岩波の「科学」が掲載したドイツの論文の訳:「震災後に死産と乳児死亡率が増えたのは被曝のせい」か?
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議論その1
岩波「科学」に載ってる、死産と乳児死亡率が被曝で増えたというどうしようもない論文を眺めてきた。高線量被曝地域は岩手・宮城・福島だそうだ。それは津波・震災の被害が大きかった地域だよ。そこからどうやって被曝影響を切り分けたのか不明。これを載せた編集部は馬鹿だと思う
2014-06-05 15:42:54遺伝子への影響因子が、放射線同等に被災ストレスによる活性酸素や、受動喫煙や食物影響なども!いい加減な推論でこじつけるなということ。 @kikumaco @Rogue_Monk 岩波「科学」に載ってる、死産と乳児死亡率が被曝で増えたというどうしようもない論文
2014-06-05 16:36:34@kikumaco 著者や編集部に大いに問題があるのは明らかだけれど、一方、その手のどうしようもない内容を歓迎する人々が存在することがもっと問題だ。
2014-06-05 17:06:51@uncorrelated それのようです。公開されているものと「科学」に載ったものとの違いはチェックしてないのでわかりません
2014-06-05 17:09:26@otis1987M 常識的には、低線量の被曝影響はそんなにすぐには出ないので、すぐに影響が見えたならむしろ違うということでよいかと。ちゃんとやりたければ、やはり被曝線量との関係を丁寧に見るしかないと思います
2014-06-05 18:32:09死者数こそ東北三県よりは少ないですが、北茨城市なんか、住宅約4200棟が全半壊してますから、地震津波による生活条件の悪化は同じだと思います。@kikumaco おっと、さっきの論文、高汚染地域に茨木も含めていた
2014-06-05 17:25:22@aizujin_k はい。彼らが「高汚染地域」と呼ぶのは、基本的に震災・津波の被害が大きいところで、それを被曝影響だけと考えるあたり、現地を見てないのだろうとしか思えませんね
2014-06-05 17:34:56議論その2
なんか目の前を、この「論文」が横切ったので、ちょっと検算してみた csrp.jp/wp-content/upl…
2014-06-05 16:31:16データはここから取れるらしい e-stat.go.jp/SG1/estat/NewL… けど、論文ではミョウな操作をしていて、どうも同じデータにならない。なので、まずは単純に各県の出生数と自然死産数の比だけを出してみた。
2014-06-05 16:33:102012(H12)自然死産率 宮城1.18% 福島1.54% 茨城 1.19% 栃木1.06% 東京1.02% 多分これだけだと、奈良1.17%と比較してそれほど変わらないんじゃないかと思う。ただし福島を除いては。
2014-06-05 16:37:50(H12)→(H22)
で、福島を震災前と比べてみると、2008(H20) 1.47% 2009(H21) 1.47% 2010(H22) 1.34% 2011(H23) 1.23% 2012(H24) 1.53% とビミョウ。少なくとも大野事件がずっと尾を引いていたことはうかがえそう。
2014-06-05 16:45:12で、自然死産だけに着目するのがよいのかどうかはよくわからない。元の論文ではミョウな操作をしているし。ただ、なぜか震災のあった年の2011年だけ一時的によくなったように見える理由はなんとなくわかった。
2014-06-05 16:48:24で、多分これで結論として見えているのが、周産期医療体制の差じゃないかと思う。もっとしっかり計算すれば確かなことが言えると思うけど、多分そういう統計は既にどっかで出てるんじゃないかなー?
2014-06-05 16:50:35@kaztsuda あのフィッティングの線を信じると、被災地域はもともとほかよりも死産率が高いんですよね。いや、こんなもんはほとんど間違いなく周産期医療の問題だと思います
2014-06-05 16:53:06議論その3
↓津田さん @kaztsuda が岩波「科学」に載った論文もどきの検算をしてくださると期待したが途中で仕事に戻られてしまった
2014-06-05 17:06:20