考察の花

一時的考察のメモ
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tourijp @tourijp

@CoffeeSong 未だに不思議。「陶芸は科学で解明できる」と豪語した大学教授が陶芸家になったんですが、結局、窯の中で起こる複雑な変化に「お手上げ」状態。むしろ、この不思議を不思議と思える感受性が宇宙を眼前にする人の姿としてはふさわしいのかな、と最近は思うようにしました。

2010-01-04 17:18:45
tourijp @tourijp

http://twitpic.com/wm4yd - "Cradle" 丸山陶李・作 「大地のゆりかご」に土から血の汗。窯の中で起きることはæ

2010-01-04 15:55:54
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tourijp @tourijp

今、土に触れながら再認識した。この土は何億年もの地球の歴史が生み出した地球の土。粘土となるまでに果てしない旅をしてきた土だ。なんと自由。なんという可塑性。人の手の中で姿を変容させ、炎の中で焼き締まり、この土はまた何億年も地球に生き続けるのだ。私は灰になり残らなくとも。土に賛美。

2010-01-04 15:17:19
tourijp @tourijp

私が小児喘息だったので、父は東京郊外に転居を決めた。恥ずかしいがコンクリートの中で育った私は「畑」と「田んぼ」を見て区別することができなかった。郊外に移転し、畑を散歩している時だった、土の欠片を見つけた。父が「縄文土器だよ」と教えてくれた。その響きに太古を感じた。

2010-01-04 15:05:03
tourijp @tourijp

広い集めた縄文土器の欠片は、小学校に寄付してしまったが、私の心の中に「土」へのあこがれはズシンと根を張った。「土に触れることは地球に触れること」だ、感動した。コンクリートの中で育ってしまったからこそ、土との出会いが衝撃的だった。荒地の乾きはてた土のように、水を求める鹿のように。

2010-01-04 15:10:35
tourijp @tourijp

オリジナリティはアンデンティティそのもの。我欲を捨て、突き動かされる意志に従い、私を生かしきった時、おのずと他と違う存在感が生じてくる。それは奇を衒ったものとは違う、自然な作業であり、与えられた命をどのように生ききっているかが、リアルに隠しようもなく現れる。人の評価などいらない。

2010-01-04 13:02:01
tourijp @tourijp

ああ、根本的な認識が違うのだ。と気づく。「与えられている」すでに「存在している」それに感動する。個の自分が、もがき表現する、その一瞬にすべてを賭け、後、充電する、感動をためこむ。自分のなかに受け入れ溜め込む。それが発露となって表現したいという内なるエネルギーとなる。私がマイナー。

2010-01-04 12:51:48
tourijp @tourijp

「モマ。受け入れろ。考えることなく、ただ受け入れろ。考えてはいけない。生まれてきたばかりの赤ん坊のように、ただ、目の前の世界を驚きをもって受け入れろ。考えるのはまだ早い」科学者として教育を受けた私が、亡霊の存在を受け入れることなどできるわけがなかっ(略)毛利衛「モマの火星探検記」

2010-01-04 12:37:01
tourijp @tourijp

毛利さんの「モマの火星探検記」に「火星の弱々しい風の音」を「この音は存在しないも同然だったのだ。だって聴いてくれる者がいない音なんて音じゃないじゃないか」とある。木星の音はオーケストラみたい⇒ NASA-Voyager recording http://bit.ly/8If9C5

2010-01-03 22:09:10
tourijp @tourijp

毛利衛「モマの火星探検記」帯書に「さだまさし」さんが、「毛利さんは二一世紀のジュール・ベェルヌだ!世界中の子供たち、素晴らしい君の未来の為に読みなさい!!」と記してあるが、子供のみならず大人も宇宙、太陽系の私という視点で、生命体や地球のことを再考するのにも良いかも数時間で読める。

2010-01-03 21:37:33
tourijp @tourijp

戦争をするエネルギーがあるのなら、それを人類が自ら引き起こした地球の破壊という罪を償うことに費やすべきではないのか。人々はそんな風に思うようになった。地球は文字通り自分たちの母なのだということに、今さらながらに気づいたのだった。 毛利衛「モマの火星探検記」より

2010-01-03 21:32:22
tourijp @tourijp

私はこの時のことをはっきりと覚えている。…その地球が汚されていくことへの悲しみが、強く心を絞めつけたことも・・・・。宇宙からは、地球がまるで皮膚病に冒されているかのように、人間が自然を破壊しているさまも、とてもよく見えたのだから。毛利衛「モマの火星探検記」より。

2010-01-03 21:24:09
tourijp @tourijp

この世の中でもっとも大きなもの。想像するのが難しいほどに巨大なもの。それが、わたしが宇宙から見た地球なのだ。…その時、「自分の姿を外から見るために地球は人類を生んだのかもしれない」という考えが、15歳のわたしの心にひらめいたのさ。毛利衛「モマの火星探検記」より

2010-01-03 21:20:43
tourijp @tourijp

確かなのは、わたしたちは太陽系という壮大な時空間で育まれた生命体であり、わたしたちは太陽系人だということなのだ。 毛利衛「モマの火星探検記」より

2010-01-03 21:16:13
tourijp @tourijp

宇宙から見たあの地球の姿が浮かんできた。それは5000万種以上もの生命体が果てしなくつながった、かけがえのないもう一つの宇宙だ。その生命という宇宙を形作るもとはDNAたちだ。その無限個のDNAたちが地球生命体として一個の巨大な意志を持ったとき…毛利衛「モマの火星探検記」より

2010-01-03 21:13:51
tourijp @tourijp

演奏家が研鑽を積み自分のタレントを磨き全てを明け渡し音を掴み天に向けて紡ぐ。芸術は宇宙を再現芸術として人が表現したものだ。Lamento di Federicoでカレーラスはファルセットの難所を歌いきった時、天に感謝する。分かっている人だ http://bit.ly/6OZY7z

2010-01-02 19:45:02
tourijp @tourijp

器楽・声楽と聴いていて「音」について一つの黙想が私の中に広がった。それは素晴らしいと人の心に響いてくる演奏は、やはり音の方向性が一旦「天」に向かっていき、それから演奏者が一つの道具となって発せられるという感覚。素晴らしい演奏は天(宇宙)から与えられた音を掴みとり音としている。

2010-01-02 19:34:03
tourijp @tourijp

バッハの音画技法は大変興味深いです。カンタータを勉強していたのですが、メリスマ部分や跳躍、転調とバッハの音楽には随所に言葉と音符への意味付けがあります。バッハは「魂の職人」表現の天才だと私的に思っています。RT @coloursryoko: そういえばバッハは自筆譜が非常に美しい

2010-01-02 19:22:59
tourijp @tourijp

バッハは神さまと直接話をできた作曲家と言われるが、バッハの楽譜は最初に「JJ」。これはラテン語で「イエス様、助けてください」という祈りの言葉。楽譜の最後に「SDG」。「ただ神様(キリスト)の栄光のために」と書かれている。バッハの音楽にいると胸深する。自分の栄誉を求めず神に返した。

2010-01-02 12:54:44
tourijp @tourijp

Marie-Claire Alainのバッハ。昨日TLで紹介したの友人パスカル・マルソーはアランとラトリに師事していた。この曲は聖体拝領後の沈静した時に導いてくれる。The art of fugue BWV 1080 http://bit.ly/6u9SWX

2010-01-02 12:35:45
tourijp @tourijp

ゼノ修道士に会った中学姓のことば→【私たちは神さまを知らない。でも神さまを知っているという人の 目のやさしさが 心にしみる】 修道会の司祭や修道士、シスターの”regard"(まなざし)は優しい、祈りの生活をしているオーラで私のためにだけいてくれてると錯覚するような優しい目。

2010-01-13 01:07:30
tourijp @tourijp

東京で生まれ育った私が、転勤で各地を歩くのは必然だった。東京の雑踏は、ある意味寄り合い所帯だから、差別された人々の苦しみに触れることもなかった。地方に住まうことで文化の影になっている人間の悲しい呻き声に触れることができた。小さくされた側の人々の歴史は私のメタノイアにも必要だった。

2010-01-12 15:25:35
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