【ラブライブ!2期】6話感想まとめ。―愉快な仮装の裏地の、幾つものほころび
- momorin_cloverZ
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よしっ!それでは第6話の感想をだらだらと流していきたいと思います!また長い時間になるかと思いますのでゆるくお付き合いください!よろしくお願いします!
2014-05-17 13:43:30第6話は愉快な愉快なハロウィーン回。しかし、笑いに満ちたサービス精神旺盛なシーンと同時に、あらゆる綻びや違和感が配置されていた回だとも思います。それは、これからやってくる大きな転換へのはじまりなのかもしれません。#lovelive http://t.co/9V6Jow0iXX
2014-05-17 13:48:08はじめに―王道を明示し、塗り替える挑戦のはじまり?
まずはじめに、内容に入る前に、第6話に関して物語の外で物議を醸しだしていることについて、個人的な感想に触れておきたいと思います。これはあくまでも事実関係を整理するためではなくて、今回浮上した騒動についての自分なりの受け止め方です。少々だけお付き合いください。#lovelive
2014-05-17 13:53:20「glee/グリー」は「ラブライブ!」の演出をさせていただく際に、監督から参考にとおすすめされた作品のひとつでした。 コーリー・モンテースさんは新シリーズの撮影にも参加されていたと聞いていましたので、今回のことは、ただただ残念です。 >RT
2013-07-15 04:48:23自分は海外ドラマをまったく知らないので、ラブライブ!が物語構成において多大な影響を受けていた作品があったというのは驚きでした。なので自分は、ラブライブ!という物語の文脈上における表現を解釈することしかできないし、今まで同様にそれを楽しんでいきたいと思っています。#lovelive
2014-05-17 13:57:01ラブライブ、明らかに「glee」の影響下にあるってのもファン的には良かったっす。「glee」を見てて、この超面白いもんを、日本の漫画やアニメで上手く消化して再構成できんもんだろうか、って思案してた所に、一つの見事な解を見せられた感じ。キャラ萌え的にはにっこにっこにー!
2013-04-20 08:11:331期からずっと物語構成が影響下にあったことに気付いていた人は気付いていたようです。「歌とダンスの青春モノ」という共通したモチーフを描いた現在進行形の金字塔ですし、いまや王道なのでしょう。そういった同ジャンルの作品群の背景をよく知って観ている方はすごいと思います。#lovelive
2014-05-17 14:01:14剽窃だという指摘については、詳しい規則を知らないので事実関係はわかりません。もし本当に公式に問題があるのであれば、当然何かしらの形でかたをつけることになるでしょう。なので今は、ラブライブ!が物語構成の影響を受けていたという目に見える事実に着目したいと思います。#lovelive
2014-05-17 14:06:07非常に面白いのは「歌とダンスの青春モノ」というモチーフを、現代日本で、しかもアニメーションで描くというときに、主役が「スクールアイドル」になる、という点だと思います。現代の文化状況を強く反映していると思いますし、いまみんなが乗っかれる夢はアイドルなのでしょう。#lovelive
2014-05-17 14:09:48話題になった衣装づくりのシーンですが、シーンまるごとのトレースと言ってもいいぐらいに明確に影響下にあることを示していたと思います。だからこそみんな気付いたわけですが、自分はあまりにも明白なこのシーンには、影響を示す明らかな意図があったのではないかと感じました。#lovelive
2014-05-17 14:13:07ラブライブ!は1期からずっと物語構成の影響下にあった。この第6話では、みんなにはっきり分かる形で、そのことをより明確に示すという意味合いがあったのではないかと感じています。それは、恐らく今後の物語の展開に大きな転換があることを示唆しているのではないかと思います。#lovelive
2014-05-17 14:15:55つまり「歌とダンスの青春モノ」というモチーフの王道たる金字塔の作品をなぞっていることを明確に示すことで、第7話以降のラブライブ!の物語性がその王道路線から乖離していくことを予期させているのではないか。これは、王道を塗り替えていく挑戦のはじまりなのかもしれません。#lovelive
2014-05-17 14:20:39…といった感じで、あくまでもラブライブ!という物語の文脈上の表現の意味に着目しながら、今後の大きな転換と挑戦に期待しつつ、これからも存分に作品を楽しんでいければと思っています。紡がれる物語の面白さは絶対的に信頼しているので。では、第6話の内容に入っていきます!#lovelive
2014-05-17 14:24:27ハロウィーンイベントに参加する意味
第6話には「前回のラブライブ!」がない。1期のラスト2話を除くと、第8話で行われた演出です。第8話といえば、μ’sが9人になりスクールアイドルとしての目的性を確かめた回。今回が大きな転換点になることを予感させます。#lovelive http://t.co/AEcJgjxgRh
2014-05-17 14:27:11今年から開催と思われるハロウィーンイベントに、地元のスクールアイドルとして、A-RISEとともに出演依頼がきました。「予選を突破してからというもの、何だかすごいねー」と驚く穂乃果。μ’sはどんどん大きくなっています。#lovelive http://t.co/rhIHwVORhb
2014-05-17 14:31:50最終予選も近いのにそんなことをやってていいのか、と語る真姫に続いて、にこも「私たちの目標はラブライブ!優勝でしょ?」と釘を刺します。このにこのμ’sの目的性の認識は、第6話に通底して描かれる重要な要素だと思います。#lovelive http://t.co/Y2IEFQzbon
2014-05-17 14:35:49テレビ局の取材が来ると聞いて喜ぶにこ。もうイベントに乗り気です。これもまた彼女らしい反応だと思いますが、このイベントの注目度の高さを受けて、優勝に向けてA-RISEに打ち勝つ好機になると信じているからこそでしょう。#lovelive http://t.co/GkFLrDe7S8
2014-05-17 14:39:14続けてにこは「A-RISEよりインパクトの強いパフォーマンスでお客さんの脳裏に私たちの存在を焼き付けるのよ!」と語ります。「インパクト」は6話のキーワードですが、これが極めて難しいことに痛烈に気付かされていきます。#lovelive http://t.co/sSwgdWfEpD
2014-05-17 14:43:58穂乃果は「こんな所」にいていいの?
高ぶる穂乃果に真姫は「ところで、こんな所にいていいの?」と生徒会長の仕事のことを尋ねます。この「こんな所」という言葉は、μ’sという居場所のことを指していますが、今の穂乃果の立場を表している象徴的な言葉だと思います。#lovelive http://t.co/X6skOgC9Ds
2014-05-17 14:47:54本来ならば穂乃果の居場所はμ’sですが、今は生徒会長という重大な立場があり、居場所は「こんな所」だけではありません。大事な「いるべき場所」がある。しかし穂乃果は無自覚にμ’sという安寧の居場所を選んでしまっています。#lovelive http://t.co/fj3X3rLFwy
2014-05-17 14:54:45生徒会長という重責に無自覚な穂乃果は、パブリックな「いるべき場所」ではなく、μ’sという安寧の居場所を選んでしまう。これで本当に大丈夫なのか。その疑問は6話のラストシーンの雪穂によって強烈に明示されることになります。#lovelive http://t.co/PznP2FTjbd
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