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紅蓮の猫 @lotusredcat
昨日調べると言ったので、電車内の痴漢の実態と対策の展望について書きます
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電車内の痴漢の実態調査については警察庁「電車内の痴漢防止に係る研究会」で行われています。その報告書がこちらです。(平成23年度) npa.go.jp/safetylife/sei…

(平成23年3月10日・警察庁)
電車内の痴漢防止に係る研究会の報告書について
https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/h22_chikankenkyukai.pdf

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報告書によれば、電車内の痴漢の認知件数は平成21年度で340件、電車での痴漢を含めれば3880件だそうです。
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意識調査では、「痴漢被害に遭っても警察に通報・相談していない 304人中、271人(89.1%)」という回答がありますから、実際にはこの認知件数よりもずっと多い件数があるものと予想されています。
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痴漢の実態については、結論から述べれば以下の点が挙げられます。 ①誰でも狙われる恐れがある ②どの時間帯でも痴漢に合う恐れはある ③特定の場所での犯行が多い ④痴漢を訴えるインセンティブが低い
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①についてですが、報告書による被疑者(痴漢の犯人)の意識調査によれば、痴漢を行った路線は、「通勤・通学の路線」147人(67.1%)、次いで、「たまたま乗車した路線」49人( 22.4%)、「痴漢をやりやすいと情報を得ていた路線」7人(3.2%)となっています。
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時間帯は 「通勤・通学の時間」123人(56.2%)、次いで、「たまたま乗車した時間」66人( 30.1%)、「混雑している時間」と「目を付けた女性が利用する時間」が各8人(3.7 %)
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被害者を選んだ理由は「偶然近くにいた」111人(50.7%)、次いで、「好みのタイプだった」74人(33.8 %)、「訴え出そうにないと思った」20人(9.1%)
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場所は「左右のドアとドアの間」126人(57.5%)、次いで、「座席の前」49人(22.4%)、 「座席上」35人(16.0%)
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この回答から導かれる被疑者の意識は基本的に、「たまたま近くに居合わせた女性を狙う」ということになります。
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また、一般にはラッシュ時に痴漢にあうことが多いといわれていますが、たまたま乗車した路線、時間が2~3割あることを考えれば、単に時間をずらすだけで痴漢を避けられるわけではないことがわかりあます。
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場所についても、ドア付近(特に隅)が最も多いものの、座席付近も合計で約4割存在しており、ここからも被害者の努力だけでは痴漢を避けられないということが示唆されています。
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更に、インターネットによる男性に対する意識調査では、『痴漢を捕まえて遅刻した場合、遅刻扱いしない決まり 「ある」61人(5.9%) 』という回答結果になっており、そもそも痴漢を理由に時間差出勤ができる企業や学校は少ないということが言えます。
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痴漢を訴える人が少ない要因には、訴える窓口の認知の低さが挙げられていますが、通常、交通機関を利用する際には、何かの用事で利用することが殆どですから、そもそも時間を取られるということが訴えるインセンティブを下げるということも言えるかもしれません。
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そこで対策としては、次の点が挙げられています。 ①ドア付近での乗車を避ける ②防犯カメラの設置 ③車内アナウンス、警備強化、窓口の周知、女性職員による対応
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この内、①は痴漢が行われる場所が、ドア付近が最も多いということが挙げられていますから、ここを避ければ、痴漢にあうリスクを多少なり避けることができるでしょう。
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防犯カメラのの設置は、研究会の実験によれば、高解像度超広角レンズの監視カメラをドア上部に設置することで、十分に監視できるそうで、これを実施、告知することで発覚リスクを上昇させることができると考えられます(しかし後年の取り組み状況で監視カメラの設置等が行われたという報告はありません
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pref.saitama.lg.jp/page/gikai-gai… 検索するとこのような記事もありますから、防犯カメラを設置している車両もあるようです。
リンク t.co 平成22年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (久保田厚子議員) - 埼玉県ホームページ 平成22年12月定例会での一般質問、質疑質問・答弁全文を掲載しています
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もし、路線や時間帯を多少なり選べる人がいれば、防犯カメラが設置してある車両を選ぶことで、痴漢にあう確率を減らせるかもしれません。
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防犯カメラの設置については、昨今問題になっている痴漢冤罪についても、有効な手立てであるといえますから、この取り組みは推進すべきだといえるでしょう
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アナウンスについては、あまりコメントすることはないですが、専用窓口等を知ることは重要だと思います(小並)ただ、それらの利用はやはり、企業や学校の対応がある程度前提になってくると思いますし、後年の状況を見ると一見一定の効果を挙げているかのように見えますが、
紅蓮の猫 @lotusredcat
訴える被害者がそもそも少ないことを考えれば、実態がどうであるかはなんともいえないです
紅蓮の猫 @lotusredcat
最後に女性専用車両の是非についてですが、平成23年度調査では、痴漢被害にあった女性の対応は、『304人中、「我慢した」160人(52.6%)、次いで、「その場から逃げた」137人( 45.1%)、「犯人に対して何らかの行動を起こした」82人(27.0%』と成っており、
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