【モウカザメ食】 @lushjapan による「反フカヒレキャンペーン」に対する反対論 【ボウザメ食】

気仙沼に対して行われる「反フカヒレキャンペーン」に対する批判。 ■<サメ漁>気仙沼の漁師ら「反フカヒレキャンペーン」に憤り http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140528-00000057-mai-soci 続きを読む
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ういにゃん|フリーランスUnityエンジニアDJ Youtuber @ui_nyan

石鹸のLUSHがシーシェパードに支援したりとかは知ってたけど、とうとうここまで来たか・・・ : <サメ漁>気仙沼の漁師ら「反フカヒレキャンペーン」に憤り(毎日新聞) - Y!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140528-…

2014-05-28 17:27:08
加藤AZUKI @azukiglg

結局の所、「無知」こそが残酷な罪なのだなあ。 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140528-… イルカ、クジラに加えて、サメ、モウカザメ(ネズミザメ)、ボウザメ(アブラツノザメ)も大好物である僕としては、毎度の事ながら @lushjapan の無知に対して承服できない。

2014-05-28 19:45:02
加藤AZUKI @azukiglg

モウカザメ=ネズミザメってのはコレ upload.wikimedia.org/wikipedia/comm… 英名はサーモンシャーク、鮭とニシンを食べるので害獣です。人間を襲うので駆除対象魚です。気仙沼では食用されており、首都圏にも多く流通しています。身肉は蕩けるように軟らかい。 @lushjapan

2014-05-28 19:49:08
加藤AZUKI @azukiglg

多くの場合「駆除対象になる害獣類」は駆除されて終わりか、ハンターのトロフィーになって終わりなので、海外ではハンターに対する批判からそれらが問題視されるのは理解できるけど「害獣として駆除した後、食用にしている」ものはトロフィーハンティングへの批判と区別すべき。 @lushjapan

2014-05-28 19:50:57
加藤AZUKI @azukiglg

そういったものへの無理解と「自己の正義だけを真実として、漁師の生活を破壊することを仕方が無い犠牲だと考える」のは、【自己中心的】【独善的】【自己肥大的正義】の範疇にあるものであって、企業がやることじゃないですよね。 @lushjapan

2014-05-28 19:51:54
加藤AZUKI @azukiglg

ちなみに、地上の獣の場合は「害獣」、地上の鳥の場合は「害鳥」、海中魚類の場合は「害魚」。鮫は卵胎生魚類なので、一応「害魚」が正しいらしい。水産資源として利用している天然魚類を荒らす害魚であるので。人間を襲った記録がなくても獰猛で危険なことに違いは無い。 @lushjapan

2014-05-28 19:54:05
加藤AZUKI @azukiglg

ネズミザメの資源量に関する資料。要約すると「1990-2010の20年間、資源量に増減はあるが安定しており、顕著な減少は見られない」つまり、乱獲はされていないわけですね。 kokushi.job.affrc.go.jp/H24/H24_40.html @lushjapan

2014-05-28 19:57:22
加藤AZUKI @azukiglg

ただ、この資料 kokushi.job.affrc.go.jp/H24/H24_40.html の「資源の動向」の最後の行にもあるように【北大西洋のニシネズミザメ】は資源が低水準にある。つまり、欧州西岸と米国カナダ東岸、アフリカ西岸の漁場に問題がある。 @lushjapan

2014-05-28 19:59:18
加藤AZUKI @azukiglg

その意味で、 @lushjapan が「北大西洋で起きた問題」のお先棒を担いで騒いでいる、という事情は理解できなくもない。そちら方向から商材を買って日本で売っている企業ですから、お付き合いも大切でしょう。が、それは「資源量の減少もなく安定した漁業を続ける日本には無関係」です。

2014-05-28 20:00:19
加藤AZUKI @azukiglg

乱獲による絶滅は防ぐべき、これは同感です。資源をゼロにしては元も子もない。害魚の駆除による危険・その他の水産業への損害を減らす、これは理解できるはずです。が、ヒレだけ取って捨てているのでもなく、乱獲で量を減らしているのでもない気仙沼でそれを言うのは見当違い。 @lushjapan

2014-05-28 20:02:35
加藤AZUKI @azukiglg

まずは食卓で見かける機会の多いモウカザメ=ネズミザメについてだけ触れたけど、実情からかけ離れたところで騒ぐ反対運動、特に食糧に関連するものは、日本国内で勇んで狼煙を上げることが必ずしも御社の利益や評価の向上には繋がらないことも、企業としてご理解下さい。 @lushjapan

2014-05-28 20:04:23
加藤AZUKI @azukiglg

モウカザメの身肉は基本は白身肉で、小骨とか一切なし。また、サメと言ってもアンモニア臭がほぼゼロなので、臭みも出ない。加熱しても固くならないし癖がないので、煮魚の他に、フリッター、ロースト、炒め物など、和洋中どれに使っても失敗がありません。よい食材です。 @lushjapan

2014-05-28 20:06:04
加藤AZUKI @azukiglg

鮪のコンフィ(所謂ツナ缶的な魚肉のオイル煮)と同様に、サメ肉はコンフィにすると柔らかく風味豊かになります。まとまった量が手に入ったとき、コンフィにしておいて、サンドイッチやサラダの具にすると大変美味しい。 ceron.jp/url/togetter.c… @lushjapan

2014-05-28 20:08:02
加藤AZUKI @azukiglg

モウカザメの小売価格は、だいたい100gあたり120~150円くらい(都内スーパー)。ビンナガ鮪より安く、冷凍輸入のタラと同じくらいの相場ですが、旬というものがあって一年中流通しているわけではありません。 @lushjapan

2014-05-28 20:09:27
加藤AZUKI @azukiglg

地域によっては「豊漁の時期だけ回ってくる」地元では「通年で上がる(混獲もあるので)」などの違いはあるでしょうが、いずれも「害魚として駆除」した後「食糧として無駄なくいただく」ものであり、北大西洋のように「乱獲で数を減らした」という批判を受ける謂われはないです @lushjapan

2014-05-28 20:10:58
加藤AZUKI @azukiglg

もちろん、企業としての立場、環境問題に関心がある善良な会社というイメージで売ってきた御社の立場、親会社との関係など、立場としてやらなければならないという都合もあるのでしょう。が、そのつもりなら「誰もが凱旋軍を歓迎するのだ」という増上慢は持たないことかと。 @lushjapan

2014-05-28 20:13:12
加藤AZUKI @azukiglg

以上、 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140528-… に関する @lushjapan 社の無知と増長に対する批判、及び御社の姿勢について承服しかねる、という主張として申しあげました。

2014-05-28 20:14:15

補記

加藤AZUKI @azukiglg

この手の「おまえの食習慣が特殊なんだ。特例のくせに代表面すんな」という批判を受けそうな話をときどきするけど、これ譲り続けていくと「米作して米を食うとか納豆とか梅干しとかおまえの国だけが特殊なんだ。サプリとパンで生きるのが世界の主流だ」とかまでいつか後退することになりかねない。

2014-05-28 20:24:43
加藤AZUKI @azukiglg

生まれて死ぬまでの間、何か食わずには生きられないわけで、他人の食い物にとやかくけちを付ける輩は、極めて下品だと思ってる。

2014-05-28 20:25:21
加藤AZUKI @azukiglg

まあ、つぶあんとかブルーチーズとかカース・マルツゥとか、個人的に苦手なものはある。絶滅しろと心の中で思うことはあっても、それがないと死ぬ人もいるだろうから、口には出さない。(Tweetすることはあるw)

2014-05-28 20:26:22
加藤AZUKI @azukiglg

きのこたけのこ論争のように、「苦手」と「好み」の対立が愉快に語られているうちはいい。イルカ・鯨・サメとかの「反対キャンペーン」をやるような輩は、それを【戦争】にしたいと思ってる。下品だし、不愉快だし、笑えないし、物騒だ。だから嫌いだ。

2014-05-28 20:27:35

追記

以下、報道に対する反応としてラッシュジャパンHPに掲示された内容。
http://www.lushjapan.com/whatsnew/whatsnewList.asp?id=487#info487


お知らせラッシュジャパンの「残酷なフカヒレ漁反対キャンペーン」に関する報道について

お客様各位

いつもラッシュ商品及びショップ・通信販売をご愛顧いただきまして誠に有難うございます。

一部報道にて「反フカヒレキャンペーン」と取り上げられたことにより、お客様にお問い合わせを頂き、ご心配をおかけしております。

株式会社ラッシュジャパンは、フィニング(残酷なフカヒレ漁)※ に反対し、その事実をお客様に伝え、考えてもらうことを目的として2014年5月30日より「残酷なフカヒレ漁反対キャンペーン」を行う予定としております。サメ漁や、フカヒレの観点から、特定の場所を批判するものではありません。ことにサメの水揚げ量が多い宮城県気仙沼市では、歴史的に有効利用を前提とした漁がなされておりフィニングの事実はないこと、加えて震災復興の重要な要素であることも認識しておりますので、私たちのキャンペーンでそれを否定することはございません。
※フィニング・・・サメの体をすべて使うサメ漁とは違い、生きたままのサメのヒレだけが切り取られ、胴体は海に捨てられるもの。

寄付商品となるチャリティ商品「シャークフィンソープ」の寄付先は下記二団体となります。

『特定非営利活動法人ワールドオーシャンズデイ』
6月8日「ワールド・オーシャンズ・デイ」の前後に、環境の保全に向けて一人一人がやれることを呼びかける団体。様々なNPOや企業、自治体と協力しながら、環境の保全に取り組んでいます。「ワールド・オーシャンズ・デイ」は、世界の海はつながっているので、国を越えて、みんなで海のことを考えようという日。世界70カ国750ヶ所以上で海を守るためのアクションがおこなわれています。

『パンジアシード』
日本初の、サメの保護や海洋保全への認識を高めるために活動する団体。アートや音楽、教育などを通して海の生態系や生物多様性に及ぼす影響などの理解を促進しています。弊社からの寄付は、サメや海の生態系などの研究に使われる予定です。

人だけではなく、環境、動物もハッピーであること―それがラッシュの信念です。創立当時から環境保護、動物の権利擁護、人権擁護、人道支援などに対してさまざまなエシカル(倫理的な)キャンペーンやチャリティを行ってきました。

ラッシュが世の中のために出来ることは、ほんの小さなことかもしれません。そして非常に困難でチャレンジングかもしれません。それでもラッシュは、こうした草の根活動ひとつひとつに目を向けながら、自分たちに出来ることをこれからも皆様と一緒に考え、挑戦し続けたいと思います。

今後ともラッシュジャパンをどうぞよろしくお願い申し上げます。

株式会社ラッシュジャパン


ラッシュジャパンによる寄付先

ワールドオーシャンズデイ
http://www.worldoceansday.jp/

パンジアシードジャパン
http://pangeaseed.org/japan

パンジアシードジャパンに寄付をしながら、「我々は関係ない」と言うのは、「テロリストに資金援助をしているが、我々はテロに関知しない」というのと同じです。
企業としてどうなんでしょう。