情報社会、情報コア、孤独であること、そしてつながること。
現代は情報の社会と言われている。しかし、情報には二つのベクトルがある。 一つは我らをめぐる情報である。それは非人称な情報で、 基本的に誰か特定の人に向けられた情報ではなく、 世の中を流れる情報だ。 http://t.co/Y5NvoDaKvu
2014-05-11 22:49:51ニュースとか、SNS とかで流れる情報もそうだ。 この流れは年々、量が多く、また激しくなる。 こういった情報を眺めているだけで一日が暮れてしまう。 もう一つは、個人に向けた情報の流れだ。これは、 自分が決めればよい。
2014-05-11 22:50:02その情報が自分に価値があると思えば、 自分に向けて整理すればいい。 たとえば、いいね!を押して、それを整理するとか、 気に入った画像をフォルダに入れておくとか、 逆に発信した情報も同列に属する。 この自分を巡る情報と、自分の向く/発信する情報は、 まるで流れの方向が違う。
2014-05-11 22:50:10コアをしっかり持っておかないと、 自分を巡る情報に目を奪われて時間をなくしてしまう。 自分自身に情報を吸引し、発信する力が情報社会では試される。 情報を遮断することは不可能である以上、これは既に始まっている勝負なのである。即ち、教育されて然るべきことである。
2014-05-11 22:50:22現代は、WEB社会では、つながりの時代と呼ばれている。SNSや、ネットを通じて、新しい形のつながり方をすることだ。
2014-05-11 23:03:02だが、もし同じ種類の人たちで集まってしまえば、究極的には、言葉なんていらなくなる。知識も同じ、考え方も同じなら、そこに言葉は必要ない。 だから何かを発信したいとするなら、その人は逆に孤独にならなければならない。
2014-05-11 23:03:11孤独になる、という意味は、1人になるということではない。他人の考えや、他人の完成をかりずに、自分自身であることを始めることだ。そうして、きちんと1人で立てることができれば、その人は逆にそこから人とつながる価値を持つことのなる。異なればこそ、発信する価値がある。
2014-05-11 23:03:23孤独は人とつながる最大のチャンスなのだ。 高校生の頃になんとなく一緒にいた友人はいつかいなくなってしまう。同じ種類の人間がなれあっていると、そうなるしかない。一緒にいられるが、一緒にいて話すことがなくなってしまうから、それぞれ新しい自分をみつけに旅立たねばならない。
2014-05-11 23:03:29だから、現代のつながりの時代には、つながると同時に、孤独になること、つながろうとすると同時に、より孤独になる努力が必要なのだ。そうでないと、いつしか、何かに取り込まれて、話す言葉をなくしてしまうだろう。 難しいことではない。毎日、自分を新しくすることだ。
2014-05-11 23:03:36毎日、自分の限界まで頑張って、自分を一日に捧げて、一日から自分を返して貰えば、そこに新しい自分があるのだ。自分が新しくなれば、新しい関係や言葉がそこに産まれる。
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