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ゆきまこ（1～10）
ネル
@yorunel
貴方はゆきまこで『上手な甘やかし方』をお題にして140文字SSを書いてください。 http://t.co/s1wGHmgnuN #フィフティーゆきまこ
2014-04-24 00:18:46
ネル
@yorunel
「真ちゃん、お布団で寝ないと」 「うみゅ……」 「真ちゃん？ 風邪ひいちゃうよ」 「あしたシャワー浴びるよ……」 「……まーこーと、ちゃん」 「ん」 「ちゅー、しよっか」 「へ！？」 「おはよう。着替えちゃってね」 「え、あ……うん」 「パジャマはそこにあるからね」 「うん、その
2014-04-24 00:24:18
ネル
@yorunel
雪歩」 「どうかした？」 「その、ちゅー……は？」 「うーん、どうしよっか。また明日」 「あ、あした……うん」 「おやすみなさい、真ちゃん」 「うん、おやすみ……雪歩はまだ寝ないの？」 「私はやることがあるから」 「そ、そうなんだ」
2014-04-24 00:25:30
ネル
@yorunel
「昔にみたいに戻りたいね」 「ボクは多分、戻れないと思う」 「戻りたい、って言ったの。真ちゃんがどう思うかなんて、聞いてないよ」 「そうやって雪歩は、自分が正しいって思い込んで」 「……こういうことばっかり言い合ってるから、美希ちゃんが逃げるんだよ」 「……考えるの、やめようか」
2014-04-24 00:35:10
ネル
@yorunel
「お茶、雪歩の真似して淹れてみたんだけど、どう？」 「うん、とっても美味しいよ」 「ついでに、ちょっとだけ薬も入れてみたんだけど、どう？」 「うん、ちょうど眠くなってきたなぁ」 「ごめんね。ボク思ったより奥手で、こうでもしないと」 「分かるよ、真ちゃんのさり気ない愛の気持ち……」
2014-04-24 00:44:05
ネル
@yorunel
雪歩のくちびるを、その白い首筋を、いつしか独占したいとだけ思うようになった。彼女はボクのことを受け入れてくれたけれど、そんなんじゃ足りないよ。もっと、もっと雪歩を独占しなくちゃ。キミをボクだけのものにしなくちゃ。逃げ出そうとしたって、そう簡単に逃がす訳にはいかない。ほら、その手を
2014-04-24 00:53:24
ネル
@yorunel
「お風呂あがったよ」 「うん、ってきゃあ！」 「ん？」 「ま、ま、真ちゃんタオルぐらい巻いてよぅ！」 「ひあ！？ ご、ごめん！ つい！」 「つい、って……お家だといつもこうだったの？」 「うん…」 「し、心臓に悪いよ」 「今度から気をつけるね、ごめん」 「た、たまにならいいよ？」
2014-04-24 00:56:08
ネル
@yorunel
「菊地くん、菊地くん」 「ん、どうかした？」 「菊地くんが前から食べてみたいって言ってたシュークリーム、買ってきちゃった」 「えっ！？」 「購買で偶然変えたんだ。良かったら、どうぞ」 「ありがとう、萩原！」 「菊地くんって甘党だよね」 「うん。あっ、そうだ。半分こしない？」
2014-04-24 00:59:29
ネル
@yorunel
萩原雪歩と菊地真へのお題は『素直じゃないとこも可愛くてよろしい。』です。 http://t.co/t5h89qBEHw #フィフティーゆきまこ
2014-04-24 01:02:38
ネル
@yorunel
「……怒ってるよね？」 「怒ってない」 「怒ってるじゃん」 「怒ってないって」 「ごめんって、雪歩」 「許さない」 「やっぱり怒ってる」 「怒ってないよ」 「じゃあどうしてそんな不貞腐れてるのさ！」 「怒ってるんじゃなくて、寂しいのっ」 「……あー、そっか」 「うん」 「ごめん」
2014-04-24 01:04:21