『10年代文化論』を読んでいて、そういえば前のイベントで、柴さんとさやわかさんが「刺さる」ということばをよくつかっていて、それはぼくが住んでいる文化圏ではあまりつかうことばではないなあ、と思ったのを思い出した。 この本の83ページで引用されてる飯田一史さんも「刺さる」を使ってる。
2014-05-10 12:25:37グッとくるはつかうけど、刺さるってことばをつかうことはほとんどなかった気がするので、なんだかしらないことばをきいてるみたいだった。刺さるということばが変質したんだろうか。
2014-05-10 12:27:45直感的には、自分のよく知ってる「刺さる」は実際に刃物が何かに刺さることをさしていて、たとえば「胸に刺さる」「心に突き刺さる」という痛みをともなうような、ネガティブなニュアンスとくっついてると思う。また、目的語をそうかんたんに省いたりはしないんじゃないかな。
2014-05-10 12:32:49「十代に刺さる」とか、「この本は刺さる」「この曲は刺さる」といわれると、ぼくは違和感を感じ、「そうか、十代に受けたということか」と距離をおいて理解するのだが、このことばづかいがすぐに通じる文化圏があるのだな、と感じた。
2014-05-10 12:34:57『10年代文化論』では、オタクカルチャーにおける残念さを説明するために飯田一史の『ベストセラー・ライトノベルのしくみ』2012年の次の箇所をひいている。「オタクたちはライトノベルに『楽しい』『ネタになる』『刺さる』『差別化要因』の四つを求めている」
2014-05-10 12:39:08つまり、飯田一史さんは「楽しくポジティブな感情になるもので、友達との会話のネタになって(コミュニケーションを誘発するもので)、胸に刺さる(感動する)、そしてその作品でしか読めない何か固有のものがある--という作品を求めている」とし、俺妹や生徒会の一存、はがないを挙げているらしい。
2014-05-10 12:42:58@yaoki_dokidoki 刺さる、はちょっと強いですよね。自分の曲について言われたことがありますが、少しドキッとしました。
2014-05-10 12:36:54@diveintocloud さやわかさんも柴那典さんもおっさんだし、ぼくより10ぐらい上なんですよね。なんでしょうコレ。
2014-05-10 12:43:42@Tadikko @diveintocloud やはりそうですよね。歌詞とかだとふつう、失恋したり後悔したときに心に突き刺さるものだったりしますよね。
2014-05-10 12:40:21凄く分かる>「刺さる」。僕もこの表現にえらい違和感あるんだよな。これまで仕事を通じてこの「刺さる」を良く言ってた企画や編集担当などは例外なく現在35~40歳ぐらいの世代でその範囲外の人は使ってないのでやっぱ世代によるものなんだろか?
2014-05-10 12:40:00世代というより業種かな?Webサイトの企画や編集の人が良く「刺さる」という言い方をしてたのは。たまたま年齢層が被ってるだけで。「この企画じゃユーザに刺さんないよね」とか言われてもなんか言葉の違和感の方が気になってなあww
2014-05-10 12:44:09@sugipack @RoughcutJewel 自分は「刺さる」は「デッドロックする」の意味で一番よく使うので割とネガティブなイメージw それはともかく、そっちの意味の使い方は、よく広告系で聞きました。用語法は世代と言うより分野なのかも?
2014-05-10 13:15:33