【事実と真実】 吉田所長の「調書非公開」を望む上申書の趣旨について 【遺志と恣意】
吉田昌郎元所長、調書「公表を望まない」 生前記した上申書公開【福島第一原発事故】(ハフィントンポスト 2014/05/24)
http://www.huffingtonpost.jp/2014/05/24/masao-yoshida_n_5383887.html?utm_hp_ref=tw
吉田所長の非公開を望む上申書の原本(PDF)(平成24年5月29日)
http://www.cas.go.jp/jp/genpatsujiko/20140523_jyoshinsyo/jyoshinsyo.pdf

吉田昌郎元所長、調書「公表を望まない」 生前記した上申書公開 huff.to/1kyFv8k 立つ鳥後を濁さなすぎる。
2014-05-26 16:09:32
絶対にこういうリアクションをする人が出ると思ったからこそ、非公開にしといてくださいってのは正しかった気がした。 QT @comfukayaK: @azukiglg @punyomi 未曾有の事故を起こしながら今更非公開などとどこまで責任逃れをするの。
2014-05-26 16:35:25
「責任逃れ」とかリアクションしてる時点で「非公開にしたい理由」の下りを読んでないことがはっきりわかるんだけど、このように見出しだけで沸騰する人が正しく理解できないからこそ、非公開にしてくれ、っていう吉田所長の要望は正しかった気がする QT @comfukayaK:
2014-05-26 16:36:35
ガス入れすぎると点かないよ、それ。あと、ダイヤル(フリントを擦るとこ)を上にスライドして、赤い塗装が見える状態にしないと火点かないよ。 QT @simulatokato: @azukiglg あ、センセセンセ こないだもらったこれガス充填したはいいけど使い方わかんない カシャカシ
2014-05-26 16:37:32
リンク先の非公開理由のとこに、吉田所長自身の要望として「自分の証言も不確かな所があり、他の証言や事実とのすり合わせの材料とすべきで、自分の証言だけが「事実」のように一人歩きをしてしまうことを恐れている」って書かれてんだけどねえ。
2014-05-26 16:39:17
あと、「事故調で聞かれたときに感情的になってした回答、個人への評価などがあるため」というのは、うっすらと「菅直人への悪感情」のことだろうなあという類推はできる QT @m2nc: 日本のマスコミが信用されてないからじゃ? 勝手に都合の良いとこだけ切り貼りして使われるのはイヤだもの
2014-05-26 16:40:10
あと当時の東電の幹部達への感情とかw @azukiglg: あと、「事故調で聞かれたときに感情的になってした回答、個人への評価などがあるため」というのは、うっすらと「菅直人への悪感情」のことだろうなあという類推はできる QT @m2nc: 日本のマスコミが信用されてないから
2014-05-26 16:45:45
本店との苛立ちみたいなんはあったかもしれないけど、「当時そう思ってたわけじゃなくて、事故調に聞かれてから、事故調の担当者との人間関係からちょっとイラッときた」みたいなニュアンスが読み取れるんだよなあ QT @m2nc: あと当時の東電の幹部達への感情とかw
2014-05-26 16:46:42
というわけで、吉田所長の非公開を望む上申書の原本(PDF) cas.go.jp/jp/genpatsujik… ハフィントンポストによる抜粋は、このPDFの(4)に当たる部分。 huffingtonpost.jp/2014/05/24/mas…
2014-05-26 16:48:37
1)は事故聴取を受けた事実の確認 2)は国会でのヒアリングには入院中で参加不可能という経緯の説明と、それが不可能なら事故聴取内容の開示に異議を差し挟まないことを表明して欲しいと求められた下りの説明、どのような聴取・文書が作成されたかの説明。
2014-05-26 16:51:03
ただ、吉田所長自身は「長時間に及ぶ聴取で記憶の混同があり、自分がいつどのような表現で何を話したかも性格に憶えていない」ということを明らかにしている。つまり「自分の証言とされた聴取内容が一字一句【事実】と合致しているとは限らない」(個人の断片的な記憶である、ということ)を指摘してる
2014-05-26 16:52:33
群盲の一人として象を評した、群盲の中の一個人の証言のみを取りだして「象」全体の正しい評価のように言うのは正しい結果にたどりつかない、というようなことをこの上申書は危惧している。
2014-05-26 16:53:44
3)には「調書は全部で7通ある」こと、それを確認したこと、それを国会事故調に開示することについては【異議はない】と明確に表名している。 ただし、と、ここに条件が追加されている。
2014-05-26 16:55:41
「ただし、貴委員会が本件資料を国会事故調に開示することについて、私(吉田所長)は、国会事故調が内部で調査のために用いる限りにおいて承諾するものであり、本件資料が、国会事故調から第三者に向けて公表されることは望みません。」
2014-05-26 16:56:46
「この点、国会事故調から貴委員会宛の平成24年5月24日付け「貴委員会からの照会について(回答)」の第2項記載の内容については、国会事故調が確実に順守していただくことを強く望みます。」
2014-05-26 16:57:51
「それのみならず、本件資料が第三者に漏えいすることのないように、国会事故調において厳格な管理をしていただくとともに、国会事故調による調査終了後、国会事故調から貴委員会に開示資料を返却していただけるように取り計らっていただくことを希望いたします。」
2014-05-26 16:58:53
ここまでの3ツイが、吉田所長が「国会事故調の調査が終わった後は、第三者に開示しないで欲しい」とした要望の下り(原文ママ)。
2014-05-26 16:59:26
「これらの聴取結果書合計7通の中には、私が貴委員会から聴取を受けた際に他人に対する私の評価、感情、感想を率直に述べた部分があります。これらは、私の事故当時の判断、認識を述べたものではなく、貴委員会からの聴取を受けた際の私の感情や感想を率直に表現したものであり、」
2014-05-26 17:00:34
「聴取時の私の心理状態や聴取の雰囲気、聴取に当たった担当官との関係、前後の文脈等をきちんとふまえていただかなくては誤解を生んでしまうと危惧しております。」
2014-05-26 17:00:43
「さらに私が貴委員会からの聴取を受けた際、自分の記憶に基づいて率直に事実関係を申し上げましたが、時間の経過に伴う記憶の薄れ、様々な事象に立て続けに対処せざるを得なかったことによる記憶の混同等によって、事実を誤認してお話ししている部分もあるのではないかと思います。」
2014-05-26 17:00:55
「そのため、私が貴委員会に対して申し上げたお話の内容すべてが、あたかも事実であったかのようにして一人歩きしないだろうか、他の資料やお話ときちんと照らし合わせた上で取り扱っていただけるのであろうかといった危惧も抱いております。」
2014-05-26 17:01:01