バイオにゃん洗濯をする(実践編)

化学の説明がメインだった前半ですが、今回は実際のお洗濯オペレーションを解説します。
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前半は洗濯に関わる汚れの種類と洗剤の原理を解説しました。後半編では実際のお洗濯オペレーションを大公開~★

バイオにゃん @bio_tan
「バイオにゃん洗濯をする!」をトゥギャりました。 togetter.com/li/675548
バイオにゃん @bio_tan
前半はこれでおしまい!あっちゅーま! ここまで、化学やってないひとにはちょっとイメージしづらい話だったかな? 後半は夜10時くらいだよ~。細かい話は抜きにして、日々の洗濯に役立つ方法を教えますよ~。
バイオにゃん @bio_tan
後半、バイオにゃんのお洗濯講座、実践編にいきますよ~。
バイオにゃん @bio_tan
ちゅーい! ここから先の内容は前半で紹介したような知識をもとに個人で試行錯誤を繰り返した結果です。 洗剤メーカーや洗濯機メーカーのプロからみたら、誤りや不適切な表現もあるかと思います。 実践する場合は自己責任でお願いしますね。
バイオにゃん @bio_tan
1.洗濯編 ここでは汚れを確実に落とすこと、コツとしては洗剤をしっかり溶かすこと! 前半の原理からもわかるように、洗剤の効果を発揮するには、洗剤と水の分子が汚れの周りを自由に動き回って取り囲めるってことが超重要なんだよ。 溶け残りやムラは絶対ダメ!
バイオにゃん @bio_tan
同じ理由で水の量にもちゅーい! (水同士が極性で集まろうとする力の副作用が洗剤の原理。洗剤は水がないと仕事できなってこと!) 最近の洗濯機はメーカーの節水合戦から、自動だと水量が少ないことが多いですね~。自動にまかせず、衣類がゆらゆら泳ぐ程度の水量を溜めましょー。
バイオにゃん @bio_tan
洗濯機回してる間に溶けるでしょ、そう思っていた時期がバイオにゃんにもありました。 ダメですよ!水を溜めたら、洗剤を入れて、溶けきったこと確認。最後に衣類を入れてしっかり沈める。 こーゆーところを機械任せにしないだけでもかなり汚れ落ちがかわってきます!
バイオにゃん @bio_tan
実験でも学生たちを見てると、機械や試薬の説明書に頼り切ったせいで失敗することはすごく多いですね~。 1マイクロリットル(マイクロはミリの1/1000)とかいう単位の試薬を扱うんだけど、気を抜くと目にも見えないような量なんです。入れたつもりで入ってないってことはよくある。
バイオにゃん @bio_tan
書いてある通りにやりました! ではダメなんだよ。 ちゃんと入れた、ちゃんと混ざったことを確認するのは実験者の責任だよ! 最後に信用できるのは自分の記憶、自分の目、自分の手。これはバイオにゃんが学生の時にも先生から口を酸っぱくして言われましたね~。
バイオにゃん @bio_tan
はっ!ちょいと話がそれたけど、ここまでのやり方で水に溶ける汚れ、水に溶けない汚れをしっかり落としましょう。 この辺の汚れは菌が育つ温床になるからね、しっかり落とすことは、菌の対策にもなるんだよ。 それでも干し方がへたっぴだと、菌は繁殖してしまいます。というわけで次は干し方。
バイオにゃん @bio_tan
2.干し方 じめっとした時間が長いほど菌は繁殖しますよー。 なので、各自自分の家の環境でさっさと乾かせる方法を一生懸命考えてくださいな。
バイオにゃん @bio_tan
日光で除菌ってのはバイオにゃんはオススメできません! 紫外線が菌のDNAを破壊するってのが殺菌の原理なんだけど、繊維の奥の奥で元気に繁殖中の菌を殺せるか? って考えると微妙なんだよね。 そして夏より冬の方がよく乾くでしょ?温度や日当たりより湿度を下げる事が大事。
バイオにゃん @bio_tan
中途半端な乾燥機は菌にとって最適な高温高湿の環境になってしまうから最悪。性能をよく見極めましょう。 浴室みたいな狭い空間に吊るして、除湿機と扇風機を使うとかは効果あるみたい。
バイオにゃん @bio_tan
ちなみに適当にあらったタオルと、1の洗い方をしっかり実践したタオルでは乾燥時間が驚くほど違いますよ~おためしあれ~。 (理系の人は飽和蒸気圧とかで思い当たる節があるかも? 溶液の濃度が薄いほど、蒸発は早いのでーす。 ここでも汚れを確実に落とすという基本が大事なわけですね!)
バイオにゃん @bio_tan
と、ここまでしっかり考えて各家に最適な干し方を研究すれば、ほぼ不快な匂いは抑えることができるんじゃないかな! ところが!すでに繁殖してしまった菌は、乾燥機程度ではなかなか死滅しません!
バイオにゃん @bio_tan
3.すでに発生してしまった場合には 研究室レベルだと、生やしたくない余計な菌を殺すためには、巨大な圧力釜みたいなやつで120℃20分とかの滅菌処理をするのが当たり前なんです。 家庭の洗濯でそこまでは必要ありませんが、それくらいやつらはしぶといってことですにゃー。
バイオにゃん @bio_tan
既に不快なスメルを放っている洗濯ものには、熱で殺菌が一番。 62度以上のお湯に数分つけると生乾き臭の原因菌は死滅するらしいです!(温度に関するソースは紛失しました……すまぬ) 高温で痛んだら困る服は、体温程度のぬるま湯+酸素系漂白剤で除菌しましょ。
バイオにゃん @bio_tan
以前実験結果を見る機会があったんですが、ファ○リーズの除菌効果もなかなかのものらしいですよ。 香りでごまかすだけじゃないんですね~。
バイオにゃん @bio_tan
この辺の方法で倒した菌の死骸は、わずかに生き残った菌のエサになるからね、除菌の処理が終わったら、油断せず通常の洗濯~乾燥を行うこと!! またハンカチやシャツならアイロンの熱でも殺菌できますよ~。
バイオにゃん @bio_tan
これで、菌、汚れそれぞれに対する対策を一通り説明してきました。 あとはおまけ!ドライクリーニングについてです。
バイオにゃん @bio_tan
ドライクリーニングは、疎水性の液体をつかって、疎水性のよごれだけを落とす方法だよ。 水に弱い繊維にも使える方法でまぁそれは便利なんですが…… ここまで見てきた人なら弱点がわかるかな??
バイオにゃん @bio_tan
ドライクリーニングでは、汗みたいな"普通の洗濯だったら水につければすんなり落ちる汚れ"が、全然落とせていないってわけ。
バイオにゃん @bio_tan
これからの季節、ゲリラ豪雨に打たれてスーツがびちょびちょって経験、みんなもきっとあるよね? そんな時は水洗いのチャンス!ウールとか、基本的に濡らしちゃダメな素材なんだろーけど、既にびちょびちょなら思い切ってやっちまいましょー!
バイオにゃん @bio_tan
・体温よりほんの少し低いくらいの温度をずっと維持すること(縮み、型崩れの原因は温度差による繊維のタンパク質の変性??)。 ・規定量のオシャレ着用洗剤(エマ○ル)で洗う。(非常に弱い中性の界面活性剤なので、繊維のタンパク質を変性させないらしいですね~)
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