都市伝説上のエアガイツ仮面

エアガイツ仮面【マスク】というよりは エアガイツ仮面【ペルソナ】 エアガイツ仮面という非現実的な存在が現実に存在することで、また現実のエアガイツ仮面が非現実へと侵食したのだろう。
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夏のエアガイツ怖い話

六代目 @6daime

「格ゲーは衰退した」 「こらたかし!何書き込んでるの!」 「何だよかーちゃん人のスマホ見るなよ!」 「バカ!そんなこと書いたらエアガイツ仮面が来るよ!」 「うっそだーあんなの作り話だーい、ポケモンやろーっっと」 ≪エアガイツかめんが しょうぶをいどんできた!≫ 「えっ……!?」

2014-06-10 14:59:24
六代目 @6daime

「うわ、なんだこいつ、めちゃくちゃ強…っ!?」 ≪たけしは めのまえが まっくらになった≫ 『いいしょうぶだったねたけしくん!さあ、つぎはエアガイツをやろう!』 「え、なんだこれ、タイトルにいかない」 『さあ、エアガイツをやろう!』 「リセットも効かない!?電源も…!?」

2014-06-10 15:01:54
六代目 @6daime

「たけしー!晩御飯よー!たけしー!?」 ガチャ 「あら、いないわね、遊びに行ったのかしら…あ、テレビ付けっ放しじゃない。ん?見たことないゲーム画面ね。こんなの買ってあげたかしら…ええと、エア…ガイツ…?」 Fin

2014-06-10 15:04:12

夏のエアガイツちょっと怖い?話

六代目 @6daime

「どちらまで?」 「高田馬場までお願いします」 「はい、いやー、それにしても暑いですねー」 「そうですね」 「お客さん怖い話とか大丈夫ですか」 「え、運転手さんそういうの得意なんですか?是非!」 「十年くらい前なんですけど、お客さん同じ高田馬場行の客を乗せたんですよ」

2014-06-10 15:11:47
六代目 @6daime

「ほう」 「時間も今くらいかなー。私話好きなもんでね、お客さんに話しかけたんです『高田馬場で何かあるんですか?』ってね。でも返事が帰ってこない。ああこりゃ話しかけられるのが嫌いなお客さんだったかなと思って、しばらく運転してたんですが、どうもおかしいんですよ」 「おかしいとは?」

2014-06-10 15:14:23
六代目 @6daime

「カチャ…カチャってね、なんかプラスチックをぶつけるような音が後部座席から聞こえるんですよ。気味が悪いなーと思いましてね、信号で止まった時に、振り向いたんですよ、後ろを。そしたら!」 「そしたら?」 「その客、後部座席改造してエアガイツしてやがったんですよ!!」

2014-06-10 15:16:25
六代目 @6daime

「なるほど、あの頃はテレビがなければエアガイツ出来ませんからね。そうするしかなかったんですよ。いや、申し訳ない」 「え、まさか、貴方は!?」 「申し遅れました。あの時の客、今はエアガイツ仮面です。今はほら、PSPでこの通り」 「お客さん…あんたが…あの…!?」

2014-06-10 15:19:34
六代目 @6daime

「おかげで、いいエアガイツをさせて頂きました」 「いえ、こちらもいい話のネタを頂きましたよ。そうだ、今こそ聞かせちゃあもらえませんかね、あの日の答えを」 「ええ」 「高田馬場で、何かあるんですか?」 「エアガイツが出来るんです!!」

2014-06-10 15:21:20

夏のエアガイツコピペ

六代目 @6daime

「失礼、煙草を吸っても?」 「ええ、ところであそこにゲームセンターがありますね?」 「ええ」 「あそこで稼働しているエアガイツの基盤は私が持ち込んだものです」 「え?」 「一服したらご一緒しませんか?」 「え、いや…」 「ああ、煙草なら中でも存分に吸えますよ、さあ」 「!!?!」

2014-06-11 14:19:56

夏のエアガイツ婚

六代目 @6daime

「新郎よ、貴方は病める時も、健やかなる時も、新婦を愛すると誓いますか?」 「誓います」 「新婦よ」 「はい(ああ、このままでは私はこの人と結婚してしまう。結局、あの人は来なかった、私を奪いに来てはくれなかった…)」 「…誓いますか?」 「……は」 「ちょっと待ったあぁぁ!!!」

2014-06-11 14:40:21
六代目 @6daime

「なんだお前は!神聖な結婚式の最中……に……うわぁぁ!?」 「あ、あああ…貴方は、貴方は」 「「「エアガイツ仮面!!」」」 「やあ、お二人さん、結婚おめでとう。ただ、君たちの誓い、足りないことがあるよね」 「え?」 「病める時も、健やかなる時も、そして、エアガイツをする時も、だ」

2014-06-11 14:42:10
六代目 @6daime

「そ、そうか、俺たちはすっかり健康状態にばかり気を取られて、一番大事な時の愛を誓うことを忘れていた!」 「そうよ!エアガイツをしている時こそ、愛を忘れてはいけない時!」 「では、改めて、病める時も、健やかなる時も、貴方たち二人はエアガイツを愛しますか?」

2014-06-11 14:44:19
六代目 @6daime

「「はい!」」 「はい!!!」 「ははっ、エアガイツ仮面さんの返事が一番大きいや」 「おっと、これは失敬、そうだ、入口の外に変な男がいたから、追い払っておいたよ」 「まあ、怖いわ」 「大丈夫、君のことは俺が守るよ」 「そして、エアガイツは私が守る」 「「「アハハハハ」」」 fin

2014-06-11 14:45:55

ちなみにエアガイツ聖地のひとつである
高田馬場ミカドでは結婚式を行うことが可能らしい

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1405/30/news055.html

夏の洒落にならないほど怖いエアガイツの話集めてみないか?

六代目 @6daime

洒落にならないほど怖いかって言われると微妙かもしれないんだけど俺と友人が体験した話。 俺(バカ)と、友人R(バカ)は夏休みのある日、肝試ししようぜ!ってことになってある場所に向かったんだ。 そこはうちの親とか、学校の先生が絶対に行くなって言ってた場所なんだけど、まあ逆効果よな。

2014-06-11 15:25:10
六代目 @6daime

その場所っていうのが、とある建物なんだけど、毎晩そこからなんか悲鳴みたいな声が聞こえるっていうんで、学校でも話題のスポットにはなってたんだが、親や教師を恐れてか誰も行きたがらなかった。なんでも古いものが沢山置いてあって、帝に関係があるとかいう話だけは噂になってた。

2014-06-11 15:25:28
六代目 @6daime

で、俺とRはある日の夕方、学校が終わってからそこに行ったんだけど、もう入る前から明らかにおかしいんだよ。 だってさ、今って2014年だろ? ポケモンはXYだし、スト2はウル4、サムスピはパチスロになって帰ってこない。 そんな時代に「新作、侍魂64稼働!」って書いてあるんだぜ

2014-06-11 15:25:47
六代目 @6daime

俺はもうこの時点で完全にビビってRに帰ろうって言ったんだけど、Rは頑なに聞かず、一人でその中に入っていっちまったんだ。 俺は放ってはおけないから、引っ張り出すために慌てて後を追ったんだけど、もう遅かった。 Rは一角に置いてあるそれを見つめて、動かなくなっちまってたんだ。

2014-06-11 15:26:15
六代目 @6daime

いくら声をかけても返事がない。そしたら、俺らの後ろから急に声が聞こえてきたんだよ。 「君たち、エアガイツに興味があるのかい? 俺はその声に驚き主を確認もせずにそこを飛び出し、家に帰ると布団で震えてた。 最後に目にしたのは、怪しい人影からワンプレイ奢ってもらってるRの姿だった。

2014-06-11 15:27:01
六代目 @6daime

その後、怖くなった俺は親にあの場所に行ったことを話した。 すると普段あまり怒らない親父が見たこともない形相で 「お前!ミカドに行ったのか!!」 って怒鳴りつけてきた。 「あそこにいるエアガイツ仮面に目をつけられたら、もう戻れない」 とも 「Rのことはもうあきらめろ ともいわれた。

2014-06-11 15:27:55