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「棺姫のチャイカ」原作者榊一郎氏のアニメ化に対する考え方

「アウトブレイク・カンパニー」や「棺姫のチャイカ」等の原作者であり、アニメ脚本の経験も多々ある榊一郎氏が自分の作品がアニメ化される際の考え方についてツイートされていたのをまとめました。
榊一郎 アニメ 棺姫のチャイカ
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榊一郎 @ichiro_sakaki
ぶっちゃけ、チャイカの脚本やシリーズ構成に関しては、ほぼ私は何も言っていない。というのも前にアニメの脚本をやった経験から、「アニメという媒体に最適な内容」というのがあって、それは、原作そのままなぞる事じゃないのがよく分かったから。まあ、アカリの表現などはその典型ですね。
榊一郎 @ichiro_sakaki
文章で書く事で表現されるキャラ性と、音や声や表情(動画での)が前提の脚本で表現されるキャラ性だと、また違いが出るというか。アカリというキャラは文章では「無表情」と「抑揚無い喋り」を強調しているけど、あれは、「女の子だけど無骨」という部分を定期的に思い出して貰う為の記号。
榊一郎 @ichiro_sakaki
対して「常に表情や声が画面上に存在している」アニメでは、その記号をあんまり多用すると、「やり過ぎ」になりかねない。この辺の微調整は、やはり脚本家さんや音響監督がプロで(実際の画面まで想定して予め脚本や演技指導を決める)脚本家としては未だ半人前の私より遙かに上手い。
榊一郎 @ichiro_sakaki
まあ、それもこれも、監督の指示あっての事ではあるのだけれど、やはり集団作業の一部としての脚本というのには、独特のスキルが要るし、そこから引き出される結論は、原作とは少し異なってくる、という話。恐らくチャイカのアニメを見てくれている原作読者の人達は概ね気付いていると想いますが。
榊一郎 @ichiro_sakaki
とにかく、棄てぷりの時もそうだったけど――増井監督の力なのか、ボンズというスタジオの力なのか、あるいはシリーズ構成の待田さんの力なのか、細かい処までは部外者の私では判別がつかないけれど、「原作と変える」けれど「表面は変えても肝はきちんと押さえている」処は棄てぷりと一緒。
榊一郎 @ichiro_sakaki
今でも覚えてるけど、棄てぷりの打ち上げの時に、原作者として言ったのは「作者の満足とかどーでもいいです。でも原作読者の期待に120%応えてくださった事は、本当に有り難かったです」という話。恐らくその辺は今回のチャイカでも一緒だろうからこそ、細かい心配してないのよ、私は。
榊一郎 @ichiro_sakaki
勿論、厳密な事を言えば、シリーズ構成の人は吉田さんから待田さんに替わってる訳だけど、増井監督が選んで(あるいは承認して)る以上、大丈夫だろうと想ってたし。実際、大丈夫だったし。そういう訳で、普通に私は白盤届くのを毎週楽しみにしてます。
榊一郎 @ichiro_sakaki
何度か著作をアニメ化して貰っている身としては、やはり、以前に仕事して貰った人達が噛んでいると、出来が想像つきやすい。アウトブレイク・カンパニーとかでも、監督は勿論違っているけれど、フィールの仕事ぶりは分かってたし、音響監督もどういう人か分かっていたしね。
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