メモ ブックレット「原発事故子ども・被災者支援法」と「避難の権利」
「2011年 3月末、文科省は 福島県から 学校再開基準について 問い合わせを 受けました。 対応したのは 科学技術・学校政策局という 部署でした」(ブックレット『原発事故子ども・被災者支援法と避難の権利』)
2014-05-24 09:54:34「2011年 4月 6日から 8日にかけて、文科省 科学技術・学術政策局は 福島県内の 学校再開について 原子力安全委員会に 三度にわたって 助言を 求めました」(ブックレット『原発事故子ども・被災者支援法と避難の権利』)
2014-05-24 10:00:02「原子力安全委員会は、一般公衆の 被ばくに 関する 線量限度は 年間 1ミリシーベルトであると 回答しました。 文科省としては もっと 高い 数値を 期待したのでしょう」(ブックレット『原発事故子ども・被災者支援法と避難の権利』)
2014-05-24 10:04:00「しかし、原子力安全委員会に 何度 聞いても 同じ 回答しか こないので、その後は 文科省独自で 学校再開の 基準づくりに 取りかかります」(ブックレット『原発事故子ども・被災者支援法と避難の権利』)
2014-05-24 10:07:22原子力安全委員会「福島県内の小学校等の再開にあたっての安全性について (その 1)」に対する助言 (2011年 4月 6日) nsr.go.jp/archive/nsc/ad… (pdf ファイル)
2014-05-24 10:22:26原子力安全委員会「福島県内の小学校等の再開にあたっての安全性について (その 2)に対する回答 (2011年 4月 7日) nsr.go.jp/archive/nsc/ad… (pdf ファイル)
2014-05-24 10:26:37原子力安全委員会「福島県内の小学校等の再開にあたっての安全性について (その 3)」に対する回答 (2011年 4月 8日) nsr.go.jp/archive/nsc/ad… (pdf ファイル) 文部科学省が 調査した 環境放射線の モニタリング結果 (4月 6日 実施分) 添付。
2014-05-24 10:32:39「4月 9日から 16日にかけて、文科省 科学技術・学術政策局と 原子力安全委員会 事務局との 折衝が 繰り返し 行なわれました (ブックレット『原発事故子ども・被災者支援法と避難の権利』)
2014-05-24 11:00:34「原子力安全委員会 事務局との 折衝の 場で 文科省 科学技術・学術政策局は、年間 20ミリシーベルトに 相当する 目安として 毎時 3.8ミリシーベルトを 提示しました」(ブックレット『原発事故子ども・被災者支援法と避難の権利』)
2014-05-24 11:03:49「2011年 4月 10日には、官邸から 原子力安全委員会に 対して 学校基準については 文科省と 調整するようにとの 指示があり、基準値の 設定は 完全に 文科省 科学技術・学術政策局が 主導することになります」(ブックレット『原発事故子ども・被災者支援法と避難の権利』)
2014-05-24 11:07:34「しかも 文科省 科学技術・学術政策局は、当時 福島県が 求めていた 学校の 再開基準ではなく『校庭使用の目安値』に すり替えました」(ブックレット『原発事故子ども・被災者支援法と避難の権利』)
2014-05-24 11:14:47「折衝では、原子力安全委員会側から、内部被ばくが 不明であることから、内部被ばくと 外部被ばくとを 同等に 見積もるべきであるとの 見解が 示され」(ブックレット『原発事故子ども・被災者支援法と避難の権利』)
2014-05-24 11:17:27「一時は、毎時 3.8マイクロシーベルトの 半分の 毎時 1.9ミリシーベルト以上の 学校について、児童生徒の 被ばく低減措置を とることが 検討されました」(ブックレット『原発事故子ども・被災者支援法と避難の権利』)
2014-05-24 11:20:52「また、放射線計測には 誤差が あることから、毎時 3.8ミリシーベルトではなく、毎時 3.0ミリシーベルトを 基準にすることも 検討されました」(ブックレット『原発事故子ども・被災者支援法と避難の権利』)
2014-05-24 11:23:53「原子力安全委員の中には、子どもは (たとえ 緊急時であっても) 年間 10ミリシーベルト程度に 抑えるのが 望ましいとの 見解を 示す 人も いました」(ブックレット『原発事故子ども・被災者支援法と避難の権利』)
2014-05-24 11:29:15「しかし、最終的に 文科省 科学技術・学術政策局は 原子力安全委員会の 意見を 一切 採用せず、2011年 4月 19日に、校庭使用の 目安値を 毎時 3.8マイクロシーベルトとし」(ブックレット『原発事故子ども・被災者支援法と避難の権利』)
2014-05-24 11:34:19「毎時 3.8ミリシーベルト以下では 校庭使用の 制限なしとする『暫定的目安』を 定め、福島県に 通知しました」(ブックレット『原発事故子ども・被災者支援法と避難の権利』)
2014-05-24 11:37:35文部科学省「福島県内の学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的な考え方」等に関する Q&A mext.go.jp/a_menu/saigaij… 2011年 4月 ウェブページに 掲載。
2014-05-24 11:48:23「(2011年) 4月 19日に 政府の 原子力災害対策本部が 原子力安全委員会の 助言を 得て まとめたものです」(文部科学省「暫定的な考え方」Q&A)
2014-05-24 11:55:202011年 4月 19日付け 文書「福島県内の学校の校舎・校庭等の利用判断における暫定的な考え方について」は 文部科学省の ウェブページから 削除されている (削除期日は 不明)。
2014-05-24 12:02:22文部科学省 ウェブページ「幼稚園、小・中・高等学校、特別支援学校 東日本大震災 関連情報」 mext.go.jp/a_menu/saigaij…
2014-05-26 14:34:24