「DAYS JAPAN」6月号、広河隆一氏のチェルノブイリ報告 抜粋

「DAYS JAPAN」6月号 広河隆一氏のチェルノブイリ報告より 抜粋 jrmmnisi さん 2014-05-19 2014年6月号(5月20日発売号) 続きを読む
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mai @jrmmnisi

DAYS JAPAN6月号、広河隆一氏のチェルノブイリ報告より1:「あまりのことに混乱」と、チェルノブイリ高濃度汚染地区チェチェルスクからチェルノブイリ30キロ圏を回ってツイッターに書いた。私は当惑していた。

2014-05-19 10:25:28
mai @jrmmnisi

2:原発のすぐそばや、廃墟となった村で測定した放射能値は、福島県の住民が住んでいる場所で測った多くの場所の数値よりも低い場合があったからだ。強制避難がされ、廃村となり、家々が地下に埋められているという結果となったチェルノブイリの決断が正しいのか、

2014-05-19 10:29:33
mai @jrmmnisi

3:それとも同じかそれより高い数値なのに「安全」として、子どもも住む事を勧める日本のやり方が正しいのか。/同じ測定器を使ってチェルノブイリと福島を測った結果が、このようになる事は全く予想しなかった訳ではなかった。しかし実際の数値を突付けられた時、私の頭は混乱した。

2014-05-19 10:33:13
mai @jrmmnisi

4:チェルノブイリで危険とされた基準は、福島事故の後引き上げられ、かつて危険だと言われたところが安全とされた/だからチェルノブイリの強制避難跡の廃墟で測定した結果が、福島県の居住地の測定値よりも低くなるということは、考えてみればありうることだったのだ。

2014-05-19 10:37:27
mai @jrmmnisi

5:それでも実際に測定した結果を見て、私は言葉を失ったのである。

2014-05-19 10:38:33
mai @jrmmnisi

広河隆一さんの心境が伝わる文章。

2014-05-19 10:39:24
mai @jrmmnisi

6:今回会った最も重要な人物がベラルーシのイワン・ケニク氏である。チェルノブイリ事故当時、彼は49歳で副首相だった。その後、チェルノブイリ国家委員会の議長に任命され、やがて緊急事態省大臣になり、ベラルーシの最も困難な時期を指導する事になった。

2014-05-19 10:45:03
mai @jrmmnisi

7:ケニク氏「日本からもIAEAによる国際諮問委員会の代表として、広島の放射線影響研究所の理事長だった重松逸造氏はじめ多くの医学者たちが来ました。彼らは小児甲状腺がんと放射能の関係はないと言いました。病気の多発というのもないと主張し続けていたわけです。」

2014-05-19 10:49:50
mai @jrmmnisi

8:ケニク氏「それに対して私は、これは放射能のせいで起こっているのだと主張しました。私は医学者ではないけれど、そう主張したのです。しかし彼らは考えを変える事はありませんでした」

2014-05-19 10:51:54
mai @jrmmnisi

9:福島市の汚染地図を見てケニク氏「こんな所に子どもが住んでもかまわないとなぜ考えることができるのか、信じられない」「年間1mSv(毎時0.23μSv)以上になる場所で学校を再開するなど、ありえないことです」※福島で学校施設を利用できるのは毎時3.8μSv

2014-05-19 10:58:11
mai @jrmmnisi

10:ベラルーシでは、年二回の保養の必要を方針に掲げ、一回あたり24日間と定めていた。ケニク氏が引退した今は、資金面の都合で年に一回になっている。彼は日本のこどもたちについても保養をさせるべきだと述べる。

2014-05-19 11:04:07
mai @jrmmnisi

11:「あれだけの経済大国である日本が、こうした避難や保養などを実施しないという事は、恥ずかしいことだと思います。世界第3位の経済大国である日本が、住民、特に子どもたちの健康を助けられないなんて、言葉がありません。国家にとって必要なのはドルやユーロ円ではなく国民です」

2014-05-19 11:07:23
mai @jrmmnisi

12:福島の事故時に、日本では安定ヨウ素剤を配らなかったことを聞き驚いたというウクライナの医師たち「チェルノブイリ事故の後に安定ヨウ素剤を配付しなかったことをあれほど問題にした日本の医学者たちが、なぜ日本の事故の時にヨウ素剤を配らなかったのか、全くわからない」

2014-05-19 11:12:26
mai @jrmmnisi

13:事故当時子供だった多くの人が、28年後の今も甲状腺がんを発症している。その時(広河氏が訪れた2014年3月下旬)内分泌研究所には、30歳前後の若い女性たちが3人、手術の包帯を首に巻いてベッドにいた。

2014-05-19 11:16:38
mai @jrmmnisi

広河氏のチェルノブイリ報告以外にも、「チェルノブイリから福島へ広まるエートス計画とは何か?」「インドウラン鉱山の放射能汚染」「汚染された町カラバシュ」など、DAYS JAPAN6月号は必見記事盛り沢山です。みんなで買って、久米島の保養施設も応援しましょう。

2014-05-19 11:20:38