懐かしくて取り戻したいあの頃に！おんぢさんのバンド青春【あいうえお】作文

おんぢ @Mieux_onziii

【はじめに】これから出すpostは長いです。邪魔かも知れません。仕事の合間に少しづつ書き溜めている為文章がおかしくなってる所も有るかも知れないし、誤字脱字のチェックもしていません。只の自己満足なので気にしないで下さい。私のお墓の前でやらないで下さい。ムラムラします。 おんぢ

おんぢ @Mieux_onziii

あれは忘れもしない自分がまだバンドをやっていて、はしゃぎまくりで怖いモノ無しの16歳ぐらいの時の話である。元々、中学生の時に「モテたい！」と言う単純な理由でギターを買いに出かけ「やっぱりコッチの方がやってる奴少ない」て理由でベースを買って始めたモノだから最初はファッションだった。

おんぢ @Mieux_onziii

今にして思えば、キッカケは何でも良かったのかもしれない。只、当時野球部だったので坊主のイメージから抜け出したかっただけなのかも知れない。楽器って、最初は勿論ワケが解らんかった。一通りベース本体、アンプ、シールド、ストラップ、エフェクター1個買っていたので、音を鳴らすだけは出来た。

おんぢ @Mieux_onziii

上手く弾ける様になるにはまず基本からだと思い教本まで買っていたけど、やはり「曲」が弾きたい気持ちが強くて、基本のSmoke on the Waterのリフだけやって、その時ギターの連中が必死に覚えていたアースシェイカーのモアという曲にいきなり挑戦する様になったが指が動かなかった。

おんぢ @Mieux_onziii

偉そうな事言って友達とバンドを組む事になったからさぁ大変。ただでさえ楽譜も読めないのに、楽譜を渡されたのである。お題曲はブライアン・アダムスのRUN TO YOUと言う曲で今でも思い出の曲になっている。今思えば物凄い簡単な曲だけど当時の自分には「豚に真珠」並のレベルだったのです。

おんぢ @Mieux_onziii

遅かれ早かれ曲を弾ける様になるにはやって来る壁なので、狂った様にフィンガーピッキングと左手の動きを練習した。野球をやっていた為指先は比較的硬い方だったので擦り剥けるという事は無かったが手首の筋が限界に近いぐらい練習していたのを今でもハッキリ覚えている。何か夢中になると他が視えない

おんぢ @Mieux_onziii

かと言って、そんなに上手くなったかと言うとそうでも無い…所詮当時中学生である。一応曲を覚えたつもりで皆で集まり音合わせをしてみた。初の感想は「ヒドイ！」の一言で自分だけじゃ無く、ドラム、ギター、ボーカル、そしてベース全員が酷かった…勿論何が合っていないかも解らないので反省出来ない

おんぢ @Mieux_onziii

機材だけソコソコ揃えても扱う人間がド素人集団だと楽曲にならないのを体感した瞬間でした。それでも「モテたい！」から始めたベースが「上手くなってLIVEやりたい！」に変わった瞬間でもありました。今でもたまに思うけど「青春」「若い」って本当にイイね！戻れるものなら戻りたいのが本音である

おんぢ @Mieux_onziii

くだらない事を一生懸命やってた時期だから、何をやっても楽しかった。そして、楽器持って歩いてるとなんと無く優越感みたいなモノがあって「俺達ってミュージシャン！」的な勘違いもまた楽しかったのである。でもこの頃は彼女こそ居たけど、まだ全然モテる要素はハナクソ程も無かったけど楽しかった。

おんぢ @Mieux_onziii

結構練習した甲斐があって、それなりに形になりかけて来た頃、この年頃としてはビッグイベントの学校祭でステージに立つという目標が出て来た。そうなると当然の事ながら1、2曲じゃ全く足りないので新たに覚える曲を増やさないといけなくなって来る。最低でも5、6曲は必要な為真面目に練習をする。

おんぢ @Mieux_onziii

こうなると皆気合が入るもんで、バンドメンバー皆でやりたい曲を話し合い決まった所で楽譜をどう入手するかの話になる。同アーティストの1枚のアルバムからのみで曲を選ぶならスコア1冊で良いけど、バラバラのアーティストの選曲したため最低5冊買わないといけないけど中学生である。無茶な話しだ。

おんぢ @Mieux_onziii

散々悩んだ挙句、今でも売っているYoung Guitarって雑誌のバックナンバーを漁って3曲分、残りの曲は素直にスコアを買いました。今みたいに1曲分だけで売ってなかった時代です。勿論耳コピーも出来ないガキんちょだった頃の話です。(因みに1人お店から失敬して来た奴が居たけど時効で)

おんぢ @Mieux_onziii

暫く引きこもりみたいなもんでした。学校は行ってたけど、頭の中はベースラインをイメージしてばかりだったし、休憩時間もバンド仲間でその話しばっかりテンション上がりまくりの日々が続いていました。要するにバカばっかりの集まりでバカな事をバカなりに精一杯やってた時代だから勉強は邪魔でしたw

おんぢ @Mieux_onziii

凄い単純に楽しんでた頃ですね。皆さんにもそんな時期があったと思います。さて、このぐらいになって来ると、家での練習だと限界がある為、スタジオなる所を借りないとちゃんとした練習が出来なくなって来ます。スタジオ初体験です！緊張しました！防音設備されてドラムもセッティングされてる所です。

おんぢ @Mieux_onziii

狭いながらもミュージシャンを体験させて貰えました。勿論全員初体験なんでガチガチだったし顔が引きつってました(笑) 余計な音の無い空間って変な緊張感があるモノで特にボーカルのヤツはビビりまくってた印象が残ってます。その日の内容はと言うと初体験はこんなもんって感じでふわっふわしてた。

おんぢ @Mieux_onziii

それから3、4回スタジオで練習したかなぁ…何事も回数こなすと良くなってくるもんです。自分達なりに曲が1つに上手くまとまった時は、正直逝きかけました。コレはブラバンも含めてバンド経験者じゃ無いと解らない快感だと思います。ハマりますよぉ！興味がある人は是非やってみた方が良いと思います

おんぢ @Mieux_onziii

確かに手応えを感じ始めて来て面白さが増すばかりでした。問題は人前でやる事自体無いし、その一発目がいきなり全校生徒約1000人強の前でやるってことでした。想像して見て下さい。まだ何のキャリアも無いド素人が、まして別にファンでも無いRockに興味も無い人もいる前でやるプレッシャーを…

おんぢ @Mieux_onziii

因みに、個人でこそ3ヶ月くらいは練習していたけど、皆で合わせたのは6、7回程度でした。前日に限っては友人宅で徹夜練習でした。青春だよね！今だとやりたくても出来ない事を勢いだけでやってたよ。皆もそんな思い出あると思うし、無い人はこれからでも何かにチャレンジして精一杯やって貰いたい。

おんぢ @Mieux_onziii

「疲れるしダルいからやだ！」と思ってる人は、まだ本当の疲れを知らないだろうし、疲れの後の達成感も解らないと思う。そこそこの達成感なら経験してるんだろうけど、本当に精神力、集中力、知力、体力、時間を惜しみなく使った達成感は自分をも大きくするし、何かの肥やしになるのは間違い無いです。

おんぢ @Mieux_onziii

徹夜も3日になるとナチュラルにハイになります。自分の場合はその後、泥の様に24時間寝ましたが…それだけ楽しかったし、打ち込めるモノがあっただけ幸せ者なのかしれないですね。それでもこの頃はまだ音作りなんて高度な事してなくて、エフェクター1個で、ほぼ生音に近い感じでの音でやってました

おんぢ @Mieux_onziii

とにかく、学校祭での初ステージは決して「上手い」ってシロモノでは無かったにしても、大変満足のいくステージでした！3バンド出たんだけど、多分自分達が一番上手かったと思っております(笑)勿論、客席の反応なんて見てる余裕も無いし、いっぱいいっぱいでやってたから、あくまでも自己満足です。

おんぢ @Mieux_onziii

何かかなり話しがずれて来たので修正します。バンドを始めたバックグランドはさっき書いた感じで、高校に入ってからの話しに変わります。高校に入学すると、大体「類は友を呼ぶ」で、楽器やってる奴がちゃんと集まるもんでした。只ジャンルが違う奴らが多かった為、同じ学校ではバンドを組まなかった。

おんぢ @Mieux_onziii

ニッチもサッチも行かないので、違う高校に行った友達を頼ってみると、居るもんですねぇ…結論から言うとドラム、ボーカル、ギター2人、そしてベースの自分が全員バラバラの学校でした。後にコレが良い面と悪い面が出た訳だけど、運命と出逢いって面白いもんだとつくづく思わされる出来事であった。

おんぢ @Mieux_onziii

糠喜びって訳では無いけど、全員が集まる為の連絡などは、自分が集めたメンバーだけに全て僕がやる事になったのである。まだ携帯持てる様な時代じゃ無かった頃だ。集合の前にひとりひとり会う事にした。これがまた大変で見事に住んでる場所もバラバラだった為、金の無い高校生には辛い作業(？)だった

おんぢ @Mieux_onziii

根が真面目(笑)な性格なので、口説くために1人1人会いに行ってはどんなバンドにしたいか、やりたい曲の方向性を説明して少しずつ形にしていった。スカウトの仕事の方が向いてるのかもしれない。冗談はさて置き取り敢えず5人集める事が出来たのも、単にワシの人間性の良さと行動力の賜物だ！(笑)