「親の会」の呪縛作用

「共同体の呪縛作用」という言葉からの連想で始めた自分の連続ツイートといただいたメンションなどのまとめ。
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竹端寛(たけばたひろし) @takebata

地域福祉を考える際、忘れてはならない共同体の呪縛作用→ 「集落という場で暮らすからこその「生きづらさ」を抱えていたのならば、それへの抗いとして暴れるということは理解出来なくもない。」 死を笑う集落~秩序を守る、生活者としての現実~ huff.to/1jZashL

2014-06-07 07:19:17
afcp @afcp_01

僕らは一生懸命そこから逃げてきたんだけどな。またそこへ戻っていくのかなあ。

2014-06-07 08:45:54
afcp @afcp_01

すみません、ちょっと連ツイ。

2014-06-07 09:00:09
afcp @afcp_01

語弊があるかもしれないが障害児などの「親の会」の呪縛作用というのはなかなか強力で、「親の会」の中にあるものに魅力を感じていながら、そこから逃げ出したり、追い出されたりしてきた人達は、少なくないのではないだろうか。

2014-06-07 09:00:15
afcp @afcp_01

更に語弊があるかもしれないが、ペアレント・メンターという活動は、「親の会」の呪縛力を解毒することに、一つの目的があるのだと思う。

2014-06-07 09:00:23
afcp @afcp_01

これまで「親の会」的ななにかに所属しなければ得られなかったサポートを、明確に所属することなしに受けられるようにしていくということに、実は意味があるのではないか。

2014-06-07 09:00:41
afcp @afcp_01

もちろん「親の会」にどっぷりとつからないことによって、得られるサポートは少なくなるのだけれど、呪縛力も小さくなる。そんなに都合よくいいとこ取りができるわけはないが、この方向は必要なのではないか。

2014-06-07 09:00:51
afcp @afcp_01

このように考える理由の一つは、ピア・サポートを必要とする度合いの高い人ほど、一方で呪縛力への脆弱性を持つことが多いのではないか、という仮説を自分が持っているからでもある。

2014-06-07 09:01:03
afcp @afcp_01

ペアレント・メンター活動の普及に、抵抗を感じる親は少なくない。「親の会」を長く支えてきた人達の中には、特に強い違和感があるのではないか。それは当然なのだと思う。

2014-06-07 09:01:08
afcp @afcp_01

連ツイ終わり。余計なお節介ではあり、専門家の立場からとやかく言う話ではないんじゃないかとも思うけど、これはピアサポートを考えるときに、必要な視点であるような気がするので、あえて書いてみた。

2014-06-07 09:02:30
岩ちゃん @iwatyan1963

@afcp_01 昔、「障害児の親」も「教師」も「一般市民」も垣根を越え共に生きる取り組みをしていました。様々な人が集う中、ある日「障害児の親の会」を作ろうとする親がいて「なぜ?」とやり取り。「親にしかわからないことがある」というのが一番の理由でしたが私は理解できませんでした。

2014-06-07 09:25:01
afcp @afcp_01

@iwatyan1963 医者的に見ると、垣根を作りたいという性向は人間にとってかなり生得的なものなのではないかと思います。最近ではそれを定型発達障害の障害特性なんだと思うこともありますが。垣根を作りたいという人を責めることはできないなあ、と思うこともしばしば。

2014-06-07 09:32:32
岩ちゃん @iwatyan1963

@afcp_01 なるほど。いわゆる「親の会」が周囲の理解を得られない状況の中生まれてくるのに対し、周囲が理解し共に歩んでいたのに「親たちの会」を作る事に理解できませんでした。今ならそれはそれとして認めどう組むかを考えるでしょうね。それが「性向として生得的なもの」ならなお更ですね

2014-06-07 09:37:56
afcp @afcp_01

@iwatyan1963 直接関係のある話ではないのですが、オキシトシンというヒトの社会性や、自閉症に関係するとされているホルモンがあるのですが、このオキシトシンでエスノセントリズムが増強されるという研究があったりします htn.to/KyV4wV

2014-06-07 09:47:07
afcp @afcp_01

@iwatyan1963 この研究そのものの正否はともかくとして、自閉症スペクトラム的な性向を生得的とみなす医者の立場としては、定型発達の人達の性向もやはり生得的なものとしてみなければ、ある意味で不公平というかバランスが悪いかな、と思ったりもします。あまり科学的ではないですが。

2014-06-07 09:48:39
岩ちゃん @iwatyan1963

@afcp_01 ありがとうございます。真摯な専門性との向き合い方に敬服です。定型発達と非定型発達とに分けて後者のみを研究し当てはめるのっておかしいですよね。私の立場としては、わからないものは受け止める(受け止められない理由を考える)ように努めていきたいと思います。

2014-06-07 10:01:36
風船の寅 @Fuusennotora

@afcp_01 両方に関わっている立場として、仰っていることは言い得て妙だと思います^_^ いいとこ取りはそれなりのスキルや環境が必要だと感じています^o^

2014-06-07 09:25:48
afcp @afcp_01

@Fuusennotora その通りですね。条件が整えばそれなりのいいとこ取りはできるのだと考えています。でもそれがすっかり「親の会」を代替できるわけでもないだろうと思うので、"両方に" という方が増えていくのは、よい方向かなあと思います。

2014-06-07 09:36:08
fun @funteacch

親の会の排他的な態度が多くの人を支援から遠ざけ悲しませてきたことを跳ね返すことになるかも。RT@afcp_これまで「親の会」的ななにかに所属しなければ得られなかったサポートを、明確に所属することなしに受けられるようにしていくということに、実は意味があるのではないか。

2014-06-07 10:21:29
かば🇺🇦体調綱渡り中 @kaba2308

親の会には本人の自立や主体性を阻害して共依存的な関係を促しているように感じられることがあるので、そういう部分を中和する活動はとても重要と思います。

2014-06-07 09:30:33
かば🇺🇦体調綱渡り中 @kaba2308

当会では「これからは当会も支援に加わるので、もう自分たちだけで抱え込む必要はないですよ」と本人や家族などの負担を軽減すると共にソフトな形で共依存を予防・解消できればと思います。

2014-06-07 10:03:59
甘酒@米麹製(O-v) @amazakedesu

@afcp_01 はじめまして。第二子が自閉症児です。afcp先生の仰る「共同体の呪縛作用」という言葉が、私の中にはストンと腑に落ちました。2歳半〜の疑惑→3歳半検診でほぼ確定→児童ディサービス利用開始→療育手帳取得の流れの中で、積極的に関わりたいと思わなかったのが親の会でした。

2014-06-07 10:42:36
yone @yone_oki5

親の会が一般の人たちとの間に垣根を作っていると思われているとしたら、その認識は間違っていると言わざるを得ない。子どもの事で親は(特に母親は)、育て方や家庭環境を問題にされる。もう散々言われている事を、出かけた先でまた更に言われるのはうんざり。だからまず親同士で話す事が必要。

2014-06-07 10:36:50
yone @yone_oki5

経験者の話が万能とは言えないが、経験の無い人の無神経な発言よりは、はるかにいい。専門家(自称・他称)という人が存在する分野では、その専門家の考えそのものが親を苦しめている事が多いし、専門家の話は的外れの場合も多い。だから親の会を作る事が必要になる。当事者以外の人は、もっと謙虚に。

2014-06-07 10:52:06
yone @yone_oki5

親の会も趣旨が大きく違うので、自由に参加して目的に合うものを探せばいいと思う。肩書きのある人の話なら聞けるという人は、そういう人がいる所へ行けばいい。ただ、趣旨が違うという事は、話の中で出てくる内容が全く正反対の事もあるので、注意が必要。間違った情報を取り続ける事になるので。

2014-06-07 11:26:13