくれる。 「ちゃんと力入れとかな、倒れるで？」 まだまだ余裕たっぷりみたいで、強弱をつけて攻めてくる。 『んっ、んっ、もう… 一緒にッ …』

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【11】 「一緒に、イクか？」 『うん/// 一緒にキて…っ』 「イク時はちゃんと名前呼ぶんやで？わかった？」 『…はい//』 スピードをあげると、忠義の声も聞こえてきた。 「ぅ、あっ イクで…ッ」 『忠義っ んっ ///』 そのあともずっと手をつないだままでいた。

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【12】 「倍返し、できてた？」 『んふっ 10倍返しぐらいやった♡』 『ねぇ、さっきの。指ってこたえてたらどうしてた？』 「うーん…指で２回イかせてから挿れるかな。」 『そっちにしといたら良かった…』 「どんだけ欲しがりやねんっ（笑）」