気象庁による西之島噴火警報の法律問題
- HayakawaYukio
- 6149
- 0
- 2
- 4
6月3日 フジテレビが海上から島に接近
6月8日 Mr.サンデー放送
6月11日 気象庁6キロ警報
火山名 西之島 噴火警報(火口周辺) 平成26年6月3日18時00分 気象庁地震火山部 data.jma.go.jp/svd/vois/data/… <火口周辺警報(火口周辺危険)から火口周辺警報(入山危険)に引上げ>
2014-06-11 16:25:16火山名 西之島 噴火警報(火口周辺) 平成26年6月11日14時00分 気象庁地震火山部 data.jma.go.jp/svd/vois/data/… 西之島で噴火活動が継続。西之島の中心から概ね6キロメートルの範囲内 では噴火に警戒してください。 <火口周辺警報(入山危険)が継続>
2014-06-11 16:26:41火山名 西之島 噴火警報(火口周辺)
平成26年6月11日14時00分 気象庁地震火山部
**(見出し)**
<西之島に火口周辺警報(入山危険)を発表>
西之島で噴火活動が継続。西之島の中心から概ね6キロメートルの範囲内
では噴火に警戒してください。
<火口周辺警報(入山危険)が継続>
**(本 文)**
1.火山活動の状況及び予報警報事項
海上保安庁などによると、西之島では依然として活発な噴火活動が続いて
おり、新たに形成された陸地にある火口で噴火活動が継続すると考えられま
す。また、今後の火山活動の変化に伴い、西之島周辺の海底で噴火が発生す
る可能性も引き続き考えられます。水深500メートル以浅の海底で噴火が
発生した場合、影響が海上まで及ぶおそれがあります。海上まで噴火による
影響が及んだ場合、弾道を描いて飛散する大きな噴石や水面を高速で広がる
ベースサージ等の影響が概ね2キロメートルの範囲に及ぶおそれがあります
。
新たに形成された陸地、西之島旧島及びそれらの付近の海域(上記影響範
囲を包含する、島の中心から概ね6キロメートルの範囲内)では引き続き噴
火に警戒してください。
2.対象市町村等
以下の市町村では、火口周辺で警戒をしてください。
東京都:小笠原村
3.防災上の警戒事項等
西之島では噴火活動が継続していますので、新たに形成された陸地、西の
島旧島及びそれらの付近の海域(島の中心から概ね6キロメートルの範囲内
)では噴火に警戒してください。
また、周辺海域では浮遊物(軽石等)に注意してください。
<火口周辺警報(入山危険)が継続>
【評価】 ・入山危険て、気象庁はどの法律に基づいて国民の権利を制限しようとしているのだろうか。 ・6キロて、どんな噴火を想定してるの?スルツェイ式の激しい噴火は11月で終わった。いまは溶岩を流しながらスコリア丘が成長するストロンボリ式だ。6キロは過大だ。せいぜい2キロ。
2014-06-11 16:30:47専門家であれば、500メートル程度まで近寄っても十分な安全を確保できると思う。旧島に上陸して、試料採取や写真撮影やら、科学的調査をすみやかに実行すべきだと思う。
2014-06-11 16:36:226月2日から3日にかけてフジテレビがチャーターした漁船は、新しい溶岩から50メートルまで接近したと言った。噴火中心から測ると、600メートル付近まで近寄ったとみられる。
2014-06-11 16:38:31気象庁は、火山弾が6キロ飛ぶと心配したのではなく、水深500メートルから2キロの範囲を心配したらしい。14時に発表された解説資料 data.jma.go.jp/svd/vois/data/…
2014-06-11 16:50:05噴火口は半年間も一点に固定されている。新しい溶岩の前面に広がる浅い海に火口が新しく開く気配はない。そこからの噴火をいま心配するのは、しすぎだ。専門家による科学研究と一般市民の好奇心による調査の意欲をくじくものだ。気象庁には、そのような制限をする権限は付託されていない。
2014-06-11 16:55:39アメリカの国立公園は、キラウエア火山の溶岩を見に行くのに必要なもの(懐中電灯、水など)を示して、ハイカーが大自然の脅威に触れることを応援している。日本気象庁は、ただ規制するだけでなく、こういう意識を持ってもらいたいものだ。 pic.twitter.com/Q92WAAz3Hr
2014-06-11 17:02:53国民が火山を身近に感じて火山の知識を獲得するように導くことが、つまり豊かな火山文化をこの国に根付かせることが、火山国日本の国民が火山で死なないための早道だと私は信じている。
2014-06-11 17:07:436月12日
フジ番組、西之島に50メートルまで接近 気象庁再警報
2014年6月11日20時43分
気象庁は11日、噴火が続く小笠原諸島の西之島について、周辺6キロの海域に近づかないよう求める警報を発表した。同庁は3日、「入山危険」の警報で島に近づかないよう呼びかけたが、フジテレビのスタッフが島から50メートルまで接近したことを受け、改めて警戒を求めた。
フジテレビによると、情報番組の取材スタッフが3日、2隻の漁船に分乗して島周辺で撮影した。番組は8日夜に放送され、溶岩から水蒸気が上がる様子や噴火のごう音が流された。気象庁は放送を見て「かなり危険な行為」と問題視。距離を明示して警戒を求める必要があると判断した。
フジテレビ広報部は「事前に海上保安庁に届け出た上で、漁協などとも綿密に打ち合わせをして取材した」とコメントした。海保政策評価広報室は「事前に取材の相談はあったが、島の周囲に航行警報を出しており、危険だと警告して自粛を求めた」としている。
西之島周辺6キロ 噴火の危険性
6月11日 16時26分
活発な噴火が続く西之島について、気象庁と海上保安庁は島を中心に半径およそ6キロメートルは海底噴火など噴火活動に巻き込まれる危険性があるとして、火口周辺警報や航行警報を出して近づかないよう呼びかけています。
小笠原諸島の父島の西およそ130キロにある西之島は、去年11月以降、活発な噴火を繰り返していて、現在も流れ出た溶岩で島の面積が広がり続けています。
気象庁と海上保安庁は島の周辺は噴火活動に巻き込まれるおそれがあるとして、火口周辺警報や航行警報を出して近づかないよう呼びかけていました。
しかし今後、島に接近しようとする船が予想されるとして、気象庁と海上保安庁は新たに警戒が必要な範囲を具体的に示すことにしました。
西之島では、周辺の海底でも噴火する可能性があり、水深500メートルより浅い領域で噴火した場合、海上に影響が及ぶことがあるということです。
また噴火活動で火山ガスや火山灰を伴った高温の熱風が高速で横に広がる火砕サージと呼ばれる現象が発生した場合、火口の周囲2キロほどの範囲に影響が及ぶことがあるということです。
このため島を中心に半径およそ6キロメートルは噴火活動に巻き込まれる危険性があるとして、気象庁と海上保安庁は11日午後、火口周辺警報や航行警報を出して近づかないよう呼びかけています。
自粛を求めるに留まって、海保は強制力を行使しなかったのだからいまさら何をかいわんや。「かなり危険な行為」と問題視したという気象庁は、思いあがっている。あなたの組織にその権限は付与されていない。おとなしくリスク評価機関に留まれ。憲法で保障された国民の権利を蹂躙するな。
2014-06-12 05:18:41災害時の立入規制は市町村長がやると災害対策基本法が定めている。気象庁火山は地元市町村と事前に相談しておいて、自らが出す情報と立入規制を連動させておく手法を取ってきた(例:草津白根山)。しかし今回の西之島では、地元の小笠原村に相談なく気象庁が独断で6キロを決めたとみえる。
2014-06-12 06:07:04