『火車のゆくえ』

青矢鴉/家庭事情欠席 @aoyagarasu

火車のゆくえ：DreamTale様 悩むお燐が己と向き合う、妖怪の存在意義とは何か？に鋭く切り込んだ問題作 妖怪は人と相容れるのか？というテーマは東方で何度も取り上げられていますが、今作のアプローチは面白い。何で嫌われるのさ？妖怪と⇒ pic.twitter.com/LRwFTyCmj1

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青矢鴉/家庭事情欠席 @aoyagarasu

承前）いうよりは猫として悩むお燐は、ひょんなことから一つの歌に出会い、火車とは何かについて調べ始める事になる。火車・火の車・死体を運ぶ猫・罪人を地獄に連れ去る車…。それらと自分の違いに悩み、徐々に人に近付いていくお燐。それを見守るさとりとお空が物語に華を添える。悩むお燐を哀しい⇒

青矢鴉/家庭事情欠席 @aoyagarasu

承前）異類婚姻譚と共に慰めるお空の優しさが切ないし、「人なんか信じられるもんか」とお空が語るお話に不覚にも涙ぐむ始末でしたが、それでもお燐は変化を選んだ。そして、お燐はあるお仕事を始めるのである。ここに至るまでの紆余曲折と心理の動きが見事。人里では小鈴とマミゾウが加わり、お燐を⇒

青矢鴉/家庭事情欠席 @aoyagarasu

承前）支えるのだ。さて、本作が問題作たる所以はラストシーン。時が流れ、人は世代交代し、記憶は失われていく。そんな時、お燐がぽつりとこぼす言葉に貴方は希望を見るだろうか？絶望を見るだろうか？道標を失った猫の再生譚ともとれるし、残酷な時の流れに翻弄される虚しさと取る事もできよう。⇒

青矢鴉/家庭事情欠席 @aoyagarasu

承前）それでも、本作が輝いているのは、薙刀AQNが可愛いからである！（キリッ）中編程度のボリュームなので、白妙と合わせてお燐・お空ファンには是非読んで頂きたい本である。

七宝 @syouyuazi

あ、火車のゆくえ読み終わりましたで

七宝 @syouyuazi

妖怪だからということで避けられてしまうお燐。ラスト辺りはうるっときましたな……。明るい話ばかり読んだものですからちょいと重い展開なのでびっくりでした。

七宝 @syouyuazi

みぞれさんのもっと重い話読んでみたいなw

天空時流＠サークル「猫蜻蛉」🦋 @soratokinagare

【感想】名華祭での新刊、『火車のゆくえ』を読ませて頂きました。 火車に関する、この捉え方は斬新で面白い方向性だと感じました。 お燐が出て来たら当たり前のようにお空とコンビなのに、そこで持ってくるのが小鈴と言うのも面白い着想だと思います。

天空時流＠サークル「猫蜻蛉」🦋 @soratokinagare

【感想つづき】火車とは、はては妖怪とは何なのか。そして人間と友好関係を結ぶためには何が必要なのか。 それを、さとり様にもお空にも頼らず自分で探し出そうとするお燐はかっこいいと感じていました。 夢に見るほどに思い悩み、そして最終的に行動に移したお燐にエールを送りたい気分です。

天空時流＠サークル「猫蜻蛉」🦋 @soratokinagare

【感想つづき】５０年。色々と世代交代もあったことでしょう。 少しは、妖怪と人間との溝は埋まってきているのでしょうか。 小鈴が、また里人として転生し、お燐に再開できる事を祈りつつ、筆を置こうと思います。 今回は素晴らしい作品を、本当にありがとうございました。

天空時流＠サークル「猫蜻蛉」🦋 @soratokinagare

サークル書き忘れたー！ｗ サークル｢ＤｒｅａｍＴａｌｅ｣様の『火車のゆくえ』でした。

［水滴石穿］七雲結人 @y_nanakumo

@YumetukiMizore 色々落ち着きまして、いただいた本を読ませていただきました。色々ありますがまずは簡潔に、良き作品でした。

［水滴石穿］七雲結人 @y_nanakumo

@YumetukiMizore 心理学的な視点で見ますと良くあることを上手く、分かりやすく表現出来ている印象でした。そして人ではなく妖怪ゆえの葛藤、という辺りもまた。

［水滴石穿］七雲結人 @y_nanakumo

@YumetukiMizore と少々技法的な方向からの感想になってしまってますが、そういったものの上に成り立つキャラ同士の触れ合い、これもまた各キャラがしっかり活かされてもおり感動を覚えました。

［水滴石穿］七雲結人 @y_nanakumo

@YumetukiMizore それが大切なものだということは失ってからより理解できる、それが自分を変えてくれた存在であるのならば尚の事、と最後のシーンを自分はそう解釈しましたが、ここが一番きましたね。

［水滴石穿］七雲結人 @y_nanakumo

@YumetukiMizore と他にも色々ありますが長くなってしまうのでこの辺りで。素敵な物語をありがとうございました。機会があればリアルで語り合いたいです。

ハサマリスト＠秋例大祭こ23a @ThatZ_orz

Dream Tale御中、『火車のゆくえ』感想。正直、不穏な導入で警戒してしまいましたが、読み終わればほんのりと明るくなれる御本でした。火車――お燐と人間との交流のお話なのですが、その在り方に一石を投じるもので――

ハサマリスト＠秋例大祭こ23a @ThatZ_orz

承前）お燐は見た夢から徐々に人間の側に傾倒して行きますが、そこにお空との葛藤があり、火車どころか妖怪としての在り方まで問うに至る、多くの交流と別れも。ハッピーエンドならぬ所もありましょうが、私個人としてはｺﾚﾃﾞﾖｲ結末であったかと。

よばだまり @isyumusume

うん、みぞれさんの小説面白い。考えさせられる作品ですな・・・

ゆ @sokojanai

「火車のゆくえ」(Dream Tale)入りの柔らかさでぐっと掴まれ、お燐が迷い、助けられる姿に胸を締め付けられ、結末の優しさと切なさに鼻の奥が痛くて大変なことになった。取り上げた題材と引き合わせる相手は一見意外ながらお話にとても馴染んでいて、→

ゆ @sokojanai

→やがて客観的に読むしかない立場が本当にもどかしくなってくるほど入り込んでしまった。お燐が好きなら、誰彼が好きなら、という範疇では語れない人と妖怪のふれあいがもたらす暖かさに満ち満ちている、読み手を選ばないオススメ案件です。 http://t.co/jtb5fle3Ul