ktgohan提督さんが語る『サイゼリヤの思い切り良さ』と『ケーズデンキのロックな経営戦略』

ktgohan @ktgohan

ケーズ二代目社長の加藤修一氏は現在はCEO兼会長職にありますが「実務は社長らに任せている」と公言するほどで、実際にマスコミへの露出も遠藤社長のほうが多くなって来ています。代替わりは本気なのだろうな、と目されているのもこのへんからもわかります。

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競争激化する家電量販の業界では、そもそも企業の存続性（つまり、生き残れるのか）の問題の方が強かったのですが、大手の何社かに収斂したあと焦点が当たっているのは「代替わりは誰なのか」になりつつあります。企業が生き残っても、経営者だって歳を取るわけですから。

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ケーズがこの問題からわりと早めに一抜けたのは結構でかいなあと思っています。家電量販大手のトップって、創業者はもうほとんど70代なのですよ。（例外的に加藤修一氏は60代後半ですが、この方は旧カトーデンキの二代目なので…）

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茶を噴きかけたのは、その加藤修一氏の語録。自分の引退後にケーズが自社の「らしさ」を失っては困ると部下に対して説いた話がロックすぎる。「トップになった途端に『店舗数を二倍にする』などと言い出す人がいたらクビにする能力を持ちなさい」と。

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（ジョーシンも現在は非創業家の社長なんだけど、あそこは…創業家二代目社長さんはやり手の人だったのだけれど50歳の若さでお亡くなりになり、その後やっぱりお家騒動になってしまった。よくまあ持ち直したものだ…）