中間貯蔵施設に関する住民説明会で不満と不信が続出、鼻血問題で支援チーム慌てる

2014年5月31日に福島県の勿来(なこそ)で、環境省が中間貯蔵施設に関する住民説明会を開催しました。参加したのは大熊町、双葉町の住民の方々。 その中で、鼻血問題を質問した行政区長さんがいました。内閣府原子力被災者生活支援チーム(=経産省)の担当者の琴線に触れたようでした。
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木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

大熊町、双葉町住民への中間貯蔵施設の説明会@勿来市民会館。これから始まる住民説明会の初回。 ow.ly/i/5KpiO

2014-05-31 09:55:03
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

1)中間貯蔵施設の住民説明会@勿来=住民からの質問は、最終処分場を県外にするのは不可能、故郷がなくなることを真剣に考えてほしい、説明会が16回は少ない(住民にも用地にかかる人、かからない人、両方の人、いろいろいるのに、一山いくらで説明はおかしい、個別に訪問して説明しろ)等々。

2014-05-31 11:39:57
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

2)その中で大熊町の区長さんが低線量被曝について発言。井戸川前町長の鼻血の話を例に「低線量被曝はある。鼻血出た子どもも、私の周りにはあるんですよ」と質問。対して内閣府原子力被災者生活支援チーム(=経産省)担当者は「低線量被曝については会が終わった後に状況を伺えれば」と回避。

2014-05-31 11:43:28
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

3)それまで再質問が許されていたけども、ここでは手を上げて再質問を要望したにもかかわらず、視界は次の質問者を指名。再質問の内容は不明だけども、打ち切りはない。その後、次の質問者の時に環境省の塚原哲朗氏は「早く用地取得が進まないと復興が進まない。ご理解ご協力をお願いしたい」。

2014-05-31 11:46:23
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

4)ひとり一問でと制限。それでも女性の参加者は「はっきり申し上げて私達には迷惑なんですよね。どうして避難先で暮らしているかご存知ですか。故郷がなくなって、つぎからつぎに問題がでてきたと思ったら、中間貯蔵施設」と指摘。「きいてもらえればいいですが、無駄だと思って今日来ました」。

2014-05-31 11:53:59
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

5)全部で質問は9人か。500人弱の人が集まった説明会で質問が10人に満たないのは少ない。最後の質問者。双葉町の男性「できたら双葉も大くまも町が分断される。あなたたち、考えたことがあるか。紙に書いているだけだ。東電ばっかりいうが、仕事やっているのはあなた方なんですよ」。

2014-05-31 11:56:32
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

6)説明会終了後、支援チーム(経産省)の担当者が、質問をした区長さんのところに走ってきて、名刺を出して挨拶。携帯番号を聞いて、また連絡する旨、伝えていた。鼻血は、僕の知り合いの子どもも事故直後に出していて、地元住民の間では当たり前の話といっていた。

2014-05-31 23:44:40
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

7)件の区長さんに聞くと、鼻血の話は当時はみんなしていた。学校では日常的に、鼻血の話が出ていた。そんなことは学校に聞けばわかること。と話していました。本来、こうした問題は地元の保健師に頼めば調査ができることで、なぜそれをしないのか?と、富岡町から避難している知人は批判しています。

2014-05-31 23:47:47